すぐに使える~超具体的メール術
Windows 7 の開発秘話 - Windows 7 の情報ならこちら まるごと Windows 7 -
メルマガ登録!
Microsoft At Home マガジン > すぐに使える~超具体的メール術 > 第 1 回 「断りたい依頼を綺麗に断る」メール

ビジネスで使う「メール」にはノウハウがある。うまく「メール」を書けば仕事が楽になる・・・私が人を指導する際に必ず言う言葉です。
私は IT エンジニア,プロジェクト マネジャー,システム プランナーとして 20 年近く、システム開発,問題システムの改善,システム統合などに関する業務を行い,多くの人間とメールをやり取りしてきました。
そして、長いビジネス経験から、「メールで仕事を成功させる」ノウハウを蓄積することができました。「たかがメール」というなかれ、メールには凄いパワーがあり、うまく使うと「仕事を成功させる可能性が高く」することができるのです。
本連載では、そんなビジネス メールのノウハウを紹介していきます。コンセプトは「具体的」であること。
私が現場で行ってきた実例をできるだけ使い,実際のメールを再現しながら,日常業務ですぐ役に立つ「具体的なメール術」をお見せしましょう。
●テーマ
今回の連載では、6 回に分けて以下のテーマを解説することを予定しています。
| 回 |
テーマ |
内容 |
| 1 回 |
綺麗に断るメール |
相手の無理な頼みにうまく断るメールの書き方 |
| 2 回 |
賢く見せる報告メール |
読み手が関心する,分かりやすい報告メールの書き方 |
| 3 回 |
漏れなく確実な指示メール |
部下や関係部門の人へ,確実な作業指示をするためのメールの欠き方 |
| 4 回 |
依頼メール |
こちらの依頼に気持ちよく応じてもらうためのメールの書き方 |
| 5 回 |
謝るメール |
怒っている相手の気持ちをほぐすメールの書き方 |
| 6 回 |
褒めメール |
部下や同僚,上司を褒めて見方にするメールの書き方 |
では、早速進めていきましょう。
●第 1 回 今回のテーマ~綺麗に断るメール!~
仕事をしていると悩ましいのが、取引先や客先など立場の上の相手から来る「依頼」のメールです。いつも依頼を受けることができればよいのですが、「納品を明日に!」など、物理的に不可能な依頼や「いますぐ大阪に来てほしい」など、やや苛めも入っている不条理な依頼もあるでしょう。
そこで重要になるのが、「断るメールの書き方」です。しかし、ただ断ればよいというものではありません。相手は取引先や客先で非常に強い立場をもっています。もし、あなたの断り方が相手を怒らせれば、あなたの立場は台無しになり、上司からの評価も落ちることになります。
ここで必要なのが「綺麗に断る」という技術です。断っても相手から不満が出ないような配慮をすることで、綺麗に断るメールを書くことができます。
●ポイント
相手の立場で考えた「断る理由」を工夫する!
基本的に、人は誰でも断られることが嫌いです。特に、立場の強い人間 (EX: 大手取引先、顧客、上司) が、立場の弱い人 (EX: 納入業者、販売担当者、部下) から断られれば、非常に感情を害します。
そこで、断る理由にフォーカスしましょう。断る側が、自分の理由で断わるのは NG です。断るなら、相手の理由を使いましょう。
たとえば、
「どうしても時間がとれないので」
「上司から了承されないので …」
「当方に利益がでないので …」
というのは、それが事実であっても「自分都合」理由になってしまい、相手の不快感、怒りを買うことになります。
そうではなく、「相手の立場」で考えた理由をうまく使いましょう。それは、断る理由が、「相手のデメリット」になるような理由です。
たとえば、
① 相手にも面倒な作業が発生することを伝え、相手が「それなら嫌だな。まあ、あきらめようか」と考えるもの
② 法令違反などのコンプライアンス面で問題があることを伝え、相手が「それは危険だから、避けよう」と考えてあきらめるもの
③ 相手に「もっと簡単でメリットある代替策」があることを伝え、相手が「別の案のほうが得策」と依頼を取り下げるもの
があります。
次のページでは、いよいよ超具体的例の紹介です。
1 | 2 >>