小学校からタブレットで楽しくスキルアップ! 立命館小学校とマイクロソフトとの協働によるICT授業づくりについて
Nov. 05, 2013

立命館小学校
日本マイクロソフト株式会社

 

 このたび立命館小学校(住所:京都市北区、校長:浮田恭子)は4・5年生におきまして、マイクロソフト製タブレット Surfaceを1人1台使用した教育を展開し、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長:樋口 泰行、以下「日本マイクロソフト」)とともに子ども達の「21世紀型スキル」育成強化を図ります。

 

1.求められる「21世紀型スキル」について

 立命館小学校は「将来、世界の舞台で活躍し、これから先の世界をその手で創る」グローバル人材の育成を目指してきました。今の子ども達が社会に出る時代は激動で、先行きが不透明な時代になることは明らかです。

 「65% of today`s grade school children may end up doing work that hasn`t even been invented yet.(小学生の65%は、今は存在しない職業に就くかもしれない)」(Cathy Davidson, Duke University)という研究成果があります。このような時代の子ども達は、既存の価値にとらわれがちな自分自身の心と身体に立ち向かい、勇気を持って新しい世界をつくり上げていくタフなインテリジェンスが必要になります。

 このタフなインテリジェンスを支える新しいスキル(「21世紀型スキル」)として、次のようなスキルを考えることができます。立命館小学校としましても、これらの「21世紀型スキル」を習得してもらうことに取り組んで参りたいと思います。

 Way of Thinking(創造力、批判的思考力、課題解決、学び方の学習、意思決定)
 Way of Working(コミュニケーション、コラボレーション(チームワーク))
Tools for Working(情報を使いこなす力、情報通信(ICT)リテラシー)
 Skills for Living in the World(地域と国際社会における市民性、人生とキャリア設計、 社会の中における個人としての責任感)

 

2.6歳からのグローバル人材育成について

  立命館小学校においては、2006年度の開校時から12年間一貫教育によるグローバル人材の育成に取り組んできました。

 一貫教育を行う6歳~18歳、そして18歳からの10年間でなりたい自分になる。このように考え、子ども達、一人ひとりの発達に合わせた教育ができるようにしています。また、12年間の区切りを「6-3-3」で区切るのではなく、4年のステージで区切る「4-4-4」制を採用しています。セカンドステージの途中からは、同一法人の立命館中学校・高等学校と接続した教育を行っています。

 基礎・基本を固めるファーストステージ(1~4年)
 夢を実現する力をつけるセカンドステージ(5~8年)
 世界へはばたくサードステージ(9~12年)

 更に、立命館小学校におきましては、「4つの柱」を中心とした教育を行っています。

 確かな学力を育てる教育
 真の国際人を育てる教育
 豊かな感性を育む教育
 高い倫理観と自立心を養う教育

 近年はとりわけ「真の国際人を育てる教育」について力を入れています。多彩な留学プログラムも設け(2013年度の海外交流プログラムは参考資料のとおりです)、2012年度からはオーストラリア・トゥーンバプレップスクールでの1ターム(2ヶ月間)留学をスタートさせました。また、2006年度の開校時から、1年生からのオールイングリッシュの授業を行っています。授業は、英語ネイティブ教員と日本人英語教員とのティームティーチング。4・5年生においては、30名のクラスを半分の15名にした授業も行っています。

 

3.未来を創るICT教育について

 立命館小学校では開校以来、基礎・基本の徹底反復、そして創造的な人材を育成するために、ICT教育についても積極的に展開してきました。ICT機器を使用した教育は、情報を閲覧するだけではなく、価値ある情報を自らが生産できるようにならなければなりません。

 開校時から、電子情報ボードとプロジェクターの活用、ニンテンドーDSを活用した授業、レゴブロックにプログラミングを加え、ロボットを製作するロボティクス科、課外活動の「ATR CALL 英語塾」等、多彩なICT教育を展開してきました。2012年度にはタブレットPC(Windows153台、iPad33台)を導入し、タブレットPCを使用した授業を試みてきました。

 ICTの活用は、重要な箇所を拡大する、図形を重ねる・回転させる等、短時間で、視覚的に子ども達の好奇心を引き出すことを可能としました。また、PowerPoint等を活用することによって、工夫を凝らした資料を作成することが可能となり、教員間における教材の共有も容易になりました。

 このような取り組みを踏まえ、早い段階で「1人1台」を実現することを目指してきました。このような中で、日本マイクロソフト様からはご協力のお話しを頂戴することができました。これからは両者で協力しながら、ICT教育に取り組んで参ります。

 

4.Surface導入について

 2013年11月から4・5年生におきまして、マイクロソフト製タブレット Surfaceを1人1台使用した教育を行います。

 このたびSurface導入を決定した理由は、まずはSurfaceがMicrosoft Officeを搭載していることです。子ども達がこれから羽ばたくビジネスや学術研究の場においてはMicrosoft Officeが主に活用されていることから、ICT教育の基礎・基本はMicrosoft Officeの活用であると考えました。ビジネスや学術研究の場で新しい価値を生み出すためには、Microsoft Officeのスキルが不可欠となります。

 次に、キーボードやマウス等、多様な文字入力の形態が可能であることです。音声入力等の別の文字入力の方法が検討されていますが、きちんとした文章を書くためには当面はキーボード入力が必要になると考えています。Surfaceであれば、キーボードやマウスなど、学習内容に応じた入力方法を選択することも可能です。

 更に、これまでのデジタル教材を使用できることです。これまでのICT教育の取り組みにおいてもパワーポイントを使用したデジタル教材を作成してきていることから、これらの教材も使用できるためです。

 薄くて、軽いことから子ども達の持ち運びに便利なこと、そして約10時間の連続使用ができることも理由の一つです。

 

5.スキルの習得について

 学習内容としては、Microsoft Officeの基礎的なスキルの習得を優先して行います。ローマ字を習得し終わった4年生からタッチタイピングの練習を行い、Wordを活用した作文・英作文の作成、PowerPointを活用したプレゼンテーション技能の習得、Excelを活用したデータ処理等のスキルを学びます。Surfaceであれば、これまでに蓄積してきたWord、 Excel、 PowerPoint、Adobe Flashなどの電子データ教材の更なる活用が可能です。今後はデジタル教科書の活用、既にロボティクス科で実施している情報リテラシー教育の更なる充実等にも取り組みます。

 

 日本マイクロソフトは、これからは教育にも力を入れています。(1) 学習者向けの端末配備、(2) 先生方のスキルアップのサポート、そして (3) 教育機関向けのクラウド基盤の無償提供について、WIC協議会や体験型21世紀型教室によって業界をあげて取り組んでいます。

 立命館小学校とでは、(1) マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)資格の取得支援、(2) 日本マイクロソフト現役社員によるプレゼンテーション講習、(3) 校内プレゼンテーションコンテストの実施などにおいて協力を予定しています。

 

 

参考資料

 

 

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。

 

マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/

マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/

 

*Microsoft、Surface、PowerPoint、Excel は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

Read More: