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疑問1 PCはどのくらい電力を使っているの?

オンライン ショッピングやメール、暑中見舞いの作成など、PC は今や家庭においてもなくてはならない必需品です。しかし、その PC が一体どのくらい電力を消費しているのか、あまり気にしたことがない人も多いのではないでしょうか? 節電設定を行う前に、まず 普段利用している PC がどのくらいの電力を使っているのか、確認してみましょう。

調査 さまざまな Windows PC の消費電力を計測してみました。

PC の消費電力は、搭載しているハードウェアや OS によって大きく左右されます。そこで今回は、2006 年 (Windows XP)、2008 年 (Windows Vista)、2010 年 (Windows 7) の各年において、販売実績から推定した標準的なデスクトップ PC、およびノート PC を用意し、それぞれの消費電力を調査しました。

結果 最新の PC を使うと平均約 53% の節電効果! ノート PC はデスクトップ PC に比べ、平均約 66% 節電できます。

調査の結果、Windows 7 を搭載した 2010 年の PC は、5 年前の 2006 年の PC と比較して、デスクトップ PC、ノート PC 共に約 53% も消費電力が削減されることがわかりました。PC の省エネ機能は年々進化しています。CPU やメモリなどのハードウェアが省電力設計になっているのに加え、Windows もバージョンアップのたびに節電機能が向上。数年前に比べると、性能は数倍にもなっているのに、消費電力は約半分に低下しています。最新の PC を使っている方は、それだけで省エネに貢献しているのです。

さらに、デスクトップ PC とノート PC では、ノート PC の方が平均約 66% も消費電力が低いことがわかります。もしご家庭に両方の PC があるのなら、メールや Web ブラウジングといったノート PC でも十分な用途であれば、なるべくノート PC を使うようにしましょう。大きな節電効果が得られるはずです。

PC の省エネ機能は年々進化

用語解説

ワット (W) と ワットアワー (Wh)

ワット (W) とは、電力を表す単位で、電力(W)=電圧(V)×電流(A) で求められます。家電の消費電力はこのワットで示されています。ワット アワー (Wh) とは、1 時間あたり使用される電力量の目安です。たとえば、40 ワットの電球を 1 時間 (1h) 使用すると約 40 ワット アワー (Wh) となります。

待機電力

待機電力とは、コンセントに接続されたデジタル機器が、電源の切れている待機状態 で消費する電力のことをいいます。最近のデジタル機器では、省電力化により、この待機電力も低く抑えられています。

節電効果 5 年前の PC を最新 PC に買い替えたら ?

ご家庭のエントランスやトイレなど、家庭で標準的な 40W 電球を 10 時間利用した電力量 (400Wh)

5 年前の PC を最新の PC に買い替えると、デスクトップ PC では 1 か月で 40 W 電球 90 時間分 (3,600Wh)、ノート PC なら 1 か月で 40 W 電球 45 時間分 (1,800 Wh) を節電できることがわかりました (1 日 3 時間利用したと仮定)。
最新の PC に買い替えるだけでも大きな節電効果が得られるのです。

PC の消費電力って、家庭でどのくらいの割合を占めてるの?

2009 年度の 1 世帯あたりの 1 か月電力消費量は 283,600 Wh でした。1 日あたりでは、およそ 9,453 Wh。これに対し、デスクトップ PC (Windows XP) の平均消費電力は 102 W です。家庭での平均的な使用時間である、1 日 3 時間の使用と仮定すると、306 Wh となります。同じく待機電力は 2.3 W で、21 時間分だと 48 Wh。つまり、PC の 1 日あたりの電力消費量は、306 + 48 = 354 Wh となります。これは家庭における消費電力量の約 4% となります。ご家庭でも大活躍の PC ですが、活躍のわりには、もともと非常に省エネな電気機器なのです。