みんなのためのセキュリティー講座 (前編)
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みんなのためのセキュリティー講座 (前編)
ファイアウォールによるデータ通信の制御
ここでは、Windows Live OneCare のファイアウォール機能について解説します。ファイアウォールとは、パソコンとネットワーク (インターネット) 間でやり取りされるデータ通信を監視し、不正なデータ通信があればこれをブロックする機能です。
不正なデータ通信に代表されるものは、ハッカーによる不正アクセスです。これは、インターネット (外側) からのアクセスですが、パソコン (内側) からの通信にも注意しなければなりません。「その1 インターネット・セキュリティーの基礎」で解説したように、トロイの木馬のようにパソコン内の個人情報などを不正に入手しようとするプログラムがあるためです。
では、ファイアウォールはどのように通信データをチェックしているのでしょうか?
データ通信は、データの通り道である「ポート」を通過します。「ポート」は、パソコンが外部の世界とやり取りをするためのドアのようなものです。
このとき、普段使用するポート以外を見張りをするのがファイアウォールの重要な機能になります。いわば、ドアを守るガードマンのような役割です。
普段使っていないような異ポートを使用するデータ通信があると画面のようにユーザーに通知し、許可するかブロックするかをユーザーが判断できるようにします。
Windows Live OneCare を使っていれば、皆様は、プログラム名や発行元、会社名などから判断し、問題がなければ[このプログラムを許可する]を、怪しいと思ったら[このプログラムをブロックします]をクリックしてコントロールすることができます。
一度許可したプログラムはファイアウォールが覚えておいてくれるので、次回以降は確認されることはありません。
ファイヤーウォールは、あなたのパソコンのドアを守るガードマンの役割を果たすわけです。
ファイアウォールの設定変更にチャレンジしよう!
上で解説したように、普段とは異なるデータ通信はその都度確認されますが、そのとき選択した内容を変更したり、パソコンを使用する場所に合わせて通信できるサービスの内容を変更するといった設定変更も可能です。
通知領域にある Windows Live OneCare のアイコンをダブルクリックしてメイン画面を開き、画面左にある[設定の変更]をクリックします。
「Windows Live OneCare 設定」画面が表示されます。ファイアウォール関連の設定は、[ファイアウォール]タブで行います。この画面では、ファイアウォール機能の有効/無効を切り替えることができますが、特別な理由がない限りは[有効 (推奨)]にしておいてください。また、[公共のネットワークに接続したら、~]というオプションは、セキュリティーで保護される家庭や職場と、公衆無線 LAN サービスのようなセキュリティーレベルの低い環境で使用できるサービスを自動的に切り替えるものです。ここにチェックを入れておくと、たとえば公衆無線 LAN サービスに接続すると、ファイル共有やプリンター共有機能などが自動的に無効になります。
プログラムごとのデータ通信の許可とブロックを切り替えるには、上の画面で[詳細設定]をクリックします。「Windows Live OneCare ファイアウォールの設定」画面が表示されますので、[プログラム]タブを確認してください。ここに、ネットワークとデータ通信を行うプログラムが一覧表示されています。特定のプログラムの設定を変更したいときは、該当のプログラムの[許可]または[ブロック]をクリックし、[OK]をクリックします。
また、一覧にプログラムが見当たらないときは、[追加]をクリックして登録することもできます。
次回の「後編」では、今回インストール方法を解説した「Windows Live OneCare」を使ったセキュリティー対策について詳しく解説します (11 月 25 日に公開予定)。ご期待ください。
この記事は、2008年9月末現在の Windows Live OneCare で表示された画面を元に作成しています。