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伝説のプレゼンターを目指せ! 2

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Microsoft At Home マガジン > 伝説のプレゼンターを目指せ! 2 > 第 4 回 質疑応答の極意

伝説のプレゼンターを目指せ! 2

ある日の研修での質疑応答:「関あじ」「関さば」

講師 「今日のテーマは、ブランド戦略。『関あじ』『関さば』って知ってるよね」

受講生全員 「は~い」

講師 「では、なぜこれらのブランドは大成功を収めたのだろう。『関さば』の浜値は以前の数倍に上がったらしいよ。一方、同じ豊予海峡で獲れる鯵でも、対岸の三崎漁港に水揚げされた『岬さば』の値段はそれに及ばない。さて、なぜだ」

受講生 A 「はい。それは所謂、先行者利益 (First Mover Advantage) のお蔭だと思います。『岬さば』より『関さば』の方が早くブランド化された分、消費者に広く浸透してブランド力があるんじゃないでしょうか」

講師 (あ~、FMA かぁ。前回やったからすぐ使ってきたな。でもちゃんと考えてないなあ。まあ、他の人の話も聞いてみよう) 「他には?」

受講生B 「はーい。『関あじ』『関さば』は水産物としては初めて登録商標を取ったって聞きました。それがブランド力の源泉になった、と。地元漁協も必死で売り込んだらしいですし」

講師 (う~ん …、必死に、ねえ)

研修を行うとして、多くの場合、質問者・発言者は「間違って」いる。そりゃそうだ。間違えないなら研修なんて受ける必要がない。

一方、講師 (=プレゼンター) は多くの場合、「正しい」答えを知っている。これまた当然。でなきゃ、お金なんて取れない。

でも、問題はここから。

間違っているヒトは、正しい答えをただ聞いても、たいていの場合、ちゃんとは理解できないのだ。

次ページでは、いよいよ「誤答に到るのは、思考プロセスがどこかで間違っているから」についてです。

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