クラウド サービスの導入で、いつでもどこでも情報を確認できる環境を確立し、ビジネス チャンスを拡大
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フェイス・ワン株式会社 (以下、フェイス・ワン) は、人材サービスを中心に、企業の IT 戦略をアウトソーシングで支える新進企業です。同社では、顧客企業に出向して活躍する社員も多く、情報共有の円滑化が大きな課題となっていました。また、業務拡大に伴い、システム容量の確保なども不可欠であり、それらすべてを解決できるソリューションとして、サーバーをローカルに置くことなく、拡張性やアップデート、セキュリティの確保などが図れるマイクロソフトのオンラインサービスで、クラウド コンピューティングの導入を推進。大きな成果を上げています。
<導入の背景とねらい>
業務拡大にも柔軟に対応できる豊かな拡張性と
堅牢なセキュリィ環境を低コストで実現するクラウドに着目
 フェイス・ワン株式会社 代表取締役社長 山下 光男 氏
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IT にかかわる広範なアウトソーシング事業を展開するフェイス・ワンの中でも、コアとなる事業が人材サービスです。各顧客先で業務を行う社員が多いため、相互の情報共有やコミュニケーションが大きな課題となっていました。そこで同社では、グループウェアを導入し、会議室予約やスケジュール、ワークフロー管理などを実行。一方、セキュリティの問題もあり、メールについてはグループウェアと切り離した形で運用してきました。
同社代表取締役社長 山下 光男氏は、それらの問題点を次のように語ります。
「社内の通達事項や会議の議事録、参考資料などは、メールに添付して配布してきましたが、閲覧の確認や変更履歴管理などの徹底が難しかったのも事実です。また、業務拡張に伴い、拠点拡大や人員増にも柔軟に対応し、コミュニケーションの効率化やビジネス生産性の向上を両立させてくれる、低コストのソリューションを早急に求めていました」。
そんな中、顧客の大手企業コール センターへの導入を検討する目的で、Microsoft
® Online Services (以下、マイクロソフトオンラインサービス) のデモを見学したのが、2010 年 2 月のことでした。
「マイクロソフトオンラインサービスは大手企業だけでなく、当社のような中小規模の企業でも十分に活用できると確信しました。何よりも魅力的だったのは、サーバーやストレージをローカルに設置しないで済む、クラウド コンピューティングならではの数々のメリットでした。つまり、ハードウェア導入に伴う初期コストがかからず、保守やアップデートを含めた運用負荷からも解放され、それにもかかわらず常に最新、最高の利用環境が享受できる。さらに、クラウドの向こう側にあるマイクロソフトの環境下で、セキュリティや冗長性も確保できます。コストが明確に読める点にもひかれました」(山下 氏)。
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 フェイス・ワン株式会社 ITソリューション事業部 ゼネラルマネージャー 杉田 恵美 氏
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また、同社の ITソリューション事業部 ゼネラルマネージャー 杉田 恵美 氏も、マイクロソフトオンラインサービスの活用メリットについて、次のように語ります。
「マイクロソフトオンラインサービスはブラウザー ベースでも運用できるソリューションなので、社員が常駐する顧客先のサーバーに新たなアプリケーションを載せたり、アドオンを加えたりする必要がない点が魅力的でした。お客様側のシステム環境を変更することなく、インターネットにつながってさえいれば、支給された PC 上から、ブラウザーを通じてすべての確認が行えるのは、人材サービスがメインを占める当社にとって、非常に大きなメリットです」。
<導入の経緯と効果>
移行作業は金曜の夜にスタート。
スムーズな進行で月曜の朝イチから快適に稼働成長を続けるフェイス・ワンでは目下、毎月 5 名前後の人員採用を行っており、2010 年 5 月末段階で 5 拠点に計 40 名余りの社員が在籍しています。
マイクロソフトオンラインサービスを導入するにあたり、本社の管理スタッフや各部門のリーダーなど合計 11 名は Microsoft
® Exchange Online、Microsoft
® SharePoint
® Online、Microsoft
® Office Live Meeting、Microsoft
® Office Communications Online という 4 つの機能から構成される Microsoft
® Business Productivity Online Standard Suite (BPOS) を選択。その他の社員は Exchange Online と SharePointOnline に機能を限定した Deskless Worker Suite の導入となりました。
Deskless Worker Suite のユーザーは、ファイルの閲覧のみ可能で更新することはできません。SharePoint Online の特性を生かした工夫を施すことで、情報漏えいや不慮の流失事故を事前に防ぐことが可能となり、内部統制への取り組みも強化されました。
「これまでもセキュリティには注意を払ってきましたが、グループごとのフォルダー設置や、PC サーバー上のセキュリティ設定など、作業が煩雑でした。今回、Active Directory
® の活用により階層管理が自在になったので、基幹系のフォルダーだけを残して、情報系は SharePoint Online 上で展開しながら、必要な者だけが必要な情報にアクセスできるしくみを築きました。交通費の申請や精算なども各自で行えるようになり、中間業務に伴う手間やタイムロスも解消しました」(山下 氏)。
さらに同社では、SharePoint Online で提供される各サービスのポータル画面を作成。ログイン画面には、フェイス・ワンのロゴ マークをあしらいました。
「顧客先への出向者が多い業態ですから、定着率向上やモチベーションアップを図るには、社員のロイヤリティをいかに築くかを考える必要があります。SharePoint Online のポータルサイトは、フェイス・ワンの一員としての意識の醸成という意味で、とても役立っています」(山下 氏)。
これまでのグループウェアでは別立てで運用されていたメール環境も、今回の導入を機に Exchange Online に統合されました。
「当社では、外部のレンタル サーバーを利用していましたが、旧来のメール環境からの移行作業も金曜の夜に始めて、月曜の朝イチから問題なく稼働しました。社員には事前にアナウンスしていましたので大きな混乱もなく、スピードといい、手間のかからなさといい、すべてがスムーズでした」(杉田 氏)。
<今後の期待と展望>
外出先からでもスマートフォンで情報をキャッチ。
コミュニケーション ツールとしての可能性に期待フェイス・ワンでは創業以来、社員の自律性の下に、帰社日にさまざまなテーマ設定による勉強会を実施しており、最近では『BPOS の操作説明』というテーマでの自主講義もあったといいます。
「概要説明や資料の配布をはじめ、アンケートの配布、回収、集計、発表なども、今はすべて SharePoint Online で行っています。メール添付の形で行っていたときは、変更に伴う履歴管理に混乱を招きがちでしたが、そういった問題も解消されました」(杉田 氏)。
「顧客先企業の方が当社の社員のために行ってくださる貴重な講演なども、今後は映像としてアーカイブし、SharePoint Online でいつでも閲覧できる、そんな E ラーニング的な活用も図っていきたいですね」(山下 氏)。
また、モバイル環境から自在にアクセスを図れる点もマイクロソフトオンラインサービスのメリットの 1 つです。
「ビジネスはタイミングが生命です。その意味では、いつでもどこでもすぐに見られないものは情報とはいえません。私は、移動中や外出先からでもスマートフォンのブラウザーを介して、メールや資料を確認したり、指示を出したり、24 時間スタンバイ状態が可能になりました。おかげさまで、ビジネス チャンスがさらに広がったと思っています」(山下 氏)。
一方、Office Communications Online の Instant Message (チャット機能) を使って、リーダーたちとコミュニケーションを図る機会も増えていると語るのは杉田 氏。今後、フェイス・ワンでは、この Office CommunicationsOnline や Office Live Meeting も活用して、社員相互のフォーラム形成や Web 会議など、さまざまな場面で展開していく考えです。
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