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比べて分かるMicrosoft Office 2007 の実力 オフィス統合製品 比較検証Microsoft Office のファイルは正しく表示されるの? 検証 3 Microsoft PowerPoint 形式のファイルの再現性 検証 1 Microsoft Word 形式のファイルの再現性 検証 2 Microsoft Excel 形式のファイルの再現性

Microsoft Word で作った文書には、
より文章が読みやすくなるようなレイアウトや、
読み手の理解を助ける図やイラスト、縦書きや
ルビをはじめとする日本語特有の表現など、
豊富な機能や表現手法が日常的に用いられます。

互換性評価/ワープロ ソフト

これらを正しく再現できているかどうかが、
他社オフィス統合製品の互換性評価の
チェック ポイントともなります。

互換性テストに使用したファイルおよび チェック項目、結果の一覧は
こちらでご覧いただけます

テスト内容および互換性クリア率の算出方法

Microsoft Word 形式のファイル 36 個 (Microsoft Office Online で配布されているテンプレートおよび文書、市販書籍付属のテンプレートおよび文書、今回のテスト用に作成した検証用文書) を使用し、各オフィス統合製品で互換性をテスト。1 ファイル当たり 6 つのチェック項目 (レイアウト、デザイン/写真、色、3D 表現、グラフ、図版) を調査し、該当なしを差引いた総チェック項目 137 にて評価。「互換性クリア率」は、(問題なし×1 ポイント+軽微な問題× 0.5 ポイント)÷ 137 として算出。

検証 1 Microsoft Word 形式のファイルの再現性

実用に難がある例: 1

S 社ワープロ ソフトにて、Microsoft Office Online で提供されているカレンダーのテンプレート (2009 年 フォト カレンダー.dotx) を開くと、 テキストがページ上部に固まって表示されてしまう、背景色や画像が正しく再現されないなど、 まったく正しく表示できない。

Microsoft Word 2007 で開いた場合

S 社製品で開いた場合

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実用に難がある例: 2

Microsoft Word 2007 には原稿用紙でテキストを入力する機能が用意されている。この機能を使って作成した文書を T 社ワープロ ソフトで表示すると、 マス目を無視して横書き表示されてしまう。原稿用紙としては利用できないため、実用には難がある。

まず他社オフィス統合製品において目に付くのは、
Microsoft Word 2007 形式の文書が開けるようになった製品は増えたものの、
正しく利用できるという意味での対応はまだまだ不充分だと言えます。
SmartArt が表示されない、製品によっては文書の表紙や目次が消えてしまう、
図表参照が機能していない、ルビが正しく表示されない、
本来 2 段組でレイアウトされている場所が 4 段組で表示されている、など
数多くの問題が発生しています。
なお、T 社の製品については、Microsoft Word 2007 形式の
テンプレート (拡張子 dotx) は開くことができませんでした。

Microsoft Word 97 ‐ 2003 形式に関しては、
全般的に Microsoft Word 2007 形式よりも対応が進んでいます。
しかし、オリジナルと図形の位置が異なる、
図形の 3D 表現が再現されていない、ルビを指定した文字が消えている、
テキスト ボックスに文字が収まっていない、
縦書き機能がないため横書き表示されてしまっているなど、
元のファイルとは多少の差異があるケース、
機能自体が不足していて再現できないケースなどが見受けられました。

Microsoft Word 2007 で開いた場合

T 社製品で開いた場合

ワープロソフト互換性調査の詳細結果は、
こちらでご覧いただけます

text 拡大表示 拡大表示

Microsoft Excel には、数値データの集計や計算、
データの予測や分析、そしてこれらに基づいた
グラフやレポートの作成などに利用する、
多彩な機能が盛り込まれています。

互換性評価/表計算ソフト

そこで表計算ソフトの互換性評価では、

これらの機能を使用して作成されたファイルが、忠実に再現できるのかを重点的にチェックしました。

互換性テストに使用したファイルおよびチェック項目、結果の一覧は
こちらでご覧いただけます

テスト内容および互換性クリア率の算出方法

Microsoft Excel 形式のファイル 29 個 (Microsoft Office Online で配布されているテンプレート、市販書籍付属のブック、今回のテスト用に作成した検証用ブック) を使用し、オフィス統合製品で互換性をテスト。1 ファイル当たり 6 つのチェック項目 (レイアウト、デザイン/写真、色、3D 表現、グラフ、図版) を調査し、該当なしを差引いた総チェック項目 86 にて評価。「互換性クリア率」は、(問題なし× 1 ポイント + 軽微な問題× 0.5 ポイント)÷ 86 として算出。

検証 2 Microsoft Excel 形式のファイルの再現性

実用に難がある例: 1

Microsoft Office Online で配布されている Microsoft Excel 2007 用の
イベント用の予算表テンプレート (Event budget.xltx) を開いたところ、
S 社表計算ソフトでは、関数が入力されているセルにエラーが表示されており、実用には難がある。

Microsoft Excel 2007 で開いた場合

S 社製品で開いた場合

拡大表示 拡大表示

実用に難がある例: 2

Microsoft Office Online で配布されている請求明細書テンプレート (請求明細書.xltx) を
Microsoft Excel 97 – 2003 形式のテンプレートに保存し直したファイルを開いたところ。
E 社製品では、セルの背景色が再現されていない上、オートフィルタも再現されていない。
また、合計値の欄の数式も消えているなどテンプレートの機能・目的は全く再現されておらず、
実用には難がある。

Microsoft Excel において、数式や関数を使った計算はもっとも基本的な機能のひとつですが、他社オフィス統合製品で Microsoft Excel で作成したドキュメントを開くと、
関数や数式が埋め込まれたセルにおいてエラーが表示されるケースが散見されました。
表計算ソフトの使用目的は文字通り表計算ですから、
数式や関数の互換性は生命線とも言えます。

さらに、Microsoft Excel 2007 のテーブル機能を使って作成したドキュメントを、
他社オフィス統合製品で開くと、オート フィルタや自動計算が正しく機能しない、
表の装飾が適用されないといった問題が発生しています。
そのほかにも、SmartArt が表示されない、罫線の種類を取り違える、
ワードアートが正しく再現されないといった表現面での問題が散見されます。
なお、K 社および T 社の製品は Microsoft Excel 2007 の
テンプレート (拡張子 xltx) を開くことができませんでした。

Microsoft Excel 2007 で開いた場合

E 社製品で開いた場合

表計算ソフト互換性調査の詳細結果は、
こちらでご覧いただけます

拡大表示 拡大表示 拡大表示

Microsoft PowerPoint で作る
プレゼンテーションは、
相手がプレゼンテーションの内容を
素早く・的確に理解するために、文字や図版などを
効果的にレイアウトして作成します。
また、ページ切り替え時にアニメーション処理を
利用したりすることもあります。

互換性評価/プレゼンテーション ソフト

プレゼンテーション ソフトの互換性評価では、
特にレイアウトや画面表示の再現性が
最大のチェック ポイントとなります。

互換性テストに使用したファイルおよびチェック項目・結果の一覧は
こちらでご覧いただけます

テスト内容および互換性クリア率の算出方法

Microsoft PowerPoint 形式のファイル 25 個 (Microsoft Office Online で配布されているテンプレートおよびプレゼンテーション、市販書籍付属のテンプレートおよびプレゼンテーション、今回のテスト用に作成した検証用プレゼンテーション) を使用し、オフィス統合製品で互換性をテスト。1 ファイル当たり 6 つのチェック項目 (レイアウト、デザイン/写真、色、3D 表現、グラフ、図版) を調査し、該当なしを差引いた総チェック項目 100 にて評価。「互換性クリア率」は、(問題なし× 1 ポイント+軽微な問題× 0.5 ポイント)÷ 100 として算出。

検証 3 Microsoft PowerPoint 形式のファイルの再現性

実用に難がある例: 1

市販書籍収録の PowerPoint 97 – 2003 形式のサンプルファイルを開いたところ。フォント サイズが正しく再現できずオリジナルと異なっているため、レイアウトが大きく崩れてしまっており、実用には難がある。

Microsoft Power Point 2007 で開いた場合

K 社製品で開いた場合

実用に難がある例: 2

検証用のオリジナル プレゼンテーション中のスライド。Microsoft PowerPoint 2007 では表示されているグラフが、S 社製品では一切表示されておらず、実用には難がある。

プレゼンテーションについては、各オフィス統合製品共に画像や図形の表示互換性に 多くの問題が見受けられるほか、スライド内に置いたグラフが再現できないケースもありました。

また、今回テストした他社オフィス統合製品は、
いずれも Microsoft PowerPoint 2007 形式のプレゼンテーションを
開けるようになっていますが、
Microsoft Office 2007 で新たに搭載された便利な機能、
SmartArt で作成した図版は一切再現されませんでした。
SmartArt は、わかりやすい図版を手早く効率的に作成できることから、
プレゼンテーション作りにおいては特に利用価値が高いので、
たびたびプレゼンテーション内で利用されますが、他社オフィス統合製品では、
編集はもちろん、何が書かれているのかを把握することもできません。
なお、資料作りに欠かせないテンプレート ファイルに関しては、
K 社および T 社の製品では、Microsoft PowerPoint 2007 形式の
テンプレート (拡張子 potx) を読み込むことができませんでした。

Microsoft Power Point 2007 で開いた場合

S 社製品で開いた場合

プレゼンテーション ソフト互換性調査の詳細結果は、
こちらでご覧いただけます

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※本検証について

●本検証は、マイクロソフト株式会社の委託により、株式会社インプレスジャパンが検証を実施したものです。●テストおよび検証期間:2009 年 3 月 1 日~ 31 日(K社製品のみ 2009 年 5 月 7 日~ 29 日)。各アプリケーションは検証期間中に発売されていた最新バージョンを使用。●本検証結果は、今回使用した環境および条件下での検証結果であり、異なる環境及び条件下では異なる結果がでることがあります。●本検証に使用した PC の主なスペックは次のとおりです: CPU Intel Core 2 Duo E6600、メモリー DDR2-800 2GB × 2、グラフィックス Intel 965G オンボード グラフィックス使用、HDD 320GB(S-ATA、5400rpm)、OS Microsoft Windows Vista Business SP1、パフォーマンス テスト時の画面表示解像度 1280 × 1024ドット

結論 Microsoft Office のデータを安心して活用できるのは Microsoft Office The Facts Top へ戻る
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