この 10 年間、従業員はどこからでも電子メールにアクセスできるよう求めるようになってきており、Web を通じたビジネス コミュニケーションのニーズが増大しています。また同時に、ユーザーはインターネットにアクセスするために多様なプラットフォームを選択しており、常にさまざまな形式のコミュニケーション (IM、電子メール、ボイス メール、RSS、SMS、など) を把握し、増加する全体的な情報を管理するための新しいテクノロジーに直面しています。
Exchange Server は、常に最先端のテクノロジーを提供して、ユーザーが受信する大量のメッセージの管理を支援しています。AJAX テクノロジー (最新の Web ベース アプリケーションの基盤) の導入からボイス メールや電子メールなど複数の通信モードの統合まで、Exchange はユーザーが大量のコミュニケーションを管理できるよう支援して、インターネットのどこからでも利用できるユニバーサルな受信トレイに統合しています。
電子メール、ボイス メール、インスタント メッセージ、SMS テキストメッセージなどを 1 か所に集約して、任意の主要 Web ブラウザからアクセスできるようにすることで、革新のサイクルを継続しています。Outlook Web App は、個々のメッセージとしてではなく、テーマのコンテキストでコミュニケーションを表示できるようにすることで、ユーザーが毎日受信する膨大な数にのぼるメッセージを処理しやすくするために作成されたもので、これにより Web から多機能な Outlook 環境を利用できるようになります。
電子メールのみが職場のコミュニケーションだった時代はとうに過ぎ去っています。Exchange Server 2010 では、プレゼンス データを表示することで、相手がコンピュータの近くにいるかどうかを確認できるため、電子メール、電話、インスタント メッセージ、SMS テキスト メッセージのいずれを使用すべきか判断でき、そのすべてを Outlook Web App 内から直接実行できます。ユーザーは、最も都合がよい通信手段を使用して、すべてのメッセージを 1 か所で受信できるので、取得、アーカイブ、検索を容易に行えます。
機能説明
テーマ ビュー:
1 つのテーマのメッセージをグループ化することで、新しいテーマ ビューでは、最新メッセージや一連の応答を迅速に特定できます。個別の電子メール メッセージがメールボックスの別のフォルダーにあっても、テーマ ビューは常に保持されます。Exchange は、メッセージのグループ全体を 1 つのテーマとして処理し、ひとまとめにした管理、無視、移動、削除が可能です。古いテーマの一環である新しいメッセージは、このテーマを削除または無視していても、テーマに定義したフォルダーに自動的に置かれます。
複数ブラウザのサポート:
Internet Explorer、Firefox、および Safari などで高度な Outlook Web App Premium 環境が利用できます。サポートされているブラウザーの詳細は
こちらをご参照ください。
メッセージの 1 ページ表示:
Outlook Web App 2010 には複数のページはありません。すべてのメッセージは 1 ページに表示され、フォルダーがどれほど大きくても、ページを切り替えることなく、メールボックスにあるすべてのメッセージをスクロールして読むことができます。ユーザーは、メッセージにアクセスして、テーマを効率的に読み取り、探しているコミュニケーションを見つけることができます。
ニックネーム キャッシュ:
ニックネーム キャッシュは最近の送信先の電子メール アドレスを保存することにより、新しいアドレスを入力すると名前の候補リストを提示することで、ユーザーがすばやく電子メールのアドレスを設定できるように支援します。このリストは自動的に生成され、ユーザーが送信先を 1 文字入力するごとに候補を絞っていきます。Outlook Web App や Outlook Mobile などのクライアントから最近送信された電子メールの送信先のキャッシュも統合されています。
フィルター:
フィルターは、便利なドロップダウン メニューの共通オプションから簡単に適用できます。
検索:
Outlook Web App での検索は、高度なクエリによりさらに強力になりました。ユーザーは、[差出人:]、[宛先:]、[添付ファイル:] やその他の多数の検索用語を使用して、ターゲット メッセージを見つけるためのフィルタリング条件を指定できます。また、お気に入りの検索を保存してマウス クリックでアクセスできるので、情報にすばやくアクセスできます。
共有予定表や連絡先の表示:
Exchange Server 2010 に搭載された Outlook Web App では、ユーザーは共有予定表や連絡先を表示して、組織内外のユーザーのスケジュールや空き時間を確認できます。
ステータスの表示/設定:
Outlook Web App では、ユーザーの連絡先リストがカラフルなインジケーターで表示され、連絡先とチャット可能かどうかを判断できます。このプレゼンス ステータスは、必要な情報を取得するための最善のコミュニケーション手段を示します。ユーザーは相手のステータスを確認でき、自分のステータスも設定できるので、ネットワーク上の他のユーザーはチャットが可能かどうかを判断できます。
インスタント メッセージ (IM):
Outlook Web App では、クライアント内にインスタント メッセージ機能を搭載しました。管理者は、この機能を Office Communications Server (オンサイト) に接続するか、Windows Live Messenger Service (ホスティング) に接続するかを選択できます。他のユーザーのステータスを確認することで、従業員は電子メールを送信するべきか、迅速な応答を得るために IM を送信するべきかを瞬時に判断できます。
SMS 同期:
Exchange ActiveSync® Outlook および Outlook Web App から SMS テキスト メッセージを送受信できる機能を搭載しました。EAS 経由でユーザーのモバイル デバイスに送信された受信メッセージは、通常の SMS メッセージの場所でも、電子メールの受信トレイでも確認できます。