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議事録の達人になろう ~良い会議を開くコツとは?~

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Microsoft At Home マガジン > 議事録の達人になろう > 第 3 回「議事録作成の要諦② ~編集者としての議事録」

議事録の達人になろう

白熱する会議、飛び交う「?」

先日、とある外資系企業であるクライアントと打ち合わせをしている際に、「なぜ日本人は欧米をはじめ他国にくらべて論理的思考力が低いと言われるのでしょう?」と問われた。

面白いテーマだったのでしばらく考えてみたのだが、ひとつの理由として文化 / 言語の側面が挙げられるだろう。つまり、いわゆる「阿吽 (あうん) の呼吸」であり、また主語 / 述語を明確にしなくても伝わる言語の力が、結果的に論点の切り分けや整理がなくとも話が前進する (ように見える?) ように思われる。

実は会議でも全く同じことが起きており、議事録担当者に、前回触れた【議論の道筋を通す】ためのパワーが求められるのだろう。会議が白熱すればするほど、単語が省略され、主張が曖昧になり、会議室を漂う「?」が増えていくのである。さぁ、議事録担当者、腹を括らねば …

正確に書くことが「正しさ」と言えるか?

筆者が若手コンサルタントとして、議事録に四苦八苦していた頃の話。

書けども書けども上司からのチェック (赤入れ) が減ることはなく、あげく「君は表現力がない」とお叱りを受けたもの。当時は「でも会議では○○さんが、こう言っていたじゃないですか」、と反論していたが、今考えるとずいぶん恥ずかしいものである。

(余談だが、筆者は自分が初めて担当した議事録 (上司のチェックを受ける前のもの) を、5 年ほど後生大事に (?) 持ち続けていた。自戒と成長実感を味わうために。)

論点をわかりやすく整理できたら、次のステップは「表現力」である。表現力とは、会議で交わされる「話し言葉」を「書き言葉」に変換する力であり、話された内容をそのまま書くことが求められているわけではないのである。

「書き言葉」に変換する上で、まず気をつけなければならないのは、日本語としての正しさ、そしてボキャブラリーであろう。ビジネスで用いる公式文書である以上、超えるべき最初のハードルであるが、実はそれ以外にも「表現者」として気をつけるべきことがいくつか …。

次ページでは、陥りがちな罠について、議事録担当者が認識すべきことを完全解説します。これで会議も怖くない?

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