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キャリアトーク with My Digital Life & Work Style|Vol.003 塚本 高史 「なりたい自分に近づくため、大切なのは自然体の自分と出会い。」

映画『上海の夜』、スペシャル ドラマ『ガンジス河でバタフライ』、そして、連続ドラマ『ハタチの恋人』と、このところ出演作が目白押しの塚本高史さん。ドラマや映画、CM と数々の話題作に出演し、今最も注目される俳優の 1 人。俳優という特殊な仕事に身を置きながらも、自然体を貫き、「無理に頑張るのは好きじゃない」と語るクールなスタイルにも、世代を超えた共感が集まっている。そんな塚本さんにも、「なりたい自分に近づく」ためのターニング ポイントとなった、ある監督との大きな出会いがあったという。今回は彼流の仕事に対するこだわりや、自分を変えた出会いについてiNNO. by Microsoft の読者に向けて語ってもらった。

―『ハタチの恋人』では、塚本さんは、ヒロインの長澤さんと同じ専門学校に通う学生さんの役ということですが、このドラマの見どころを教えていただけますか。
塚本:『ハタチの恋人』というタイトルのとおり、さんまさん演じる 50 歳のサラリーマンの圭祐が、長澤さん演じる20 歳でグラフィック デザイナーを目指すユリと出会って、恋に落ちるというストーリーですが、二人が、どんなふうに出会って、どう変わっていくのか、そして、その周囲の人たちがどう動かされていくのか、そのあたりを注目して見てもらえればおもしろいかなと思います。

―『ハタチの恋人』で、明石屋さんまさん、長澤まさみさんと共演されていますよね。長澤さんとは映画『その時は彼によろしく』や、ドラマ『ガンジス河でバタフライ』でもご一緒されていましたが、さんまさんとは、これまでに面識はあったのですか?
塚本:長澤さんとは何度も共演していますが、さんまさんとは初めてなんです。でもやっぱり、テレビで見ているまんま、というのが印象です(笑)。

―そんな仕事に対してプロとしての態度を貫く塚本さんが、役者という今の仕事に目覚めた大きなきっかけが、映画での「深作欣二」監督との出会いだったという。
塚本:(こういう考えになったのは)ここ5-6年ですね。といっても、10 年前にこの仕事を始めて、最初の3、4 年は、遊びたい盛りだったこともあって、「皆が遊んでるのになぜ俺だけ仕事ばっかりしなきゃいけないんだろ?」という気持ちが正直ありました。

初めて出た映画(『バトル・ロワイアル』)で、大きく変わりましたね。「あ、面白いな」と思って。「まだ遊びたい」気持ちが残ってやっていた時期に、深作さんのような大監督に認められて、大きな役ももらえて、「こんな世界もあるんだな」って感じたんです。じゃあ、もっと本気でやってみても面白いんじゃないかと。

それで仕事に対する考えが全然変わりましたね。そこから、いろいろ世界が広がったし、皆に知られるような機会も多くなった。やっぱり、「やればできるじゃん」、みたいなものも感じるようになったんです。誰でもそうだと思うけど、ちゃんとやらなければ結果も出ないし、見てくれる人も評価してくれないですよね。

―先日放送された『ガンジス河でバタフライ』ではバックパッカーの役で、インドに2週間いらしたそうですね。インドという国に行ってみてどうでしたか?
塚本:俺は大丈夫だったけど、気温 48 度とかで、俺よりスタッフの人が過酷でした。入院してる人もいましたから、大変でした。

インドという国に、やはり感化された部分はありましたね。見るものによっては、ああ、こうゆうこともあるのか、とか、死と生が共存しているというような場面も見ましたし。そういう面ではすごい国だなぁと思いました。でも、インドっていうのは、行ってみないとわからないし、言葉で表現するのは難しい国ですね。行きたければ行けばいいし、興味なければなかなか行けない国だと思うし(笑)。

―塚本さん自身行ってみたい国はどこでしょう?
塚本:カナダですね。スノボとかスキーとかやるから、冬にそういう本場の寒いところ行ってやるのもいいかなと。とは言ってもシーズンも決まっているし、休みもなければ行かれないですけど。いまは仕事が忙しくてなかなか行けないですね。

―そうすると、普段の息抜きや、気分転換はどうされてますか?
塚本:無意識のうちにやってます。現場から抜ければオフだし、現場にいる時はオンだし。そこで自然にスイッチが入るようになりました。音楽もやってますけど、こっちは生活の一部みたいな感じですね。なくてはならないし、あって当然だから、べつに息抜きとか、気分転換のためにやるという感じではないんですよ。

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PROFILE

塚本 高史

1982 年 10 月 27 日生まれ。東京都出身。97 年、テレビドラマ『職員室』(TBS)でデビュー、00 年には『バトル・ロワイアル』(深作欣二監督)でスクリーン デビュー。その後、『木更津キャッツアイ』(映画・テレビとも)、『マンハッタン ラブストーリー』、『タイガー&ドラゴン』など宮藤官九郎作品の常連となる。現在もドラマ『ハタチの恋人(TBS)』や映画『陰日向に咲く』、注目作への出演が目白押しで、今、最も注目される俳優の1人である。

塚本 高史 公式サイト

日曜劇場 「ハタチの恋人」
TBS 毎週日曜日 夜9:00~

明石家さんまが 5年ぶりに連続ドラマに出演。仕事、私生活ともに人生の先が見え始め、「もうこの先ドキドキするようなことはないのだろうな」と思い始めた典型的な50オトコ。そんな矢先、昔の恋人にそっくりなハタチの女性が現れる。

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