母子家庭等女性のための「就労応援フェア」レポート

女性のための UP プログラム

UP プログラム

厚生労働省の調査によると 2003 年の母子家庭世帯数は 5 年前に比べて 28.3% も増加しています。また、同調査によると母子世帯の平均年収は 212 万円と厳しい経済状況であり、女性たちの自立支援は切迫した社会的課題になっています。
このような状況を踏まえ、マイクロソフトでは、経済的に困難な状況にある女性たちの自立支援の取り組みを始めました。

マイクロソフトは、「世界中のすべての人々とビジネスの持つ可能性を、最大限に引き出すための支援をする」という企業ミッションのもと、IT を軸にした社会貢献活動を行っており、その一貫として 「UP (Unlimited Potential)」 プログラムを世界各国で実施しています。
日本では、2003 年 11 月より UP プログラムを開始し、2004 年 7 月に困難な状況にある女性のための支援「女性のための UP プログラム」を開始しました。 
現在、東京都、神奈川県において、3 団体と共同で社会的、経済的に困難な状況にある女性たちの自信回復、社会参画や就労を支援する プログラムを実施中です。

このひとつである「横浜市男女共同参画推進協会による女性のための UP プログラム」は、財団法人横浜市男女共同参画推進協会とマイクロソフトが共同でプログラムを実施しています。「就労応援フェア 」は、この UP プログラムの一環として開催されたイベントです。

* 困難な課題を抱える女性のために IT を活用した自立支援を強化〜東京ボランティア・市民活動センターと財団法人横浜市女性協会が「女性のための UP プログラム」を実施〜

          * UP プログラム

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就労応援フェア

本レポートでは、男女共同参画センター横浜「フォーラム」で 2005 年 12 月 17 日に開催された「就労応援フェア」の様子をご紹介します。
本フェアは、チャレンジする女性たちへ「仕事に向けて気持ちを楽に、外見も中身も必要に応じて整えてもらえるように」と協賛企業各社の協力を得て、お子さん連れでリラックスして楽しめ、必要な情報にアクセスしてもらうことを主旨として企画されました。

会場では 9 つのコーナーに分かれ、参加される方が自由に自分のペースで好きなコーナーを回れるようになっています。各コーナーは、マイクロソフトからの 14 名のボランティアをはじめ、複数のボランティアの手伝いのもと行われました。

フェアの内容

内容

講師・協賛 (敬称略)

スーツ等プレゼントコーナー

ゴールドマンサックス証券 (株)

アロマ・ハンドマッサージさろん YUMI

小島祐美 (アロマアドバイザー)

派遣の働き方 & プチ登録会

(株) パソナ・横浜ファシリテーター
伊藤由三子

小学生の部屋「英語で遊ぼう」
X マスオーナメントづくり

イヴォンヌ松元 (子供向け英語塾主宰)
マイクロソフト 社員ボランティア

「効果的な求職活動とは」
面接レッスン

 (有) C マインド代表長谷川のぶこ

パソコンで年賀状をつくろう

マイクロソフト社員ボランティア

子どもひとりでできる、
おいしい焼きそば・スープ・ゼリー

大竹斎子 (調理師)

喫茶

丸橋克美

フェイスケアとポイントメイク

ザ・ボディショップ

派遣の働き方 & プチ登録会

株式会社パソナ・横浜 ファシリテーター 伊藤由三子氏

株式会社パソナには「育児を終えて再就職を願う家庭の主婦に、これまでの経験の活かせる仕事の場を作りたい」という創業時からの思いがあるそうです。
本フェアでは、3 回に分けて伊藤さんによる派遣の働き方の講習と登録会を行い、仕事に関する不安や質問などに答えました。多くの参加者がこのブースに訪れ、登録していました。

「効果的な就職活動」 (ミニ講義) と面接レッスン

有限会社 C マインド 代表 長谷川のぶこ氏

有限会社 C マインド 代表 長谷川のぶこ氏

講師の長谷川さんは履歴書・経歴書の作り方、求人の検索の手法などについて 45 分間のレクチャーを行い、個別の面接レッスンとカウンセリングを行いました。
「幼少の子どもを抱えて就職の困難な女性たちは、仕事に対して肩に力が入りすぎていることが多く、『早く仕事をしなければ』『パートはしているけれど、正社員で安定した仕事を』との真剣な気持ちから焦り、無理をして健康状態を損なってしまうケースもあります。そのような女性に対しては、『まず肩の力を抜いて、子どもは必ず成長していくのだから、その年齢の育児に無理のない体制で働き、少しずつ働き方を変えていけば良い』『自分の中にある理想の形と現実のギャップを埋め、今の生活にあった仕事の理想を考え直すことも大切』と、状況に応じた働き方をアドバイスしています」と長谷川さんはいいます。




パソコンで年賀状を作ろう

マイクロソフト 社員ボランティア

パソコンで年賀状を作ろう

ちょうど年賀状を作成する時期でもあり、マイクソロフトの社員ボランティアは、パソコンを使った年賀状制作を覚えて帰っていただく企画を考えました。
特別なソフトウェアは必要なく、Microsoft Word で既存のテンプレートをマイクロソフトのホームページからダウンロードして使いました。
実際にパソコンを触ってもらい、最終的にはハガキに印刷して持ち帰ってもらいました。
 参加者は予想以上にパソコンの基本操作に慣れている方が多く、スムーズに年賀状を作成できていました。






小学生の部屋 (「英語で遊ぼう」)

イヴォンヌ松元 (子供向け英語塾講師)

小学生の部屋

参加された女性の小学生の子どもたちは、この部屋に集まり楽しく過ごしました。
 その間にお母様は、別のお部屋に子どもを離れておひとりで参加することができます。
 英国人の講師による英語でのプレイタイムでは、ボール遊びなどで活発に遊び、主に女の子たちは色紙を使って立体のクリスマスオーナメント作りに没頭しました。





子どもひとりでできる、おいしい焼きそば・スープ・ゼリー

大竹斎子 (調理師)

子どもひとりでできる、おいしい焼きそば・スープ・ゼリー

「お母様が仕事で忙しいときに、ひとりで楽しみながら作ることができる手軽で栄養のある子どもの料理を」というコンセプトで、子どもたちだけで参加する料理教室が設けられました。
できあがったタイミングでお母様も参加し、ご一緒に昼食として召し上がっていただきました。

ここでは、フェアの一部をご紹介しましたが、すべての部屋がそれぞれ参加者でいっぱいになりました (参加登録者数 60 名) 。

この就労応援フェアは 2005 年 7 月に第 1 回を実施、今回は 2 度目となります。
 来場された女性たちは「ホっとする」「心が温まる」「保育があるので子連れで安心できる」といった感想をもたれていました。

横浜市男女共同参画推進協会とマイクロソフトは、こうした 1 日イベントのほかにも、より実践的な就労のための 6 日間 24 時間のパソコン講座を無料で年間 22 コース開講しており、チャレンジする女性たちのサポートを今後も続けていきたいと考えています。

ご注意:
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