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大阪経済大学

掲載日: 2008 年 8 月 1 日
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ソリューション概要

プロファイル
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大阪経済大学は、大阪市内に位置する都市型の経済学・経営学を中心とした大学です。人・社会・世界などと「つながる力」をモットーとし、多彩な職業人の育成を目指しています。同大学の教育理念は「人間的実学」であり、それは職業人としての具体的な知識や能力の育成と、市民としての豊かな人間性の育成を意味しています。2008 年 5 月現在、学部生 7,404 名、大学院生 141 名、卒業生数は 80,275 名。

シナリオ
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Microsoft Office Visio Professional 2007 によって、システム図やネットワーク図などの作図を補助し、本来のビジネス文書作成の習熟に専念できる。
Visio Professional 2007 を使って、Web サイトなどで利用する図版作成を簡便化する。
Microsoft Office Word 2007 と Microsoft Office Excel 2007 に加えて、Visio Professional 2007 を学習することで、さらに実務に役立つスキルの習得を図る。

ソフトウェアとサービス
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Microsoft Office Visio Professional 2007
Microsoft Windows Vista Enterprise
Microsoft Office Word 2007
Microsoft Office Excel 2007
Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition

メリット

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Visio Professional 2007 を IT 関連の教育に取り入れることで、システム図などの作図を簡便化し、本来のビジネス文書作成の重要ポイントの教育に専念できるようになります。また、Word 2007 や Excel 2007 の教育に加えて、その周辺を補完する Visio Professional 2007 の教育によって、ビジネス上不可欠な IT スキルのさらなる向上が図れます。

ユーザーコメント
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「ビジネス用ソフトウェアの本筋である Word 2007 や Excel 2007 で学んだ IT スキルを、さらに Visio Professional 2007 によって磨き、学生達に、より高い技術を身につけていってほしいと考えています」

大阪経済大学
経営学部
専任講師
下倉 雅行 氏 談
Microsoft Office Visio Professional 2007 を授業に採用し、Microsoft Office 製品の操作方法中心の授業から、ビジネス文書の作成ポイント重視の授業へ展開を図る

* *大阪経済大学
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大阪経済大学
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大阪経済大学では、2008 年 4 月に、同大学 経営学部 専任講師 下倉雅行氏が担当する各授業において、Visio Professional 2007 を導入しました。これにより、従来は Microsoft Office Word のオートシェイプを利用していたシステム図やネットワーク図などの作図を簡便化し、ビジネス文書の作成ポイントを中心とした、よりビジネス上のスキル向上を図る授業を始めています。

また、同大学では、教育研究システムの一環として、2007 年 4 月に、授業などで利用している教育用コンピュータ 1,300 台を the 2007 Microsoft Office system に、2008 年には OS を Microsoft Windows Vista Enterprise にアップグレードするなど、最新の IT 環境を整備し、全学生の IT 教育の充実を図っています。


<導入背景と狙い>
図版作成にかかる労力を低減して、楽しみながら学べる環境を構築


下倉 雅行 氏
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大阪経済大学
経営学部
専任講師
下倉 雅行 氏

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大阪経済大学では、以前より、Microsoft Office Word、Microsoft Office Excel、Microsoft Office PowerPoint などを利用したビジネス文書と各種帳票の作成や、統計処理、プレゼンテーションといった、卒業後に役立つような IT 教育を行ってきました。そのために、同大学では、インターネットを利用した情報収集や情報整理、加工など、実践的な教育を行う環境として、授業で利用する PC を 1,100 台と学生が自習するためのオープン利用 PC を 200 台整備しています。

同大学の経営学部では、そうした PC を利用し、Web サイトの画面構成図やネットワーク図、画面遷移図などの作成を通して、実践的で就職後にすぐに役立つスキルを身につける授業を行っています。そもそも文系である経営学部では、本格的なプログラミング言語による IT 教育ではなく、ほとんどがアプリケーションを利用し実際のビジネスに直結するような教育を行ってきており、その中でも Word、Excel、PowerPoint、そして Microsoft Office Access といった Microsoft Office 製品の利用が中心でした。また、プログラミングの基礎的な知識を身につけさせる Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) を利用した授業は、自宅でも復習できるような配慮もしています。そのほかにも他社製の会計専用ソフトウェアの教育など、全体を通して、企業で行われる事務処理などを想定した IT 活用を目指しています。

しかし、IT リテラシー習得の一環として行われているビジネス文書などの作成においては、Word のオートシェイプを使って作図を行った際、ずれてしまった線などを揃える手間がかかり、重要な学習の前の段階で多くの時間を割かなければなりませんでした。さらに複雑な図面を作成するような授業では、図面内で利用する部品作成に時間を取られ、多大な労力を強いられることになっていました。本来、ビジネス文書を作る際には、わかりやすい図版で、読む者が直感的に内容を把握できるような工夫が必要です。そうした実践的なスキルを身につけさせる授業が、結果として部品作成で苦労する授業となってしまっていたのです。

そこで、同大学 同学部の専任講師である下倉雅行氏は、図面作成を簡便化するためには、その専用のソフトウェアである Visio を利用するほうが望ましいと考え、2008 年 4 月からの授業に採用することとなったのです。同氏は、Visio を選択した理由として、Office 製品の他のソフトウェアとの高い親和性と、文系の学生でも操作が簡単であり、改めてオペレーション教育の必要性がないことを挙げています。また、Visio そのものの評価としては、次のように語ります。

「ブロック図などの接続点の設定が可能で、細かいフロー チャートなどを作るときにも便利です。また、コンピュータやサーバー、人の絵などのステンシルが豊富なため、自分が作りたいものがすぐにできます。さまざまな分野において必要な機能や、実務に合わせてのステンシルが、他のソフトウェアに比べて多いと感じています」。図面作成の際にも、Visio に用意されている部品をマウスでドラッグして他の部品につなぐだけで済み、触って楽しいソフトウェアでもあるため、学生が遊びながら覚えるというスタンスでの授業が可能になると考えたのです。


<導入の経緯>
社会人としての実務経験をもとに、Visio 導入の依頼を行う


下倉氏は、かつて企業のソフトウェア開発部門にプログラマーとして在籍していた経験があり、システム図やネットワーク図などを作成する際に Visio を使っていて、当時からその使いやすさや豊富な機能を評価し、非常に有用なソフトウェアであると認識していました。2007 年 4 月より大阪経済大学に赴任し、社会人としての実体験を活かした授業を行っていましたが、前述したように、Word のオートシェイプによる作図に限界を感じ、次年度のソフトウェア購入の際に Visio 導入を依頼していました。特に、Visio Professional 2007 になり、操作の容易さや必要な機能の充実など、さらに使い勝手が向上したと感じていて、授業資料作成、論文作成、発表資料作成などを通じて、同大学の情報処理センターに強く導入検討を依頼していたのです。

導入決定には、所属学部長の承認が必要なのですが、同氏の熱意が通じ、2008 年 4 月より Visio Professional 2007 を利用した授業が開始されることになりました。

実際の授業では、基本操作についても、部品をドラッグしてつなぐといった簡単な説明しか行わずに、すぐに実践的な作図を始めています。学生は何の抵抗もなく利用していて、わずか数日である程度の図版が完成したとのことでした。その中でも、同氏のゼミでは、Web サイトの画像作成や画面遷移図の作成など、より実践的な授業を展開しています。

上記のゼミだけでなく、「キャリアサポート特殊講義 (アプリケーション活用 I)」でも、地図の作成を Visio Professional 2007 で行っています。簡単な操作を教えただけで大学周辺の地図が簡単にできあがり、Word のオートシェイプを利用したときに比べて図版のクオリティも向上し、作図時間も大幅に短縮されたとのことです。今後も、この授業では各種の図面作成を行っていく予定です。そのほかにも、「情報リテラシー (応用)」という授業で今後、ネットワーク図や Web サイトの構成図などの作成に利用する予定であり、また、「経営学特殊講義 (ネット広告演習)」や「経営情報実習 II」という授業でも、積極的に利用していきたいと考えています。


<システムの概要>
2007 Office system を中心とした、IT 教育の充実した支援機能


平田 百合 氏
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大阪経済大学
情報処理センター
教育システム課
課長
e-スタジオ
(教材作成支援室)
平田 百合 氏


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大阪経済大学では、教育研究用システムとして、学生・教職員など約 7,000 人が利用する 1,300 台の PC で構成される大規模システムを、2007 年 4 月にリプレースし、Office 2007 Professional を導入、2008 年 4 月には、OS を Windows Vista Enterprise にアップグレードしました。同大学の IT 関連の授業を行う教室では、大教室に学生用 PC 100 台と教師用 1 台、中教室に合計 51 台、小教室でも合計 23 ~ 27 台と、充実した設備を誇っています。また、オープン端末室という、学生が自由に利用できる PC が合計 200 台設置された部屋もあり、自習や課題作成、就職活動などに利用されています。こうした最新の設備を学生に提供する理由は、卒業後、就職してすぐに役立つスキルを身につけさせる、実践的な教育方針にほかなりません。学生の PC 保有率が 80% を超えているとはいえ、個人が使用している Office 製品は Microsoft Office Personal Edition 2003 であることも多く、大学では PowerPoint 2007 や Access 2007 など他の多くのソフトも利用するため、こうした設備は不可欠であると考えています。こうした教育方針の下、同大学の就職率は 90% を超え、将来的に起業を目指す学生も多いとのことです。

また、教室やオープン端末室で利用する PC は、すべて Windows Server 2003 で管理されていて、学生は、Windows Server 2003 のユーザー データ管理機能である「移動ユーザー プロファイル」を利用して、どこでも自分の環境で学習を行うことができるようになっています。このような大学内のネットワークのほか、24 時間 365 日、自宅の PC からでも携帯電話からでもアクセス可能な「電脳キャンパス」として、「KEIDAI Virtual Campus (KVC)」が提供されています。この KVC では、教室変更情報や図書館の蔵書検索などの一般的なキャンパス システムのみならず、資格取得対策学習や e ラーニングによるオンデマンド学習などで自学自習をサポートしています。この KVC について、同大学の情報処理センター 教育システム課 課長である平田百合氏は、次のように語ります。

「PowerPoint で作成した授業資料などを KVC に掲示して、前もって学生がダウンロードして授業に臨めるようにしています。欠席した場合でも、その授業資料は入手可能です。また、授業のうちのいくつかはビデオ撮りして、マルチメディア教材も用意するなど、学生の自習のための十分な環境を用意しています」。

同大学では、推薦入学や 1 教科入試など、さまざまな入試制度が導入されており、そうした学生については、入学時までに e ラーニングを使って英語学習をさせるようにしているとのことです。こうした一連のシステムは、学生の将来のために、IT に限らないスキル向上を目的として、卒業単位外のところで何かできないかを模索した結果です。こうした教育方針が、Visio Professional 2007 を利用した授業にもつながっています。


Visio Professional 2007 を利用した授業の詳細

寺西 紀仁 氏
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大阪経済大学
情報処理センター
教育システム課
寺西 紀仁 氏


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Visio Professional 2007 が利用できる教室は、2008 年 6 月現在 3 教室あり、合計で 137 本導入されています。それらの教室で行われている下倉氏のゼミでは、学生を 4 チームに分け、3 チームがショッピング サイトを中心とした Web サイトを構築し、残りの 1 チームがネット広告についての調査を行っています。このようなゼミに作図は必須ですが、専用のソフトウェアは利用していません。また、Web サイトの画面遷移図を作る際には、Visio Professional 2007 の Web サイト マップ作成のテンプレートをリンク切れチェックとして利用しているとのことです。

結果、このゼミでは Visio Professional 2007 導入の 2008 年 4 月からわずか 2 か月で、学生の自主的な学習の成果として、ネットワーク図や画面遷移図、そして立体的な地図などが完成しています。

また、アプリケーション活用に関する授業では、卒業後に実務で役立つと思われる文書を Word 2007 で作り、その文書内の貸借対照表や出納帳などは Excel 2007 を、図版は Visio Professional 2007 で作図しています。今後、紙媒体だけではなく、電子文書としていかに見やすく作成するかということがペーパー レス時代に突入していく昨今、重要になっていくと予測し、Visio を含めた Office 製品を最大限に利用することを考えているとのことです。2008 年 6 月現在の、授業全体における Visio Professional 2007 の利用率は 7% 程度ですが、今後、PowerPoint 2007 で資料を作るような授業でも、そこで利用する図版なども含めて、利用率を増やしていく予定です。

大阪経済大学では、Microsoft 製品によって大学内のシステムを構築したり、授業を展開したりしています。そのことについて、同大学の情報処理センター 教育システム課の寺西紀仁氏は、「今まで、大学の教育研究システム構築の際にも、Microsoft 製品にはお世話になっていましたし、その流れはこれからも変わりません」と語ります。

ネットワーク図 (学生の制作サンプル)
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ネットワーク図 (学生の制作サンプル)[拡大図]
*立体地図 (学生の制作サンプル)
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立体地図 (学生の制作サンプル)[拡大図]
*画面遷移図 (学生の制作サンプル)
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画面遷移図 (学生の制作サンプル)[拡大図]



<今後の展望>
学生の将来設計に役立つことを目的とし、2007 Office system による授業を展開


下倉氏は、ビジネス上のスキル向上に関する Visio Professional 2007 の位置付けを次のように語ります。

「大阪経済大学では、学生達の IT スキル向上を目指し、ビジネス用ソフトウェアの本筋である Word 2007 や Excel 2007 を中心に教えています。Visio Professional 2007 は、そうした本筋の周辺を固めて盛り上げていくための非常に有用なソフトウェアだと感じています。そして、周辺を盛り上げた結果、Visio Professional 2007 を利用した学生は、他の学生に比べて少しでも高いスキルを持つようになると考えています」。

同氏は、1 年生のうちに、2007 Office system によって、学生全員が同じスキルを身につけることができる授業をしっかりと行い、そのうえで、2 ~ 4 年で自分の将来像に合った授業を取っていけるようになればいいのではないかと考えています。ソフトウェアの操作方法を学ぶだけではなく、ビジネス文書を作成するポイントを習得しながら、その中で、Visio Professional 2007 を含めた 2007 Office system がどのように使われているのかを肌で感じてほしいとのことです。同氏は、「学生たちが、自らの手でビジネス文書を視覚化し、しっかりと理解できるようになるためにも、さまざまな授業において、積極的に利用していきたい」と語ります。

そして、Visio Professional 2007 を授業に導入したもう 1 つの理由を次のように語ります。

「私自身、このソフトウェアを高く評価しています。作図面での効率化が図れたと感じていますが、その気持ちの中には、学生に Visio Professional 2007 というソフトウェアそのものの存在を知っておいてもらいたいという思いもあります。就職してから、会社で何らかのビジネス文書や図面を作ることになったとき、効率化を図り、よりよい図面を作成するために、自信を持って導入を進言できるようになってほしいと考えています」。

大阪経済大学では、今後も、多彩な職業人の育成を目指し、Visio Professional 2007 を含めた 2007 Office system を最大限に利用していくことでしょう。

授業風景 1
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*授業風景 2
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*授業風景 3
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