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新機能

Microsoft Exchange 2010 は、管理の簡素化、通信情報の保護に加え、ビジネスのモバイル性の向上を望むユーザーの要望を満たして、これまでにない信頼性とパフォーマンスを実現します。展開およびストレージの新しいオプション、拡張された受信トレイ管理機能、ビルトイン電子メール アーカイブ機能によってコストを削減し、業績を向上できます。

柔軟性と信頼性

Exchange Server 2010 の社内設置、Exchange Online を使用したホスティング サービス、または社内設置とホスティング サービスをシームレスに統合した展開からお選びいただけます。マイクロソフトのソフトウェア プラス サービスでは、ユーザーの操作性を中断または変更することなく、お客様のスケジュールで社内設置オプションとホスティング サービス オプションの柔軟性と機能を活用できるよう取り組んでいます。

高可用性と障害復旧に簡素化されたアプローチを採用し、拡張された管理ツールと組み合わせることで、これまでにない信頼性を実現してビジネスの継続性を後押しします。Exchange 2007 で開発された連続レプリケーション テクノロジーに基づいて構築されたこれらの機能は次のことを実現します。

  • 複雑でコストのかかるクラスター化およびサードパーティ製データ レプリケーション製品の導入を必要とせずに、Exchange で完全な冗長性を実現

  • メールボックスのデータベース レプリケーションとフェールオーバーをわずか 2 台のサーバーまたは地理的に分散したデータセンターを使用して自動化

  • 最高 16 の Exchange で管理されたメールボックス データベースのレプリカを使用して可用性と短時間の復旧を維持

  • "電子メール サーバー間でメールボックスを移行する場合に中断を最小限に抑え、スケジュールに合わせて営業時間中でも移行と保守の作業を実施可能

  • "電子メール フローを他の利用可能なルートでインテリジェントにリダイレクトする新しく搭載された冗長機能が、トランスポート サーバーのアップグレードまたはエラーによる電子メールの損失を保護

ヘルプ デスクとユーザーの負担を低減することで大幅に生産性を向上し、コストを削減できます。今回、新しいセルフサービス機能の開発に積極的に取り組み、一般的なタスクをヘルプ デスクに問い合わせることなくユーザーが実行できるようにしました。この機能により次のことが実現されます。

  • 例えば、IT 担当者に問い合わせることなく連絡先情報を更新し、電子メール メッセージの配信受信情報を追跡

  • 一般的なヘルプ デスクのタスクに使いやすい Web ベース インターフェイスを提供

  • 新しい Exchange の役割ベースのアクセス制御モデルを活用して、専門分野のユーザーに、管理者に要請することなく特定のタスクを実施できる権限を付与 (例えば、コンプライアンス担当者に複数のメールボックスを同時に検索する権限を付与など)

どこからでもアクセス可能

最新の Exchange リリースでは、コミュニケーション データに一元的にアクセスできるように機能が拡張されています。また、ユーザー間およびビジネス パートナーとのコラボレーションも簡単になりました。次のような機能が強化されています。

  • デスクトップ、Web、モバイル デバイスにまたがる Outlook のフル活用を実現 (Apple Safari や Mozilla Firefox などのブラウザ用のOWA サポートを含む)

  • 電子メール、ボイス メール、インスタント メッセージ、テキスト メッセージへのアクセスを統合して、どこからでも最適な通信方法を選択可能

  • Exchange ActiveSync により、Windows Mobile の快適な利用をはじめ、事実上すべてのモバイル デバイスへのネイティブ サポートを追加

  • 社外のビジネス パートナーと空き時間情報を共有して、共有するプレゼンス情報の詳細レベルを選択することで、迅速で効率的なスケジューリングが可能

Exchange 2010 の生産性を向上する新たな機能を使用して、受信トレイを手軽に管理し優先順位をつけることができます。これにより、次のことが実現されます。

  • 会話するユーザーの自然な流れに基づいて自動的にメッセージ スレッドを整理して受信トレイのテーマ ビューを合理化

  • [送信] をクリックする前に、送信エラーや誤送信 (誤って社外秘情報を外部の受信者に送信するなど) を招く原因になるメッセージの詳細を知らせるメール ヒントを表示。さらに、受信トレイの乱雑さを排除して、無駄な手順を省き、ヘルプ デスクへの問い合わせを削減

Exchange 2010 では、従来のボイス メール システムをお使いの通信プラットフォームに統合できるユニファイド ソリューションと置換することができます。この新しいシステムを使用するとボイス メール メッセージを受信トレイで受信することができ、ボイス メール メッセージは電子メールと同じように Outlook および Outlook Web App などの使いなれたツールで管理できます。ボイス メール システムを統合および置換することで得られる次の機能でコストを削減できます。

  • ボイス メール メッセージをテキスト表示し、音声ファイルを再生することなくメッセージの優先順位を迅速に決定

  • ボイス メールのカスタマイズされた自動応答機能

  • すべての発信者がユーザーの意図するサービスを得られるように、発信者 ID および連絡先情報に基づいて発信者ごとまたはグループごとに応答およびルーティングを作成するツール

  • Outlook Voice Access を使用して約 30 か国語で受信トレイ全体 (電子メール、予定表、連絡先など) を電話で操作

保護およびコンプライアンス

Exchange 2010 には、高度な複数のメールボックスを対象とした検索機能、アイテム レベルでの保有ポリシー設定、および保管時の改ざん防止のインスタント設定など、統合された電子メール アーカイブ機能が新たに搭載されました。この機能により、コンプライアンスと法的開示の問題に対処できます。管理者はアーカイブすべてを一元管理でき、ユーザーは日常的な受信トレイの管理でなじみのある方法で、アーカイブ メールに直接アクセスできます。これらの機能により次のことが可能になります。

  • 大きな Outlook データ ファイル (PST) を PC から Exchange に移動して、管理と法的開示に効率的に対応

  • 新しい一元的に定義可能な保有ポリシーで電子メールの分類を簡易化し、メッセージ単位またはフォルダー単位でポリシーを適用

  • 使いやすい Web ベースのインターフェイスまたは役割ベースのアクセス制御から、複数のメールボックスを対象とした検索が可能。人事担当者やコンプライアンス担当者は対象を絞った検索が行えます

Exchange 2010 では、情報保護と管理サポートも強化され、特定の送信者、受信者、またはコンテンツ属性に基づいて機密または不適切な電子メールを簡単に暗号化、モデレート、およびブロックできます。主な機能により次のことが可能になります。

  • Exchange 2010 と Active Directory Rights Management Services (ADRMS) を組み合わせることで、Information Rights Management による保護を自動的に適用して、送信先にかかわらず、メッセージ内の情報へのアクセスおよび使用を制御

  • Active Directory Rights Management Services (ADRMS) を社内に導入していないパートナーやお客様でも、IRM で保護された電子メールの受信/返信が可能

  • 管理職が電子メールを確認して送信を承諾またはブロック