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概要

現在、コスト効率と柔軟性に優れたコミュニケーション ツールがこれまでになく求められています。Microsoft Exchange Server 2010 は、管理の簡素化、通信保護の強化、モビリティの強化に対するユーザー ニーズへの対応に役立つ機能を提供して、かつてないレベルの信頼性とパフォーマンスの達成を支援します。

マイクロソフトのユニファイド コミュニケーション ソリューションの基盤である Microsoft Exchange Server は、柔軟性と信頼性を兼ね備えたプラットフォームです。メッセージング コストを 50 ~ 80% 削減し、どこからでもビジネス コミュニケーション機能にアクセスして生産性を高めることができる上に、リスクの管理に役立つ保護機能やコンプライアンス機能によってビジネスの安全を確保することができます。

柔軟性と信頼性に優れたプラットフォームで IT コストを削減

常に変化するビジネスの状況に合わせて IT インフラストラクチャを最適化するというのは、敏捷性が必要な困難な課題です。これを達成するには、信頼性が高く選択肢が幅広いソリューションに投資することが不可欠です。Exchange Server 2010 は、組織固有のニーズに合わせて展開をカスタマイズする柔軟性を備えており、ユーザーによる電子メールの常時使用を可能にする簡単な方法を提供します。

この柔軟性と使いやすさは、Exchange の基盤であるコア プラットフォームの最新技術により実現されています。これらの最新技術によってパフォーマンス、拡張性、および信頼性がさまざまな面で向上し、その一方で総保有コストが 50 ~ 80% 削減されます。

  • 高可用性と障害回復を強化するための新しい統合アプローチにより、ビジネスの継続性を高めるための複雑さやコストを最大 80% 削減しつつ、かつてない信頼性を得ることができます。データベース可用性グループやオンラインでのメールボックスの移動などの新機能により、使い慣れた Exchange 管理ツールを使用してデータベース レベルのレプリケーションやフェールオーバーを行い、より簡単かつ確実にメールボックスの復元力を高めることができます。また、ストレージハードウェアの選択肢が広がり、組織固有のビジネス ニーズやテクノロジ ニーズに合わせて Exchange インフラストラクチャをカスタマイズできるようになっている一方で、全体的なストレージコストを 50 ~ 70% 削減できます。ストレージの選択肢は、従来のストレージ エリア ネットワーク (SAN) から低コストなデスクトップ クラスの直接接続型ストレージ (DAS) に及びます。メールボックスの容量が拡大したため、従業員は業務に必要な情報にすばやく効率的な方法でアクセスできます。データサイズを指定された限度内に抑えるために、時間をかけてメッセージを削除したり受信トレイを管理したりする必要はありません。

    メールボックスの復元力についてはこちらをご覧ください。
  • Exchange 2010 の管理面のメリットは、組織の IT スタッフの負荷を低減して時間を節約し、運用コストを 15 ~ 20% 削減できることです。新しい役割ベースのセキュリティー モデル、セルフサービス機能、および Web ベースの Exchange コントロール パネルにより、ユーザーに完全な管理権限を与えたりヘルプデスクへの問いあわせを増やしたりせずに、共通または固有のタスクをユーザーに委任することができます。

    管理ツールの詳細についてはこちらをご覧ください。

どこからでも可能なコミュニケーションでユーザーの要望に対応

ビジネスの成功は、テクノロジ ソリューションによりユーザーの生産性を高めることができるかどうかにかかっています。Microsoft Exchange Server 2010 では、事実上すべてのプラットフォーム (Web ブラウザ、またはより多くのことが可能なデバイス) からすべての通信手段 (電子メール、ボイス メール、インスタント メッセージなど) に安全かつ自由にアクセスできるため、コスト効率が向上します。

ユーザーの業務は多くがメールボックスを通じて行われますが、受信トレイに出入りする情報がかつてなく増加しているため、生産性や収益性に影響が及んでいます。Exchange Server 2010 の拡張機能を使用すると、ユーザーの生産性が高まり、以下の高度な機能によってユーザー間のコラボレーションおよびビジネス パートナーとのコラボレーションがさらに簡単になります。

  • 時間の節約につながる受信トレイ管理ツール。ユーザーは毎日の通信情報を整理して優先順位を付けることができます。Exchange 2010 には、受信トレイのあらゆる場所にあるメッセージを自動的にスレッドに振り分けるテーマ ビュー、電子メールの宛先の間違いや配送不能メッセージになる可能性について電子メールを送信する前に詳しく知らせる MailTips などの拡張機能があります。インスタント メッセージング (Microsoft Office Communications Server 2007 R2) と Outlook® Web App の SMS テキスト メッセージングのサポートが統合されたため、ユーザーはさまざまなコミュニケーションツールを自由に使用することができ、どこからでも Web クライアントにログインできます。

    Outlook Web App の詳細についてはこちらをご覧ください。
  • 受け取ったボイス メッセージをテキストに変換してプレビューするなどの Exchange のボイス メール機能拡張や、ボイス メール メニューや呼び出し処理ルールをユーザーが作成してカスタマイズし、呼出側に正しい優先順位をつけることができる柔軟性。これらによってボイス メールの操作性が変化しています。従来のシステムを、機能が拡張された Exchange ボイス メールに置き換えることで、ボイス メールにかかるコストを 50% 削減できます。

    ユニファイド メッセージングによるボイス メールの詳細については、こちらをご覧ください。
  • モバイル デバイスの業界標準であるデスクトップの Outlook、Web ブラウザの Outlook Web App、および Exchange ActiveSync の 3 つの画面を使用できる最高のユーザー エクスペリエンスが実現しました。Exchange Active Sync の組み込み機能を使用すると、セキュリティー保護されたモバイル メッセージングのコストを削減することができ、その一方で、ユーザーを iPhone、Windows Mobile、Blackberry など事実上すべてのスマート フォンでサポートできます。

    モビリティの詳細についてはこちらをご覧ください。

保護機能とコンプライアンス機能によるリスク管理

ユーザーの電子メール インフラストラクチャにアクセスするアプリケーションやデバイスの数は急速に増えています。そのため、電子メール ソリューションを選択する際に業務上重要な電子メール データの保護を考慮することが以前よりもいっそう重要になっています。組織には、規制に関することから内部組織統制にいたるまで、電子メールを保護しアーカイブする多くの理由があります。Exchange 2010 では、プロセスの単純化と自動化に重点を置いた、情報の保護、制御、およびコンプライアンスのための統合ツールを提供しています。

  • 新たに統合された革新的な電子メール アーカイブ機能によって、ユーザーや IT スタッフがわかりにくい操作に煩わされることなく電子メール データを保存できるツールが提供されます。これに加えて Exchange ストレージ アーキテクチャにより提供される柔軟性を活用することで、個人がアーカイブしている社内の電子メール データを Outlook と Outlook Web App の両方の画面でシームレスに管理できます。

  • 新しいアイテム保持ポリシー フレームワークにより、IT スタッフは電子メール データの有効期限とアーカイブの定義、展開、自動化を行うことができます。IT スタッフが設定した既定のポリシーに加え、ユーザーはアイテム保持ポリシーを選択して個別のメッセージやフォルダーに適用することができます。また、Exchange 2010 では、ユーザーによる電子メール データの編集または削除を保持して保留する、新しい法的な保持ポリシーが追加されました。新たな Web ベースのマルチメールボックス検索機能を使用した、簡略化された電子検出プロセス。この使いやすい機能は、完全な管理権限を与えずに、コンプライアンス担当者のようなスペシャリスト ユーザーに委任することができます。

    アーカイブ、保持、および検出の詳細については、こちらをご覧ください。
  • 新しいトランスポート保護ルールは、機密性の高いビジネス情報の保護に役立ちます。メッセージ コンテンツ標準の範囲に基づいて、電子メール メッセージとボイス メール メッセージの送信後に Information Rights Management (IRM) ポリシーをそれらに自動的に適用できます。

    情報の保護と管理の詳細についてはこちらをご覧ください。

ソフトウェア プラス サービスへの最適化

Exchange Server 2010 のコア部分は、マイクロソフトのソフトウェア プラス サービス戦略に沿って設計され、開発され、テストされています。したがって、お客様は Exchange 2010 を使用した自社展開、マイクロソフトによる Exchange Online を使用したホスティング サービス、またはそれらのシームレスな組み合わせのいずれかを選択できます。ユーザーによる操作の中断や変更を発生させずに、自社展開、ホスティング、クラウド ベース、およびそれらを併用したソリューションを、いつどのように活用するかを選ぶことができるのです。