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法人向けホーム > Slate Style > Interview > No.003 株式会社南国ソフト
ビジネス PC の新しいスタイル。Slate Style スレート スタイル

Interview スレート型 PC に関わる開発者や利用者へのインタビューをご紹介

業務とデバイスの親和性に着目して描いたスレート アプリケーションのあるべき姿(株式会社南国ソフト 代表取締役社長 森下 浩二 氏)
さまざまな業種・職種のユーザーが、業務のさまざまなシーンでデバイスを活用することができるのは、スレート PC の大きな魅力の 1 つである。この魅力を最大限に引き出すためには、ユーザーの趣向や利用シーンを踏まえた設計がなされた “スレートならではのアプリケーション” の存在が欠かせない。今回は、教育、医療分野も含む幅広い業界に向けたスレート アプリケーションの開発を手がける株式会社南国ソフトで代表取締役社長を務める森下浩二氏に、スレートの特性を生かしたアプリケーションを開発するための考え方や具体的な手法について話を聞いた。
(文:河原 潤)

学校と家庭の双方向コミュニケーションも支援する
教育用スレート アプリケーション

新野 南国ソフトは RIA (Rich Internet Application) の開発やその活用に関するコンサルティングで知られています。ここ数年はさまざまな分野のスレート アプリケーションを手がけられていて、なかでも学校教育の現場で活用するアプリケーションと、企業の経営陣向けのアプリケーションに興味を持ちました。

森下 氏 学校教育のほうからお話ししましょう。現在総務省が実施している「フューチャースクール推進事業」、その実証校をフィールドとして文部科学省が実施している「学びのイノベーション事業」、いずれも 21 世紀にふさわしい教育での ICT の利活用を促進するものです。このような国家的な動きの中、当社は今後普及していくであろう電子教科書・教材やデジタル機器を利用した協調学習などを視野に入れ、スレート PC 向けのアプリケーションを手がけました。
これは「eEducation」というアプリケーションで、長年にわたり教育の情報化に取り組まれてきた富士通株式会社 (以下 富士通) と連携し、教育現場でのスレート PC の利用イメージを持ってもらうためのコンセプトアプリケーションとして開発いたしました。こちらは富士通を通じて教育関係のカンファレンスなどで参考出品されております。

新野 教室で児童が使うだけでなく、自宅で保護者も活用するアプリケーションと聞いています。具体的にはどんな機能を備えているのでしょう?

森下 氏 eEducation の機能はいたってシンプルで、児童がツールやコンテンツを直感的に使えるようなラウンチャを提供しています。すべての操作はペンを使って行います。ログイン画面では、通常の文字列入力ではなく、「 1 年 2 組 森下浩二」といったように自分の名前をタッチ スクリーン上に手書きで入力することでログインするしかけになっています。
ログインしたら、画面には今週の時間割が映し出されます。その際、ログインした学年を認識し、低学年ではひらがな、高学年では漢字で表示するという工夫もしています。時間割の中から「国語」をタッチすると、そこで必要なデジタル教科書やドリルなどのアイコンが現れます。ここで「ノート」のアイコンをタッチすると、マイクロソフトの「One Note」が立ち上がるようになっています。
1日の授業が終わって、児童が自宅に帰ったら、スレート PC を保護者に渡し、今度は保護者が主に活用するデバイスになります。保護者はその日に出された宿題や明日の提出物などを確認できるほか、科目ごとの授業計画や、電子黒板からスキャンされた板書の内容を含む授業記録を、同じユーザー インタフェイスから閲覧することができます。また、先生からのメッセージを読んだり、メッセージを返信したりすることができ、学校と家庭での双方向コミュニケーションが行えます。
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