Microsoft Innovation Center Report 2010-2011 vol.9

2011 年度マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラム始動

公開日: 2011年3月11日
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2011 年 2 月 21 日 大手町テクノロジー センター

本年度も 2 月から、マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラムを開始。マイクロソフトでは採択された企業に対して、各自治体や各地域の情報産業協会などと連携しながら、1 年間の技術支援およびマーケティング支援を実施しています。2 月 21 日には、選定企業によるキックオフ ミーティングを実施。プログラムの内容説明をはじめ、大手町テクノロジー センター内のマイクロソフト イノベーション センターについてもご紹介しました。

トピック
2011 年度マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラム選定企業 2011 年度マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラム選定企業
技術支援プログラムとマーケティング効果を活用するコツ 技術支援プログラムとマーケティング効果を活用するコツ
2010 年度選定企業が実感した、マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラムの効果 2010 年度選定企業が実感した、マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラムの効果
ベンチャー企業の皆様とともに、大きな飛躍を遂げる一年とするために ベンチャー企業の皆様とともに、大きな飛躍を遂げる一年とするために
提供されるプログラム 提供されるプログラム

2011 年度マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラム選定企業

2011 年度マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラムには、以下の地域と企業の皆様が選定企業および準選定企業として採択されました。

写真イメージ : 選定企業のみなさまと加治佐 俊一

マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラム
地域 選定企業 (代表者名) 準選定企業

山梨県

株式会社ジインズ (代表取締役 廣瀬 光男)
株式会社シップス (代表取締役 長田 達彦)
株式会社ネクストビジョン (代表取締役 高山尚文)

小川 高広

岡山県

株式会社アイ・コン (代表取締役 石原 康司)
株式会社情報スペース (代表取締役 下花 剛一)
株式会社ハートバード (代表取締役 井上 きよみ)
コンテンツ株式会社 (代表取締役 小野 博)

エーワイ・システム (代表 吉田 昭雄)
株式会社アリオンシステム (代表取締役 山本篤憲)

沖縄県

株式会社 MIS 沖縄 (代表取締役 山川 朝教)
株式会社リューシス (代表取締役 齋藤 孝春)

Able R&D (エイブル技術研究所) (代表 幸村 敏充)
株式会社さびい (代表取締役 山口 伸弥)

技術支援プログラムとマーケティング効果を活用するコツ


* 世界に羽ばたくようなソフトウェア開発企業を目指してください。日本マイクロソフトと一緒になって、これからの日本の IT 業界を支えていきましょう。 *
長井 伸明
(日本マイクロソフト株式会社 デベロッパー & プラットフォーム統括本部 ビジネス インキュベーション (LSE) シニア マネージャー)

日本マイクロソフト株式会社では、国内発のイノベーション創出に向けて、学生支援、スタートアップ企業支援、地域産業振興という 3 本柱を軸に、マイクロソフト イノベーション センターが中心となって、企業市民活動を行っています。マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラムは、地域産業振興およびスタートアップ企業支援の 2 つの目的への効果を考え、各自治体および各地域の情報産業協会などとの連携により、2003 年より提供しているプログラムです。

「IT ベンチャー企業の皆様の活動をご支援するプログラムには、自治体の皆様と協働でご提供しているマイクロソフト IT ベンチャー支援プログラム、スタートアップ企業をサポートする Microsoft BizSpark、素晴らしいソリューションを提供された企業様を表彰する Microsoft Innovation Award などがあります。Microsoft BizSpark には皆様にもご登録いただき、マイクロソフトの開発環境をすぐにご利用いただけます。また、過去の Microsoft Innovation Award 優秀賞には、マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラムの選定企業様や Microsoft BizSpark 会員企業様もノミネート。本日、お集まりの皆様にも、ぜひチャレンジしていただき、世界に羽ばたくようなソフトウェア開発企業を目指してください。日本マイクロソフトと一緒になって、これからの日本の IT 業界を支えていきましょう」長井 伸明 (日本マイクロソフト株式会社 デベロッパー & プラットフォーム統括本部 ビジネス インキュベーション (LSE) シニア マネージャー)

マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラムでは、開発環境および技術サポートの提供による技術支援だけでなく、マーケティング面でのご支援も提供します。マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラムのロゴをご活用いただけるとともに、選定企業様の企業情報および提供ソリューションは、マイクロソフト イノベーション センターの活動レポートおよび Web サイトで紹介。有償カンファレンスや米国本社研修ツアーにも招待され、国内外のマイクロソフト社員やパートナー企業様への露出の機会も提供します。

「米国本社研修ツアーでは、社内のカフェテリアで食事をとるなど、必ず、社員とコミュニケーションできる機会も用意しています。過去には、カフェテリアでゲリラ的にデモを行い、米国本社社員から好評を受けた選定企業の方もいらっしゃり、現在では、アメリカの展示会でも製品を紹介するようにもなられています。このように、ご招待するイベントや研修の機会は、最新のテクノロジやマイクロソフトのロードマップに触れていただくだけでなく、マーケティング効果も実感いただけるようにご活用いただければ幸いです。」長井 伸明 (日本マイクロソフト株式会社 デベロッパー & プラットフォーム統括本部 ビジネス インキュベーション (LSE) シニア マネージャー)

写真イメージ : 長井 伸明    写真イメージ : キックオフ ミーティングの様子

2010 年度選定企業が実感した、マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラムの効果


* 昨年度の選定企業として、一番効果を実感できたのは、認知度と信頼度の向上。また、皆様と情報交換をする中で、新しいビジネスの機会を得たり、新しいヒントが生まれたりすることもあります。 *
中丸 孝一 氏
(レクポート株式会社 代表取締役)

このプログラムは、2003 年にマイクロソフト インキュベーション プログラムとしてスタートし、これまで 23 の自治体と連携。選定企業として成功した企業には、3 つの特長があります。

第一に、目に見える評価があること。たとえば、事例など、わかりやすい評価を提供された選定企業様はさまざまな場所でご紹介されています。次に、認定パートナーを目指していること。マイクロソフトでは、売り上げの 90% 以上がパートナー様とのビジネスから発生しており、認定パートナー様は優先的に紹介の機会を得ます。そして、このプログラムを積極的に活用すること。選定企業の皆様には共通のプログラムが提供されますが、イベントや研修などに積極的に参加し、露出の機会をうまく活用している企業は、新しいヒントやビジネスの機会を得ています。

2010 年度選定企業である、レクポート株式会社もこのプログラムを活用できたと実感している企業のひとつ。キックオフ ミーティングでは、中丸 孝一 氏 (レクポート株式会社 代表取締役) が、1 年間の支援活動にどのような効果があったのか、解説しました。

「レクポート株式会社は、Web アプリケーションに注力して活動を行っている山形県の IT ベンチャー企業です。昨年度の選定企業として、1 年間のご支援をいただきましたが、一番効果を実感できたのは、認知度と信頼度の向上です。選定式には数多くのプレスが集まり、テレビや新聞などでも大きく扱われました。また、国内で最も多くの閲覧者がある企業サイトや冊子にも紹介されています。新しいお客様を訪問する際には、ご提供いただいた冊子を持参。各種メディアで取り上げられたことも話題に上がり、このようなプログラムに選定されたソフトウェア開発企業として、信頼していただくことができました」中丸 孝一 氏 (レクポート株式会社 代表取締役)

また、より大きな効果を得るうえで、重要な点として挙げたのが、イベントや研修などへの積極的な参加。日本マイクロソフト株式会社の社員やパートナー企業の皆様とのコミュニケーションの機会を活用することで、これまで得られなかったような情報や新しいビジネス機会を得ることができたことも説明しました。

「米国本社研修ツアーでは、Windows Azure や Windows Phone 7 Series の技術解説を受け、当時、日本ではごく一部の方しかご存知ないような情報をいち早く入手できました。また、Tech・Ed などの有償イベントでにもご招待いただいたおかげで、様々なマイクロソフトテクノロジーに関する情報を得ることができ、自社製品の戦略に役立ちました。また、クラウド コンピューティングにもいち早く対応。メディアにも紹介され、県内での認知度向上にもつながりました。イベントなどでは、日本マイクロソフト株式会社やパートナー企業の皆様とコミュニケーションをとることも可能です。情報交換をする中で、新しいビジネスの機会を得たり、新しいヒントが生まれることもあり、今年は Windows Phone 7 Series や Silverlight を活用したビジネスの展開を検討しています」中丸 孝一 氏 (レクポート株式会社 代表取締役)

写真イメージ : 中丸 孝一 氏    写真イメージ : 中丸 孝一 氏

ベンチャー企業の皆様とともに、大きな飛躍を遂げる一年とするために


* マイクロソフトを利用していただき、皆様のアイデアとベンチャー精神で新しいビジネスをどんどん生み出していってください。 *
加治佐 俊一
(マイクロソフト株式会社 最高技術責任者)

キックオフ ミーティングは、マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラムの各年度で初めてのイベントの機会です。マイクロソフト株式会社の最高技術責任者である加治佐 俊一からご挨拶をするとともに、最新のマイクロソフト テクノロジと今後のビジネスの方向性を選定企業の皆様にご紹介しました。

「マイクロソフトも、現在では全世界に 9 万人を超える社員が活動する企業になりましたが、1975 年の設立当時は皆様と同じ、ベンチャー企業でした。国内の経済動向は依然として先行きが不透明ですが、世界に視野を広げてともに頑張っていきましょう。IT ベンチャー企業の成功の秘訣は、技術とビジョン。皆様のベンチャー精神が成功への一歩を踏み出します。マイクロソフトは、クラウド コンピューティングをはじめ、さまざまなデバイスをつなぎ、効果的にご活用いただくためのテクノロジとプラットフォームを提供します。マイクロソフトを利用していただき、皆様のアイデアとベンチャー精神で新しいビジネスをどんどん生み出していってください」加治佐 俊一 (マイクロソフト株式会社 最高技術責任者)

マイクロソフトのビジネスおよび技術動向の解説では、Q&A も実施。多くの質問が寄せられ、時間内に回答できなかった質問については、懇親会に持ち越しが行われるほど、積極的なやりとりが行われています。

写真イメージ : 加治佐 俊一    写真イメージ : Q&A

提供されるプログラム

パートナー ミーティングでは、選定企業に採択された企業に提供されるプログラムの内容について、マイクロソフトの各担当者から説明がありました。また、マイクロソフト イノベーション センターの各プログラムやマイクロソフト パートナー プログラムをご利用いただくことで、より密度の高い支援を受けることができます。

マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラム

選定企業の皆様には、一年間にわたって、技術支援およびマーケティング支援が提供されます。

技術支援では、最新の開発環境を Microsoft BizSpark や MSDN プレミアム サブスクリプションで提供。これにより、マイクロソフトのすべてのオペレーティング システム、ソフトウェア、サーバー製品が開発環境として利用できます。

また、マイクロソフト イノベーション センターから、テクニカル サポートを提供。最新の技術情報を入手できる、有償イベントへのご招待も行う予定です。

また、マーケティング支援として、プログラムの認定ロゴを提供。過去にプログラムに参加した認定企業の多くが、提供製品や名刺などに活用しています。選定企業の情報は、マイクロソフト イノベーション センターのサイトおよび冊子などで紹介。さらに、米国マイクロソフト本社の研修、wipse IT ベンチャー コミュニティへの招待など、さまざまな特典もご利用いただけます。

IT ベンチャー支援プログラムの内容

開発ソフト/ツールの提供

技術サポート

米国本社での研修

有償トレーニングやカンファレンスへのご招待

プログラム ロゴの使用許諾

カタログおよびマイクロソフト サイトでのご紹介

キックオフミーティングなどの開催

マイクロソフト イノベーション センターの各プログラム

マイクロソフト イノベーション センターは、独創的なアイデアを持つソフトウェア、ハードウェア開発企業、システム インテグレータ、大学、起業家を支援し、グローバルにビジネスに挑戦する人、組織をサポートすることにより、国内 IT 産業に貢献することを目標としています。マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラムの選定企業も参加可能で、マイクロソフト イノベーション センターを利用することで、マイクロソフトのファシリティや情報リソースなど、より多くのプログラムをご活用いただけます。

また、田丸 健三郎 (マイクロソフト株式会社 技術統括室/イノベーションセンター 本部長) は、IP ライセンスの提供についてもご紹介。マイクロソフトでは、保有するさまざまな IP (知的財産) を積極的に公開し、ライセンス提供を行っています。このプログラムを活用することにより、マイクロソフト リサーチのさまざまな研究成果、製品開発部門が開発して製品に使用されているプロトコルの仕様、ライブラリなどを自社のソリューションに活用することが可能です。

写真イメージ : 福地 洋二郎    写真イメージ : 田丸 健三郎