MVP のここがすごい!vol.15

「Windows 7 の機能でお勧めはデュアル・ディスプレイの操作。細かい配慮が素晴らしい」

公開日: 2009年10月22日 | 最終更新日: 2009年10月22日

ご自身のウェブサイト「1から始めるお母さんのためのパソコン教室」やブログ「世の中は不思議なことだらけ」を公開し、一般のユーザーだけでなく、視覚障碍者の方の IT 支援にも力を入れているさくしまたかえ氏。また、Microsoft TechNet 「WindowsⓇ 7 活用術」のコラム執筆者として「MVP のここがすごい!」 Vol.14 に登場されている澤田さんと共に活躍されています。 

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トピック
パソコンを使っている一般ユーザーのサポートと共に、視覚障碍者の IT 支援情報を公開パソコンを使っている一般ユーザーのサポートと共に、視覚障碍者の IT 支援情報を公開
 初心者の方にもわかりやすい説明を心がけ、画面キャプチャーを利用して視覚的に理解してもらえるように工夫 初心者の方にもわかりやすい説明を心がけ、画面キャプチャーを利用して視覚的に理解してもらえるように工夫
製品ベータプログラムに参加でき、自分の提案や要望が製品版に反映されることは、感動的なできごと製品ベータプログラムに参加でき、自分の提案や要望が製品版に反映されることは、感動的なできごと

パソコンを使っている一般ユーザーのサポートと共に、視覚障碍者の IT 支援情報を公開

――ウェブサイト「1から始めるお母さんのためのパソコン教室」やブログ「世の中は不思議なことだらけ」で情報共有をされていますが、テクニカルコミュニティ活動を始めたきっかけはなんですか?また、コミュニティでは具体的にはどのような活動をされていますか?

さくしま氏

元々は、1996年頃、NIFTY-Serveによるパソコン通信を知り、フォーラムへの参加がきっかけでした。あのころは、Windows 95 を使っていました。情報を得るために始めたパソコンでのフォーラムへの参加。しかし、そのそもそものパソコンの操作方法がわからないことだらけでした。それを質問しているうちに、徐々にお答えする側に回り始め。気がついたら、パソコンの操作方法をアドバイスする立場になっていました。
現在の私の主な活動は、ウェブサイトで Windows の使い方を解説しています。ごく一般的にパソコンを使っているユーザーの方を対象に解説していますが、その他にも視覚に障碍のある方々への IT 支援方法の情報も公開しています。この視覚障碍者への IT 支援方法は、高知システム開発 さんのスクリーンリーダーである PC - Talker を使っての Windows の操作方法なのですが、モニターを見ずに音声でのガイドによるキーボードのみの操作方法です。一般的な操作方法ではないので、公開されている情報も少ないのですが、Microsoft アクセシビリティ担当の細田和也さんや大島智子さんの協力もありまして情報を公開しています。

――テクニカルコミュニティで積極的に情報発信を行われていますが、熱意をもって続けられる理由はなんですか?

さくしま氏

自分自身がわからないことだらけなのです。それが「こういうことか!」とわかった。そのわかったことを一人で抱えているのももったいない、ということで情報発信しているしだいです。 続けられる理由は、「無理をしない」ということだと思っています。わからないことすらも「わからない」としてネタにしています。そのわからないことが徐々に解決し、わかっていく過程をも紹介。「できない、できない」と試行錯誤し、「できた!」という瞬間は、クイズを解いているような感覚です。
そして、ブログを読んでくださっている方から、私が試行錯誤している最中に「こうしてみては?」というアドバイスをいただくこともあります。これもまた検証してネタにしてしまいます。そういった方々のおかげもあって、より良い情報が配信できるので大変感謝しております。
こんな感じで私自身が情報発信を楽しんでしておりますので、続けられるのでしょう。

初心者の方にもわかりやすい説明を心がけ、画面キャプチャーを利用して視覚的に理解してもらえるように工夫

――ご自身のコミュニティで何か工夫していることはありますか?

さくしま氏

元々は、初心者さん向けに始めたのですが、最近は、ウェブページもブログも、初心者さん向けではなくなって来ています。しかし、できるだけ、難しい言葉や専門用語を使わないようにして、わかりやすい説明になるよう努力しています。
また、文章だけでは、なかなか操作方法を理解できない人が多いようですので、ブログでは、できるだけ操作手順通りのキャプチャー画面も一緒に掲載して説明するようにしています。

――Microsoft TechNet サイトでは「WindowsⓇ 7 活用術」のコラム執筆者として「MVPのここがすごい!」 Vol.14 に登場されている澤田さんと共に活躍されています。 最新の Windows OS である Windows 7 の良い点やお薦めの点などたくさん掲載されていますが、その中でも特にお気に入りの機能などがあれば教えていただけますか?

さくしま氏

Windows 7 には、お勧めできる点がいろいろあります。実は、私のメイン機で使っているノートパソコンは、Windows 7 RTM 版が出るまで、Windows Vista だったのです。Windows 7 は、テスト用のデスクトップの検証機が別にありまして、それでずっと検証していました。ところが、どうしても Windows 7 が 2 台必要になりました。そこで、すぐに Windows Vista に戻せるよう万全にバックアップを取って Windows 7 にアップグレードインストールしてみました。本当にすぐに Vista に戻すつもりでいたのですが、あまりにも便利過ぎて戻せなくなってしまいました。(本当にどうしましょう。)
また、Windows 7 の機能の中でもお勧めなのが、デュアル・ディスプレイでの Windows 7 の操作です。この件は、私のブログ「Windows 7 RC でデュアル・ディスプレイ」で少し紹介しましたが、細かい配慮がなされており、ショートカットキーも充実しています。マルチディスプレイで使っている方は、ぜひ一度試していただきたいです。

製品ベータプログラムに参加でき、自分の提案や要望が製品版に反映されることは、感動的なできごと

――MVP アワードを受賞してよかったことはなんですか?

さくしま氏

いろいろな人との出会い。そして、普通では絶対に体験できないことを体験させてもらえることでしょう。
出会いでは、Global Summit や Open Day といった MVP の集まりに出かけた際にいろいろな方から声をかけてもらえるようになりました。その時に聞かせてもらえる話が私の知らないことばかりなので、すごく勉強になります。 また、このMVP アワードプログラムのサイトで「MVP のここがすごい!」では vol.10 の橋本さん、「〜 マイクロソフト社員が語る 〜 MVP アワードプログラムの魅力」では、Microsoft 社員の Vol.1 の鈴木さんvol.5 の五寳さんが私のことを紹介してくださったこともそうでしょう。これは、驚きと共に大変感謝しています。ただ、皆さんとワイワイやっているうちにいつの間にか!と言ったことなので、あんな風に紹介されると非常に恐縮してしまいます。
そして、体験では、製品のベータプログラムに参加させてもらえたことでしょう。私の送った提案や要望がその製品版に反映されるということは、もう、一ユーザーからしてみると何とも言えない感動的なできごとです。

――ご自身が参加されているコミュニティは 10 年後どうなっていると思いますか?

さくしま氏

理想を言うと。パソコンが現在の家庭にある電話のように、誰にでも当たり前に使えるようになっているといいなぁと思っています。だから、その頃には、私のようなパソコンの使い方を説明する人は必要ない、というのが理想でしょう。でも、やっぱり10年後には、その時代独特の問題があって、私みたいな者でも必要とされているといいなぁ。


さくしま たかえ (ラム)氏


さくしま たかえ (ラム)氏
Microsoft MVP for Windows Desktop Experience

さくしま氏が運営しているコミュニティの紹介

1から始めるお母さんのためのパソコン教室

世の中は不思議なことだらけ

Windows Live 検証の館

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