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すぐに使える~超具体的メール術

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Microsoft At Home マガジン > すぐに使える~超具体的メール術 > 第 3 回 「漏れなく確実な指示」メール

すぐに使える~超具体的メール術 第 3 回 「漏れなく確実な指示」メール

いまやビジネスではメールを使うことが欠かせません。情報を収集する、部下やチーム メンバーに指示を出す、上司に報告する、客先を説得するような「ビジネス コミュニケーション」にも、メールを使った上手なコミュニケーションが必要な時代になっています。

でも、こんなメールの書き方をしっかり教わっている人は少ないと思います。なぜなら、ビジネス メール術のような「メールのノウハウ、書き方」は技術、知識としてまだ体系化されているところまでいっていないからです。

この連載では、「メール」をテーマに、超具体的な事例を使って、すぐに仕事の役立つものを選んで、説明します。

●テーマ

テーマ 内容
1 回 綺麗に断るメール 相手の無理な頼みにうまく断るメールの書き方
2 回 賢く見せる報告メール 読み手が関心する、分かりやすい報告メールの書き方
3 回 漏れなく確実な指示メール 部下や関係部門の人へ、確実な作業指示をするためのメールの書き方
4 回 依頼メール こちらの依頼に気持ちよく応じてもらうためのメールの書き方
5 回 謝るメール 怒っている相手の気持ちをほぐすメールの書き方
6 回 褒めメール 部下や同僚、上司を褒めて見方にするメールの書き方

今回は、第 3 回目です。それでは進めていきましょう。

●第 3 回 今回のテーマ~「漏れなく確実な指示」メール!

仕事をする上では、誰かに仕事の指示を出すことが多いはずです。一般に、会社での仕事は多人数・・・チームでおこなわれており、一つの大きな単位の仕事を数人~数百人規模までの「関係者」に向けて「仕事内容」を指示すると思います。

こんな場合は、確実に、早く、間違いなく伝わる指示内容にしたいものです。ここで「曖昧、抽象的、分かりにくい」内容の指示をしてしまうと、指示の結果完成した仕事は「こんなはずでは・・」という具合になってしまいます。

その結果「指示が悪いからだ」と責められ、「頑張った割には報われない」という報われない状態になってしまうので注意しましょう。

では、簡単にどんな指示メールが駄目で、どれがよいのかを見てみましょう。

×の例

件名:打ち合わせの件
営業部各位

営業部長 (米田)

売り上げが最近落ちているので、これを改善する方法を各自考えてください。考えたら、集まって議論します。

→これは指示が抽象的で曖昧になっている例です。

○の例

件名:売り上げ減少対策検討の件
営業部各位

営業部長 (米田)

売り上げが前月比 20% 落ちているので、これを改善する方法を各自考えてください。
・20% 落ちた原因を具体的に考えて下さい。
 →他社の既存商品にシェアを奪われた、当社商品の市場から評価が落ちている、新しい商品が登場したなど。
・原因を鑑みた解決策を最低 5 つ考えてください。
 →キャンペーン、値下げ、他社商品の弱さ分析、商品の新しい使い方提案、広告など
・来週の月曜日までにメールで回答(必須)
・火曜日の 13 時から検討会議を行います。

→このように「仕事の指示」は「曖昧で抽象的」なものでなく、あくまで明確、「具体的」に書くことがことが必要です。

では、もっと具体的に見ていきましょう。

●ポイント

仕事の目的、進め方、アウトプットイメージ、〆切りを明確に!

明確に「指示する」ことが基本

ビジネスは一人では仕事を完了することが難しく、多くの人との協業が前提になっています。そこで重要になるのは、仕事を他人にどのように指示するかです。

指示はできるだけ具体的に、明確にすることが仕事の基本ですので、メールでも同様に指示します。

そして具体的に指示項目としてメールに書きたいのは、

作業指示メールに書く項目

①仕事の目的・背景
②仕事の手順・進め方
③アウトプット種類
 →メモペーパー
 →口頭説明
 →プレゼンテーション
 →レポート
 →論文 など
④〆切り、
⑤その後の段取りなど

●超具体的例で見てみよう

営業企画課長の徳島さんが、結果を営業課の上司である大阪さんや、各部長、課長にメールで完了報告するメールです。

【普通のメール】

件名:提案資料作成の件
営業企画課長 (徳島)
西岡様

徳島です。
西岡さん、至急カナダのテクニカル システム社向けのプレゼン資料を作成下さい。
①曖昧な指示

・以前、ドバイのヒューム社にプレゼンしたものをベースにしてください。
提案コンテンツ部分のみ北米仕様に変更してください。なお、ヒューム社は不動産業、今回の企業はシステム開発会社なので、そこも考慮してください。

・商品は、○○を提案。
・商品の訴求ポイントは、分かりやすく、図をたくさん入れて。
・明日チェックしますので、そういうつもりでお願いします。
②その後の段取りが不明確

以上

①曖昧な指示

このメールの大きな問題は、指示が曖昧ということです。

このような曖昧な指示は、指示を受ける側との関係が長く、いわゆる「あうん」、「以心伝心」のような関係ならよいのでしょうが、通常はこの指示では正しいアウトプットは出てきません。

②この指示の次のステップが不明

また、「明日チェック」と書いてありますが、明日の何時からどのいうにチェックするのか、その後修正時間があるのか、先方にはいつ説明にいくのかも明確でありません。

これでは指示を受けたほうは段取りを組むことができないのです。

では、これらは、どう修正すればよいでしょうか?

次ページは・・・「明確、具体的な指示になるようにメールを改善!」

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