「あのファイル、どこに保存したかな?」「先週作った資料の保存先を忘れてしまった!」そんな経験はだれしもあるのではないでしょうか。そこで頼りになるのが検索機能です。キーワードや作成日時を指定して、すぐに見つけられるのが理想ですが、現実にはなかなかうまくいきません。ハードディスクの大容量化と高速ネットワークの普及により、大量の情報をいろいろな場所に保存できるようになった今、その傾向はますます強くなっています。そこで今回は、Windows 7 と Windows Vista、Windows XP の情報検索の能力、操作性を調査。必要な情報を必要な時に、一番すばやく見つけられるのはどの Windows なのか、徹底比較してみました。

検索能力比較イメージ

検索機能と操作性

検証 : 欲しい情報にすばやくたどり着けるのはどれ?

コンピューターを使っているとき、欲しい情報がなかなか見つからなくてイライラした経験はだれにでもあるでしょう。最近はハードディスクの容量が増加し、きれいな写真や動画をたくさん扱うようになりました。仕事では日々多くのファイルを作成しており、そのすべてを把握するのは難しいでしょう。Windows 7 と Windows Vista、Windows XP の検索機能を比較して、機能、操作性の違いをしっかりチェックしてみましょう。

検証 1 どれだけ簡単、かつすばやく、目的のファイルにたどり着けるかを検証

結果 : Windows 7 ならサクサク探して、ドンドン絞り込める

まずは Windows XP からみてみましょう。[スタート] ボタンをクリックして [検索] をクリックします。すると、犬のキャラクターが現れて、検索条件の設定を聞いてきます。

親しみやすさを優先していますが、キーワード検索に慣れた私たちには、少しまわりくどいのも事実。実際にキーワードを入力して検索しても、かなり待ち時間が長く、ファイルの中の単語までは検索してくれません。残念ですが、Windows XP の検索機能はもはや時代遅れと言わざるをえません。

Windows Vista では、その点が改良されています。[スタート] メニューに用意された [検索] ボックスにキーワードを入力します。すると、ファイルの中身までチェックされて、検索結果が表示されます。これは、Windows Vista が全文検索とインデックスに対応しているため。検索ウィンドウを開いてさらに高度な条件を設定したり、画像やドキュメントなどの種類ごとに検索したりすることもできます。

Windows XP と Windows Vista の検索比較

最後は Windows 7 です。Windows 7 の検索機能のポイントは、Windows Vista の良いところをすべて受け継いだうえで、さらに使いやすさが向上しているところ。これまでになかったような新しいしかけもたくさん用意されています。[スタート] メニューの [検索] ボックスで検索できるのは Windows Vista と同じですが、検索結果がよりわかりやすくグループ分けされて表示されます。

また、検索のウィンドウでは、検索したキーワードがハイライト表示されます。これなら、検索キーワードの前後の文章から、検索で見つけたい適切なファイルなのかどうかが一目瞭然です。

さらに、右上の検索ボックスをクリックすると、「検索フィルター」と呼ばれるフィルターが表示されます。検索フィルターを使うことで、たとえば画像だけを絞り込んだり、特定の日付のファイルだけを絞り込んだりすることが、とても簡単に行えるようになりました。

Windows 7 の検索

Windows 7 では、とにかく使えば使うほどその良さが理解できるようになっています。Windows Vista の検索機能が「こうなったら便利だなぁ」という願望を実現してくれたとすると、Windows 7 の機能は、「こんな風に検索すると便利なんだ」という新しい驚きが加わっています。探しているファイルが見つからない、探すのに時間がかかる、もっとすばやく探したい、さらに細かい条件で探したい、といった要望をすべて満たしてくれるのは、Windows 7 だと結論付けられるでしょう。

点在ファイルの検索

検証 : いろいろな場所にあるファイルを一番速く検索できるのはどれ?

パソコンで扱われる情報の単位は「ファイル」です。Word や Excel で作ったドキュメントはもちろん、画像や音声も「ファイル」として管理されています。この「ファイル」の保管場所が「フォルダー」です。プロジェクトや取引先ごとにフォルダーを作ったり、仕事用とプライベート用でフォルダーを分けたりして、フォルダーをうまく活用している人は多いでしょう。

ところが最近では、フォルダーの数は増える一方です。フォルダーの構造を細分化して、「仕事用」「プライベート用」と分けつつも、さらにそれを日時や多様なジャンルで分けると、どこに何があったのかが把握しづらくなるばかりか、そのフォルダー構造そのものが覚えきれなくなってしまうケースも多々あることでしょう。このようにディスク内に点在するファイルを検索するうえで便利なのはどれか、Windows 7 と Windows Vista、Windows XP を比較してみました。

検証 2 どれだけわかりやすく、簡単に複数あるフォルダーの中身を調べられるかを検証

結果 : 異なる場所を縦横無尽に検索できるのは Windows 7 だけ!

まずは Windows XP を見てみましょう。Windows XP でファイルやフォルダーを管理するツールといったら「エクスプローラ」ですが、その機能は、基本的にはフォルダーとファイルを一覧表示するだけです。ファイルを名前やサイズで並べ替えることはできますが、それができるのはあくまでフォルダー内のファイルだけ。複数のフォルダーにまたがってファイルを検索したり、並べ替えたりすることも不可能です。残念ながら Windows XP のエクスプローラも、時代遅れと言わざるを得ないようです。

次は Windows Vista です。Windows Vista では、フォルダー内の検索、並べ替え機能が、Windows XP から進化しています。フォルダーのウィンドウには必ず [検索] ボックスが用意され、キーワードを入力すれば、フォルダー内のファイルが直ちに絞り込まれます。ただし、複数のフォルダーにまたがってファイルを検索したり、並べ替えたりする機能は十分とはいえませんでした。

Windows XP と Windows Vista の検索比較 2

Windows 7 は、Windows Vista でも十分ではなかった「複数の場所にまたがった検索、並べ替え」を実現しています。それを可能にしたのが新機能の「ライブラリ」です。標準では、データの種類ごとに「ドキュメント」「ピクチャ」「ビデオ」「ミュージック」の 4 つに分かれており、パソコン内に点在する各種類のファイルがあたかも 1 つのフォルダーに保存されているように見えます。

任意のフォルダーを登録するだけで、あたかも 1 つのフォルダーに保存されているようになるので、複数のフォルダーにまたがったファイルの検索や並べ替えが簡単に行えるようになります。これによって、ファイルの保存場所を気にすることなく、必要な情報を必要な時に、すばやく見つけだすことが可能となります。追加方法も簡単です。ツール バーの [ライブラリに追加] をクリックして、追加先のライブラリを指定するだけです。ネットワーク上のフォルダーも簡単に追加できます。

Windows 7 の検索 2

Windows 7 で新たに加わったライブラリを利用することで、たとえば、ネットワーク上も含めた、すべてのピクチャの中から、フルーツというタグが設定されているピクチャだけを簡単に絞り込んだり、すべてのドキュメントの中から Word ファイルを絞り込むことが簡単になります。

最終結論

結論 : 大容量ディスクと高速ネットワーク時代の検索能力を手に入れたいなら、Windows 7 へのアップグレードがおすすめ

今回チェックしたのは、Windows 7 と Windows Vista、Windows XP の情報検索能力です。検証 1 では検索機能と操作性を、検証 2 ではいろいろな場所に分散した情報を検索する能力をチェックしたわけですが、いずれも Windows 7 のほぼ一人勝ち状態。大容量ディスクと高速ネットワークの時代に対応した検索能力を持っているのは、ライブラリ機能などを持つ Windows 7 のみという結論に至りました。情報検索の時間が少なければ少ないほど、本来やるべきクリエイティブな作業や大切な仕事に、多くの時間を割けるようになります。仕事でもプライベートでも、もっと時間を有効に使いたいなら、時代にマッチした Windows 7 を選択するのがベストでしょう。

Windows 7 を利用するにあたって、現在 Windows Vista をお使いの皆さんのうち、システム要件を満たしている場合はアップグレードパッケージ製品を使って、そのままのパソコンで Windows 7 へとアップグレードすればよいでしょう。また、現在 Windows XP をお使いの皆さんは、アップグレード パッケージ製品からのアップグレードも可能ですが、その場合は新規インストール (カスタム) となるため、多様な機能を活用するためにも、古いパソコンから買い換えることをお勧めします。

Vista は、アップグレード XP は、買い替え
七番勝負トップへ
次はこちら
新機能を体験しよう! - バーチャル Windows 7 へ
あなたにぴったりのエディションは? - Windows 7 を選ぶ
Windows 7 登場 - 最新 OS をお得に手に入れよう