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アーカイブと保有

組織内に行き交う電子メールの量が増大し続ける中、この情報を体系的にアーカイブする必要性の優先度が高まっています。アーカイブすることで、ユーザーのメールボックスに空き容量ができ、パフォーマンスが向上するため、電子メール環境が改善されます。アーカイブは、電子メールの管理と検索が容易になるため、組織がコンプライアンスおよび電子的な法廷開示に対応するうえでも役立ちます。こうしたニーズに対応するため、Exchange Server 2010 では、高度なマルチメールボックス検索、保管時の改ざん防止、きめ細かい保有ポリシーなど、強化されたメールボックス機能と統合されたアーカイブの新機能を搭載しており、包括的なソリューションを提供します。導入や使用が簡単なこのビルトイン機能により、組織は別のアーカイブ ソリューションへの依存を軽減でき、法的プロセスやコンプライアンス プロセスを簡略化できます。

機能説明

個人用アーカイブ: ユーザーのプライマリ メールボックスに関連付けられている追加メールボックスが個人用アーカイブとして、Outlook のプライマリ メールボックス フォルダーの横に表示されます。ユーザーは、プライマリ メールボックスにアクセスするのと同じようにアーカイブ内の電子メールに直接アクセスできます。ユーザーは、PST ファイルを個人用アーカイブにドラッグ アンド ドロップできるので、オンラインで簡単にアクセスでき、組織は効率的に証拠開示に対応できます。また、ユーザーは保有ポリシーを使用して、プライマリ アーカイブから個人用アーカイブに自動的に電子メール アイテムを移動でき、プライマリ メールボックスのサイズを小さくしてパフォーマンスを向上させることができます。さらに、ユーザーは Outlook を使用して、個人用アーカイブとプライマリ メールボックスを同時に検索できます。

保有ポリシー: メールボックスにある特定のアイテムまたはフォルダーに保有設定を適用します。ポリシーは、Exchange 管理者が構成し、各電子メール内部に表示され、ヘッダーには適用されたポリシーと削除日が記載されています。このヘッダー情報によってエンド ユーザーは簡単に電子メールの有効期限を確認でき、電子メールをさらに長期間保有する必要がある場合は、新しい有効期限ポリシーを適用することできます。管理者も、メッセージをプライマリ メールボックスからアーカイブに自動的に移動するよう既定のポリシーを設定できます。

マルチメールボックス検索: 電子メール、添付ファイル、予定表アイテム、タスク、連絡先や IRM で保護されたファイルなど、メールボックス アイテムを対象に、複数のメールボックスを検索できます。マルチメールボックス検索は、使いやすいコントロール パネルで、プライマリ メールボックスと個人用アーカイブの両方で同時に機能します。これにより、権限を与えられた人事、法律、およびコンプライアンスのユーザーは、IT 部門に頼らずに検索を実行できます。法廷証拠開示の目的では、検索で見つかったメールは、管理者の定義に従って、詳細調査のために指定されたメールボックスまたは外部記憶装置にコピーおよび移動させることが出来ます。高度なフィルタリング機能では、送信者、受信者、有効期限ポリシー、メッセージ サイズ、送信/受信日、cc/bcc や、通常使用される表現などでフィルタリングできます。

保管時の改ざん防止: プライマリ メールボックスと個人用アーカイブの両方から、削除および編集されたユーザーのメールボックス アイテム (電子メール、会議出席依頼、タスクなど) を直ちに保管します。訴訟時の改ざん防止は、個々のメールボックスにも企業全体にも設定でき、メールボックスに改ざん防止がかけられたことを自動的にユーザーに通知するオプションもあります。