コミュニティ IT スキルプログラム

東北 UP プロジェクト | Tohoku UP Project

  • 東日本大震災の被災地 東北三県における就労支援プロジェクトを実施
    〜 ICT スキル習得を通した就労機会の拡大を支援 〜

東北 UP プロジェクト

プロジェクト概要

プロジェクトの目的

東日本大震災による被災地である東北三県 (岩手、宮城および福島) の被災者を対象に、IT スキル講習と就労支援を提供することによって、雇用可能性の拡大を図るとともに、より安定した就労への移行や事業の安定化を支援する。

実施体制

実施体制の図: NPO 法人「育て上げ」ネット プロジェクト事務局として●プロジェクト運営、●実施団体への運営サポート、●協力団体の調整,  日本マイクロソフト ●プロジェクトマネジメント、●プロジェクト資金・ノウハウの提供、●最新ソフトウェアの提供,  被災地の NPO 団体 実施団体として、被災者に対して●IT スキル講習の提供、●就労支援イベントへの参加促進及びフォローアップの実施

活動内容

地元の NPO 支援者が ICT スキル講習と就労支援を組み合わせて被災者に提供することで、仕事情報へのアクセスや、さまざまな仕事で必要とされる基本的な ICT スキル習得を促進し、被災者の雇用可能性の拡大、ひいては地域経済の活性化を図る。

  1. ICT スキル講習のカリキュラム・テキストの開発
  2. 支援を行う NPO への IT 講師養成研修の実施
  3. 被災者への Windows 7、Office 2010 を主体とした ICT スキル講習の実施
  4. プロジェクトのポータル サイトを通したプロジェクトのトレーニング マテリアルの提供
  5. アドバイザリー・ボードの設置と運営
  6. 自治体・民間による就労出口施策との連携

活動開始時の目標 講習人数 総数 500 名 求職者の就労率 30% プロジェクトの成果 受講修了者数: 840 人 うち求職者数: 493 人 うち進路決定者数: 232 人 (約 47%)

※上記数値については 4 月時点の数値となり、SROI 集計時とは異なります。

プロジェクト期間

2012 年 1 月 1 日〜 2013 年 3 月末

プロジェクトの成果 (SROI 報告書より抜粋)

IT スキル講習受講による受講者の就労達成の総便益 (プロジェクトの成果を貨幣換算化した金額) : 82,032,000 円
投資額に対する付加価値: 4.84 倍
成果につながる変化として最も付加価値が大きかった成果: 「IT スキル向上の結果、仕事の分担による生産性の向上」
(貨幣換算化すると 21,706,000 円)

※ SROI (社会的投資収益率) = 貨幣価値換算された社会的価値 ÷ 投入された費用
貨幣価値換算された社会的価値・・・当該事業によって就労を実現した対象者が獲得した賃金等
投入された費用・・・人件費等の事業経費

受講者総数 IT 講習受講者 392 人 受講者内訳 一般受講者 249 人 無業者 166 人 有業者 83 人 臨時雇用職員 143 人 受講者の成果につながる変化 ハローワーク等で就職相談をした 52% 就労支援サービスを受けた 20% 就職が決まった 18% ※ 上記は受講 2 か月後のアンケートの集計結果 事務作業が早くなった 84% ミスが少なくなった 68% 他の人と仕事が分担できるようになった 68% 応募できる職種の範囲が広がった 58% 今より条件の良い転職が可能になった 29% 事務作業が早くなった 78% ミスが少なくなった 64% 他の人と仕事が分担できるようになった 64% 応募できる職種の範囲が広がった 62% 今より条件の良い転職が可能になった 41%

本プロジェクトの第三者評価機関であるビズデザイン株式会社より、震災から 2年目という早い段階で、理念的に語られることの多い、企業・NPO・行政の連携を「コミュニティ」や「雇用」に関わるソフト事業として遂行し、成果を挙げられた意義についてご評価をいただきました。
更に、成果につながった最も大きな付加価値としてあげている「IT スキル向上の結果、仕事の分担による生産性の向上」の点についても、長期的な復興のために意義の深い旨をご講評いただきました。
本プロジェクトを通じて、復興に携わる NPO 団体内に ICT 講師の人材育成を行い、プロジェクト終了後も地域の NPO が独自に事業を継続できる仕組みをつくることができました。
※本プロジェクトの第三者評価 (ビズデザイン株式会社) については こちら 新規ウィンドウが開き、社外サイトへリンクされますをご覧ください

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