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株式会社日立システムズ

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掲載日: 2011 年 7 月 1 日

高品質・高信頼なデータセンター ソリューションとして、Windows Azure Platform に対応した、ハイブリッドなクラウド統合監視サービスを、驚くべき低価格で提供

App Bridge Monitor サービス概要

App Bridge Monitor サービス概要

株式会社日立システムズでは、高まりつつあるパブリック クラウド活用のニーズにいち早く対応。「開発生産性の高さ」、「グローバルへの対応」、「OS ベンダーとしての開発実績」などさまざまな観点から、"日本国内におけるパブリッククラウドの最有力" と同社が評価した Windows Azure Platform に対応したサービスとして、「App Bridge Monitor」を 2011 年 4 月から提供開始しています。

<導入の背景とねらい>
パブリック クラウド活用のメリットを最大化する統合監視サービスを、1 時間 1.25 円~という低価格で提供

株式会社日立システムズ
関西支社
第一サービス本部
本部長 鈴木 啓三 氏

株式会社日立システムズ
経営戦略統括本部
研究開発本部
研究開発センタ
主管研究員
田村 峰幸 氏

株式会社日立システムズ
経営戦略統括本部
研究開発本部
研究開発センタ
小川 涼子 氏

"Going Beyond" をスローガンとして、現状を超えた「驚きと感動を与える」価値を提供することをモットーとしている株式会社日立システムズ (以下、日立システムズ)。
同社では、数年前からクラウド サービスとオンプレミスのシステムのハイブリッド活用についてさまざまな検証を行うなど、"クラウド" という新しいテクノロジーをお客様の要望に沿って最適活用していくための取り組みを続けてきた、と同社 関西支社 第一サービス本部 本部長 鈴木 啓三 氏は話します。

「"クラウド" はホスト系のシステムからオープン系のシステムに主流が移った時にも似た大きな変化だと認識しています。当社もこれまでの実績を活かし、さまざまなクラウド対応サービスを準備しています」

そして、2011 年 4 月。日立システムズでは、マイクロソフトのパブリック クラウドである Windows Azure Platform に対応した SaaS (Software as a Service) 型統合監視サービス「App Bridge Monitor」の提供を開始しています。
これは、クラウド サービスの特長である「柔軟なリソース活用」などのメリットを最大限に引き出すためのサービスであると、同社 経営戦略統括本部 研究開発本部 研究開発センタ 主管研究員 田村 峰幸 氏は説明します。

「App Bridge Monitor は、当社のデータセンターで数百台ものサーバーを監視するために活用してきたサービスを、Windows Azure 用に拡張したもので、Windows Azure のインスタンスに常駐させたエージェントから HTTPS ベースで当社のデータセンターにある Central Unit と呼ばれる監視システムに対し、リアルタイムに詳細な監視項目を集中管理する仕組みです。
CPU 稼働率などを監視することでシステム障害に備えることはもちろん、『いつ頃』『どの』サーバーリソースがピークを迎えるかを予測することができ、パブリック クラウド活用のメリットの 1 つである『サーバーリソースの柔軟な活用』の効果を最大限に発揮することにも貢献できます」

日立システムズでは「パブリック クラウドに対するシステムの運用監視費用が高額になってしまうのは望ましくない」と考え、低料金の価格設定を模索。お客様のお申し込み窓口を Web 化してクレジットカードでの支払いに統一し、与信管理などの手間を削減。申請を受理した時点で自動的に監視区画を設定する仕組みを構築するなど、可能な限り人手を排した運用を実現し、「1 時間 1.25 円」という低価格でのサービス提供を可能にしています。

「お客様のご要望として『コスト削減』は最重要事項です。そこで、価格の目標を設定し、できる限り自動化することで対応しました。ただし、従来のデータセンター運用のように人手を介したサポートを求められるお客様もいらっしゃいますので、近々対応させていただく予定です」(田村氏)

<Windows Azure Platform のメリット>
「開発生産性」「信頼性」「グローバル対応」などパブリック クラウド サービスとして一番の可能性

日立システムズが「App Bridge Monitor」を Windows Azure Platform に対応させたのは、「日本企業のパブリック クラウド活用が進んでいくに際し、先陣を切って採用されるのは Windows Azure Platform だろう」と予想したからだと、田村氏は説明します。

「Windows Azure Platform の利点として第一に、Microsoft Visual Studio や Microsoft SQL Server など既存システムとほとんど同じ開発環境や資産を活用できることが挙げられます。また、マイクロソフトが Windows という OS を多言語で開発・提供してきた実績と信頼性があります。しかも、条件によってはクレジットカードでの支払いだけではなく、請求書払いにも対応できるなど、日本のビジネス習慣に則した対応を実現しています。
こうした理由から、日本企業におけるパブリック クラウド活用では、Windows Azure Platform が大きなアドバンテージを握っていると考えました」

「App Bridge Monitor」によって常時発信されるデータは、日本標準時間に自動的にローカライズして統計管理され、サーバーの CPU 稼働率などが、日別・月別などのグラフで表示されます。Windows Azure では、通常のサーバーとは異なり、同一の Web ロール上に複数のインスタンスを稼働させられるため、ロールごとにインスタンスを分けてリソース情報を表示させるなど、インターフェイスに関しても工夫していると、同社 経営戦略統括本部 研究開発本部 研究開発センタ 小川 涼子 氏は話します。

Windows Azure 監視項目

「統計情報は Web 経由でダッシュボードとして確認いただけるようになっています。サーバー別の稼働状況、さらに各サーバーのリソース状況が確認でき、リソース状況をクリックしていただくことで、より詳細なデータが確認できるように画面が遷移します。また、統計情報は CSV 形式で取り出して、Excel などで自由に分析・加工できるようになっています。
開発に際しては、.NET Framework で Web アプリケーションを開発してきた経験をすべて活かすことができましたので、初めに少しドキュメントを確認した程度で、後はスムーズに開発が進みました」

こうしてリリースされた「App Bridge Monitor」はサービス開始直後から数社のお客様によって活用され、安定して稼働していると言います。また、多言語・多通貨対応に関しても準備が進んでいると小川氏は続けます。

「現在の画面でも、多言語対応はできるようになっていますが、実際に他国語版を提供する際には、外貨への対応も必要となるため、別サイトを構築して準備しています。こちらも、順次リリースする予定です」

<今後の展望>
お客様により良いサービスを提供するためにラインアップを拡充

日立システムズの「App Bridge」は、"クラウド インテグレーション" に必要な機能を追加して、順次サービスの選択肢を増やしていく予定です。

■ リリース予定
・オンプレミスやパブリック クラウド (Windows Azure を含む) をまたがるバッチ処理サービス (2012 年 2 月提供予定)
・パブリック クラウドを利用するサーバーのスケール制御サービス (2012 年 3 月提供予定)

「このほか、『App Bridge Monitor』にも、SQL Azure の監視機能や、Web ロール監視、リージョン内監視など、2012 年 4 月までにかけて順次機能を拡張していく予定です」(田村氏)

最後に、鈴木氏は次のように締めくくります。

「当社では今、『グローバル』、『先進性』、『高収益性』というキーワードを掲げており、データセンターを活用した新しいソリューションを模索しています。そうした中、Windows Azure Platform を筆頭としたクラウド サービスは、まさに先進的であり、グローバルにお客様のビジネスを支えていくことのできるものだと理解しています。
今後、クラウド サービスが伸びていくに伴って、私たちがプロとして、システム構築面からアドバイスさせていただく機会も増えることでしょう。
『App Bridge』シリーズによって、Windows Azure Platform のメリットを最大化する礎を築くことができたのは、本当に良かったと思っています」

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ソリューション概要

プロファイル

株式会社日立システムズ 外部サイトへ移動するため、別ウィンドウで開きますは、2011 年 10 月、情報サービス業界において 50 年にわたる実績を持つ日立電子サービスと日立情報システムズが合併し、日立システムズとして新たにスタートしました。人と IT を融合させた革新的なサービスを、6 つのソリューションで提供しています。注目の高まるクラウド、システム構築、アウトソーシング、システムの運用・保守、そして海外進出企業の IT 環境構築など、あらゆるニーズに、ワンストップでお応えします。

導入メリット

  • Visual Studio や Microsoft SQL Server など既存の開発環境や資産を活用したシステム開発が可能
  • 全世界に OS を供給してきた実績とノウハウを有する信頼性
  • 多言語・多通貨対応も用意されており、グローバルなビジネス展開にも適応

ユーザーコメント

「当社では今、『グローバル』、『先進性』、『高収益性』というキーワードを掲げ、データセンターを活用した新しいソリューションを模索しています。そうした中、Windows Azure Platform を筆頭としたクラウド サービスは、まさに先進的であり、グローバルにお客様のビジネスを支えていくことのできるものだと理解しています。
『App Bridge Monitor』をリリースし、Windows Azure Platform のメリットを最大化する礎を築くことができたのは、本当に良かったと思っています」

株式会社日立システムズ
関西支社
第一サービス本部
本部長 鈴木 啓三 氏

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