Data Store 用アプライアンス製品
現在、意思決定を支援する BI システムとして、スケールアップ向けの SMP (対称型マルチプロセッシング) や、スケールアウト向けの MPP (超並列プロセッシング) の各アーキテクチャに基づく多くのデータ ウェアハウス製品が提供されています。近年の爆発的なデータの増加、全社および部門、現場ユーザーレベルでのデータ活用ニーズ、さらには厳しいコスト削減への要求に応えるには、どのようなアーキテクチャを持つデータ ウェアハウスが最善の選択肢となるのでしょうか。
SMP と MPP のメリットを組み合わせたハブ & スポーク型のデータ ウェアハウス
マイクロソフトでは、SMP 型と MPP 型のそれぞれを適材適所に配置したハブ & スポーク型のデータ ウェアハウスをお勧めします。SQL Server には、SMP 型データ ウェアハウスを提供する SQL Server Fast Track Data Warehouse と、MPP 型データ ウェアハウスを提供する SQL Server Parallel Data Warehouse が揃っており、実績ある SQL Server をプラットフォームにしたハブ & スポーク型のデータ ウェアハウスを容易に展開できます。
検証済みの確かなパフォーマンスを実現
SQL Server Fast Track Data Warehouse と SQL Server Parallel Data Warehouse は、アプライアンス製品として提供されるため、事前検証や煩雑なチューニングの手間を省き、確かなパフォーマンスを得ることができます。
優れたコストパフォーマンス
SQL Server Fast Track Data Warehouse と SQL Server Parallel Data Warehouse は、標準的なハードウェアに搭載されるため、初期導入コストや追加コストを節約できます。
スポークからの段階的な導入が可能
SQL Server Fast Track Data Warehouse と SQL Server Parallel Data Warehouse は、どちらからでも展開できるため、部門レベルのスポークから導入し、段階的に EDW (エンタープライズ データ ウェアハウス) へと発展させることが可能です。
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MPP (超並列プロセッシング) 型の Parallel Data Warehouse
SQL Server 2008 R2 Parallel Data Warehouse は、スケールアウトによる優れた拡張性を備えた MPP 型のデータ ウェアハウス ソリューションをアプライアンス製品として提供します。SQL Server 2008 R2 と Window Server 2008 をベースに構築することで、高い信頼性とパフォーマンスを同時に実現します。
数テラから数百テラを超えるデータ ウェアハウスの構築に対応
SQL Server 2008 R2 Parallel Data Warehouse は、使用ハードウェアによって拡張性が制限される SMP 型とは異なり、コンピューター ノードをデータ ラック単位で追加することによって容易に拡張できるため、数テラ規模から数百テラを超えるエンタープライズ規模のデータ ウェアハウスまでフレキシブルに構築できます。また、使いやすい管理コンソールにより、多数のノードや分析処理を集中管理できるので、データ ウェアハウス全体をシンプルに運用できます。
予測可能なパフォーマンスと高可用性を実現
SQL Server 2008 R2 Parallel Data Warehouse では、クラスター化された複数のデータベース ノードに分析処理を分散し、各ノードに搭載されたリソースを使って並列で実行するため、膨大なデータ処理を伴うクエリをより高速に実行できます。また、クラスター化による冗長化によって、ノードに障害が発生しても残りのノードで処理を継続できるため、高い可用性を確保し意思決定の遅れを防ぐことができます。
低コストな標準ハードウェアを使用したアプライアンス
事前検証で並列処理のバランスが調整されたアプライアンスにより、導入やメンテナンスの手間が簡略化されるため、展開から運用中までのコストを削減できます。また、高価な専用ハードウェアを使用するソリューションとは異なり、標準的なハードウェアを使用することでハイパフォーマンスと低コストを同時に実現します。データ量が増加した場合は、アプライアンスの追加や拡張で対応できるため、データ ウェアハウス全体をリプレースする必要がなく、ビジネスの成長に伴う投資を節約できます。
既存の BI 資産の有効活用で確かな投資対効果を実現
SQL Server 2008 R2 Parallel Data Warehouse には、Integration Services や Reporting Services、Analysis Services などの SQL Server の標準機能が統合されており、既存の BI ツールと容易に連携できます。また、各部門のデータマートとして展開している SQL Server Fast Track Data Warehouse の高速な読み取り性能を生かして、SQL Server Integration Services を 使用した高速なデータの配布を行えるため、ハブ & スポーク型のデータ ウェアハウスを迅速に構築できます。
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SMP (対称型マルチプロセッシング) 型の Fast Track Data Warehouse
SQL Server Fast Track Data Warehouse は、事前検証済みのリファレンス アーキテクチャにより、データ ウェアハウスの迅速な構築と TCO 削減を実現する、SMP 型のデータ ウェアハウス ソリューションです。
SQL Server Fast Track Data Warehouse は、汎用データベースのコスト メリットと導入が容易なアプライアンス製品のメリットを統合したデータ ウェアハウス ソリューションを提供します。
データ ウェアハウス用途に特化した事前検証済みのシステム構成
SQL Server Fast Track Data Warehouse は、ハードウェアやデータベースを含むシステムの設計と構成をデータ ウェアハウス用途に最適化することで、最大のパフォーマンスを引き出します。複雑なチューニングが求められるハードウェア構成を事前に検証し、データベースやオペレーティング システムに関するガイダンスと共に提供することで、データ ウェアハウスの構築に必要な手間と時間、リスクを削減します。さらに、標準的なハードウェアとオールインワンパッケージの SQL Server を利用することで、TCO の大幅な削減と投資効果の最大化を実現します。
| Fast Track ソリューション提供ベンダー一覧 | CPU 数別対応状況 下段は参考最低価格 (円) |
| パートナー名 | 1 | 2 | 4 | 8 |
| NEC(新しいウィンドウで開きます) | ● | ● | ● | ● |
| 3,181,400 | 3,985,800 | 要相談 | 要相談 |
| 日本ヒューレット・パッカード株式会社(新しいウィンドウで開きます) | | ● | ● | ● |
| | 3,172,600 | 23,364,800 | 53,582,800 |
| 日本ユニシス株式会社 | ● | ● | | |
| 4,800,000 | 5,500,000 | | |
| 株式会社日立製作所(新しいウィンドウで開きます) | ● | ● | | |
| 4,007,000 | 6,677,000 | | |
| 富士通株式会社(新しいウィンドウで開きます) | ● | ● | ● | ● |
| 2,400,000 | 13,000,000 | 26,000,000 | 要相談 |
(五十音順)
※金額は、対象ハードウェアの参考最低価格 (税抜、一部概算含む) です。
※最新の機種、価格については各社へお問い合わせください。
※価格が掲載されていない機種については各社へお問い合わせください。
データ ウェアハウス用途で、最大のスループットを生み出すコアバランスド アーキテクチャ
SQL Server Fast Track Data Warehouse では、データをシーケンシャルに読み取る操作が主体のデータ ウェアハウスにおいて最大の性能を発揮できるように、CPU コアを基準に I/O チャネル、ストレージのシーケンシャル I/O キャパシティのバランスを予め調整しています。このコアバランスド アーキテクチャによって、性能の低下を招く不適切な構成を防止し、高速なスループットを実現します。また、ストレージにミラー ディスクを利用し、データを両ディスクから同時に読み込むことで、シーケンシャル I/O の処理能力をさらに高めています。
データ ウェアハウスに最適なデータベースの構築とメンテナンスをガイド
SQL Server Fast Track Data Warehouse では、大量のデータをシーケンシャルに読み込むクエリに対して、より高速に応答できるデータベースの構築方法に加えて、運用中のメンテナンスに関するベスト プラクティスを提供しています。たとえば、シーケンシャル リードに最適なインデックス作成やパーティション分割の方法、さらにデータの読み込み効率を維持するための一括更新、データの断片化を防止するためのインデックス再構築などにより、最適な構成と継続的な性能維持を支援します。
お客環境に適した検証済みモデルの選定が簡単
SQL Server Fast Track Data Warehouse では、CPU コアが単位時間あたりに処理できるデータ量 (MB/秒) を基準にコア バランス型アーキテクチャを構成しています。データ量や要求する応答時間などから、必要なコアの数を割り出すことができるため、お客様に適したモデルを容易に選定いただけます。
1. | CPU コアの消費率 : SQL Server Fast Track Data Warehouse の場合、200 MB/秒 | 2. | 平均的なクエリでスキャンされるデータの量 : (例) 1 か月当たり平均 270 万行が含まれているファクト テーブルの 1 か月分のデータがスキャンされ、ファクト テーブルの各行に 100 バイト使用されている場合、スキャンされるデータ量は約 270 MB | 3. | 平均的なクエリ 1 回あたりの目標応答時間 :(例) 1 秒 | 4. | 想定同時実行数 :(例) ピーク時に 1,000 名/分 | | |
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マイクロソフトのデータ ウェアハウス ソリューション カタログ
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