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第2回 特別な日のシャンパーニュ、あなたの好みの1本は? パーティーシーズンの到来。日頃はなにか理由でもないと少し気後れするシャンパーニュがおおっぴらに飲めてうれしい。グラスの中に輝く星々、今回はシャンパーニュの話。 スパークリング ワインはフランスではヴァン・ムスーといってそれが発泡酒の総称である。ヴァン・ムスーにはクレマン (クリームのような泡という意味からきている) やペティアンと呼ばれるもの、そしてシャンパーニュがある。イタリアにはスプマンテ、スペインにはカバ、ドイツにはゼクトとそれぞれ発泡酒がある。つまり泡の立つワインすべてがシャンパーニュと呼んでいいわけではないのである。 シャンパン (シャンパーニュ) に詳しくなりたいという男性は結構多い。値が張るものだし、シャンパーニュはデートにつきものだからそれはちょっといいとこ見せたい。だけどいちいちみんなの好みやら予算やら聞いて回るわけにはいかないのであるとき私は Word で表を作った。 横軸は「男性的~女性的」縦軸は「軽やか~重厚」、味のイメージ。その表のあてはまるところに銘柄をいれていった。たとえば重厚で男性的な味のシャンパーニュだったら真冬のディナーに1本通してのむ、コースの肉料理にも負けないようなもの。軽やかな味わいのものなら夏の日曜日起きぬけにベッドで飲む (いわゆる朝シャン ! ) のに適しているといったように。 表にしておけば銘柄や味は一目瞭然だし、いろんな種類を飲む愉しみも増えるので興味ある方はやってみてください。軸は価格帯やコストパフォーマンスにしてもいい。マメなかたならExcelできっちり生産されている村やらアッセンブラージュ (ぶどうの品種の配合) を表にしてもいいと思う。あなたの好みの1本がみつかりますように。 最後にひとつ。シャンパーニュを抜栓する音は淑女のため息にたとえられる。派手な音をたてて抜栓する輩がいますが、あれはよろしくありません。ため息ならいいけど、淑女のくしゃみやげっぷじゃ困る。そうっとそうっと開けましょう。
船戸陽子(ふなと・ようこ)
日本将棋連盟所属女流棋士 二段 / 日本ソムリエ協会認定ソムリエ棋士とソムリエを兼業してる世界で唯一の女性 |






