議事録の達人になろう ~良い会議を開くコツとは?~
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Microsoft At Home マガジン > 議事録の達人になろう > 第 2 回 「議事録作成の要諦① ~議論の道筋を通す」

とあるクライアントの現場にて
コンサルティングをしていると、クライアントの書く議事録にお目にかかることも多々ある。
ここで例に挙げるのは、とあるクライアント内の営業チームの打ち合わせの議事録で、クライアントの若手 A さん (入社 2 年目) が書いたものだ。
ざっと見出しの流れだけ整理すると、このようなもの。
1.今月の営業成績
2.営業部長からの訓示
3.来月の新規顧客獲得セミナーについて
4.営業アシスタントの増員について
5.来月に向けた営業アクションについて
6.お客様センターとの情報共有について
7.今後の顧客開拓方法について
1-7 それぞれをテーマとして、会議で交わされた会話が羅列されているのだが、皆さんはこの流れを見てどう思われるだろうか。この議事録のまずい点を考えてみよう。
「論点」の単位で考える
最もやりがち例をひとつ挙げたが、議事録を書こうとして最初につまづくのは「論点」(実際に言葉が交わされた議題) だろう。
A さんの書いた議事録は、会議での論点を捉え切れていないことが一番の問題。
例えば、【3.来月の新規顧客獲得セミナーについて】は【7.今後の顧客開拓方法について】に含まれる話題である。また、【1.今月の営業成績】と【5.来月に向けた営業アクションについて】が一続きの話題なのは会議に出ていなくても想像がつく話である。
会議に参加し終え、議事録を書き始める際にまず考えてほしいのが、
■ 論点の数 (話はいくつあったのか)
■ 論点の関係性 (どれとどれがつながる話か)
■ 論点の順序 (どの順番で読むと分かりやすいか)
この 3 つをまず整理してみよう。会議に参加していないメンバーでも理解できる読み物にするためには、論点を考えることが先決だ。
関係性をパターン分けしてみよう
とはいっても、簡単な話ではないので、関係性のパターンについて紹介しよう。
経験上、「次のパターンのどれかにあてはまるか?」を考えると、頭の整理がしやすい。
パターン1.上下関係にある論点 (A は B に含まれる)
パターン2.前後関係にある論点 (A そして (その次に)B)
パターン3.左右関係にある論点 (A と B は横並び)
パターン4.無関係
これらの発想をもとに、論点の関係性をまずは形にしてみよう。
1 行 1 行、悩みながら書いては消して、を繰り返すよりも、、、急がば回れ!
次ページでは、議事録の順序として外せない 2 つの原則についての「議事録は何順に書くもの?」についての解説をします。