地域活性化 〜地域経済の活性化支援〜

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Theme : IT で、日本全国を元気に

地域経済と新しい産業の創出
昨今の経済状況、少子高齢化や大都市への人口集中による地域格差の広がりにより、多くの地域経済は厳しい状況に置かれています。日本全体が元気になるためには、地域経済がもっと活性化する必要があります。こうした中、課題を乗り越え、また課題をチャンスにし、地域発の新しいビジネスや産業を生み出そうとする動きが各地で始まっています。その中でもバイオや環境と並んで、IT 分野が注目されています。
ベンチャー企業の育成と支援
このように地域発の新しいビジネスや産業を生み出すためには、ビジネス リスクをとって新規事業に挑戦するベンチャー企業の創出、成長が不可欠です。この先、さらに多くのベンチャー企業が継続的に成長し、日本のイノベーション創出を担っていくよう、リスクを伴って事業に挑戦するベンチャー企業に対して、産学官が連携した一層強力な支援が必要です。
高度 IT 人材の不足
しかし、新たな基幹産業としての IT が期待される一方、日本では、IT を活用して高い付加価値を創造できる高度 IT 人材が不足しています。世界経済のフラット化が進む中で、諸外国は毎年多くの IT 人材を生み出しています。日本の IT 分野の競争力を失わないためにも、産学官が一体となって高度 IT 人材を育成していく仕組みが求められます。
未来を見据えた IT の研究開発
また、競争が激化するグローバル経済の中で、日本が今後も活躍していくためには、革新的で付加価値の高い IT を創出し続けていく必要があります。政府では、日本がリードする分野の先進的技術や超高速計算機システムなど、さまざまな分野で基盤となる IT の研究開発を推進し、未来を見据えた計画が進行しています。
図 (グラフ) 総務省「平成 18 年事業所・企業統計調査」より作成の業種別開業率を表すグラフ。左軸に %、横軸は業種を表示し、2001 年から 2004 年と 2004 年から 2006 年のデータを比較。開業率・伸び率ともに情報通信業が最も高いことを表す。

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(((echo))) 事例紹介 若き IT メジャーリーガーを探せ

慶應義塾大学 環境情報学部
高橋 直大さん

世界大会 3 位はうれしいけれど、
もっと上を目指したいですね。

慶應義塾大学 環境情報学部
高橋 直大さん

アルゴリズムに目覚めた野球少年
世界の学生が集い、創造力や技術力を競い合う Imagine Cup (イマジン カップ)。2008 年 7 月にパリで開かれた第 6 回目の世界大会で、慶應義塾大学 1 年の高橋直大さんがアルゴリズム部門の 3 位に入賞した。世界 134 か国、1 万 5,394 人もの学生が応募した中での 3 位は、まさに快挙といえる。
アルゴリズムとは、問題を解くための一連の手順のことで、アルゴリズムをコンピューター言語で記述する作業がプログラミング。数学的能力と解法を思い付くひらめきが求められ、適性に恵まれていなければ良い結果は出せないという。高校球児だった高橋さんは 2 年生のときに体を壊し、パソコン研究部に転じた。たちまち頭角を現わし、名のあるコンテストで上位に入るようになる。2006 年の Imagine Cup ではアルゴリズム部門の 1 次予選 9 位入賞を果たした。2007 年には 2 次予選で健闘するも僅差で敗退。「5 位にいたのですが、プログラミングの初心者だったので、つまらないバグがあって失格になりました」と悔しがる。
難問をひらめきで解く
そして 2008 年。勝ち抜いてパリでの世界大会に臨んだ 6 人は 1 室に集められ、9 つの問題を与えられた。持ち時間は 24 時間。英語が苦手な高橋さんは問題を読むだけで 2 時間以上を費やしてしまう。だが約 12 時間でほとんどの問題を解き、慎重に修正を加えていった。「コーヒーを飲んで眠気を払いながらがんばりました。ありがたかったのはマイクロソフト (日本) のサポート。競技エリアのそばで、24 時間体制で待機してくれましたから」と感謝する。そんな過酷な戦いを乗り切って、みごと 3 位に入賞した。プログラミングを始めてわずか 2 年。その才能には誰もが目を見張る。「最近、急速に力がついてきたので、今やれば 1 位になれるかもしれませんね」と屈託なく語る高橋さんである。
将来は学究の道に進みたいという。「アルゴリズムの魅力は、時間内に解決不可能と思える問題を、一瞬のひらめきによってあっさり解いてしまうこと。今は  フランス大会で見事、世界第 3 位に輝いた高橋さん 与えられた問題を解いていますが、行く行くは自分で問題を見つけ、未解決のものにチャレンジしてみたいですね。エレベーターの群管理もカーナビの進路決定もアルゴリズム。身近なところにだって日本や世界を良くすることにつながる課題がたくさんあるんですよ」
今年も Imagine Cup に応募するという高橋さん。さらなる活躍が期待される。

世界にはチャンスがたくさんあります。
若者は、もっと貪欲になっていい。

マイクロソフト ビジネス インキュベーション
シニア マネージャー
長井 伸明

世界大会出場者はビッグ スター
Imagine Cup (イマジン カップ) は、テクノロジーの将来を担う若者を支援し、その情熱や創造力を世界に役立てようというマイクロソフトの活動。2003 年のスペイン大会にはじまり、高橋直大さんが 3 位に入賞した昨年のフランス大会には、世界から 20 万人を超えるエントリーがあったという。マイクロソフト社内で、IT ベンチャー企業や若い人々の活動を支援している長井伸明は、その一環として Imagine Cup に関わってきた。
「参加人数を見ればわかるように、海外における Imagine Cup の注目度は大変なものです」と長井は言う。「決勝進出者はレッド カーペットですし、このソフトで自国を変えると意気込む学生もいます。実際にブラジルでは、大会で好成績を収めたソフトが政府に採用されました。スウェーデンには Imagine Cup に向けての勉強を正式な授業としている学校まであります。それに比べ、日本での注目度は残念なことにそこまで高くはない。高橋さんの入賞が刺激となって、後に続く若い人が大勢出てきてくれたら、マイクロソフトにとっても私にとってもうれしいことです」
世界こそ新たなフィールド
Imagine Cup における日本勢の成績は、芳しいとは言えない。その背景には若い人たちの IT 離れがあるようだ。日本の IT 企業は受注型ビジネスが中心で新 3K 職場という声も聞かれる。しかし、それは皮相な見方だと長井は否定する。「外から見えないだけで、すばらしい仕事をしている人は大勢います。問題は、国内ばかりに目を向けていること。世界のマーケットは日本の数 10 倍、数 100 倍です。国際競争力さえ身に付ければ、めざましい成功を手にすることができるでしょう。意欲的な IT ベンチャーには無限の可能性があります。私はそれを短時間で開花させてあげたい。そのために提供できるのがマイクロソフトのプラットフォームとワールドワイドのネットワークなのです」長井は地域の IT 産業を活性化させる活動にも意欲的に取り組んでいる。情報インフラの整った日本で、  熱気あふれる Imagine Cup フランス大会会場 95% の IT エンジニアが 3 大都市に集中している現状は、歪んでいると考えるからだ。「マイクロソフトの持っている大きなバック グラウンドで支援できることがたくさんあります。それらを各地のパートナーさんに利用していただき、Win-Win の関係になれたらすばらしい。こんな仕事に携われることも、マイクロソフトという会社にいる喜びだと思っています」

マイクロソフト
ビジネス インキュベーション
シニア マネージャー
長井 伸明

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Action : 地域活性化に対するマイクロソフトの取り組み

マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラム
政府や自治体を中心とした、公的ベンチャー育成制度と連携し、次世代の IT 産業を担うベンチャー企業および、中小企業をサポートしています。新規事業や新商品の開発に必要なソフトウェアの提供や技術支援、技術取得のためのセミナーへの招待、開発後のマーケティング支援などを実施しています。2003 年より 16 自治体と協働で、 73 企業を支援しています。マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラム
マイクロソフト イノベーション センター
マイクロソフト イノベーション センターは、ソフトウェア、ハードウェア開発企業や大学、起業家などを支援し、グローバルにビジネスに挑戦する人、組織をサポートすることにより、国内の IT ソフトウェア産業に貢献することを目標として、さまざまな支援を行っています。マイクロソフト イノベーション センターでは、年間約 5,000 人の学生、開発者、IT 管理者に対してトレーニングを行い、これまでに約 330 社の IT 関連企業に対してさまざまな支援を実施しています。マイクロソフト イノベーション センター
Imagine Cup (イマジン カップ)
マイクロソフトが主催する全世界の学生を対象とした技術コンテストです。 9 部門から得意な分野を選択し、各国で行われる予選を勝ち抜いた学生が年に 1 度の世界大会で創造性や技術力を競います。学生が自分のアイデアで世界に挑戦できるプログラムです。これまでに 6 回開催され、2008 年度のフランス大会では 100 か国以上、約 20 万人の学生が参加した過去最大の大会となりました。Imagine Cup (イマジン カップ)
地域活性化協働プログラム
マイクロソフトは、地域活性化を目指す自治体と協働で、地域の課題に合わせた ICT の活用プログラムを提供しています。過去 5 年間に 30 以上の自治体と、人材育成支援、地域経済活性化支援、社会参画へのチャレンジ支援活動などの分野で協働し、プログラムを展開してきました。2009 年は、新たに 4 つの自治体と協働しています。地域活性化協働プログラム

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