神戸学院大学附属高等学校
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神戸学院大学附属高等学校は、2008 (平成 20) 年度の春に、新しい学習用システムを導入して、生徒の生活・学習両面における効果や、保護者とのコミュニケーションなどについて研究を進めていくことになりました。 このシステム HLG (Hosted Learning Gateway) は、児童・生徒、保護者、教職員、学校、教育委員会、地域住民など、学校に関わるすべての人々の連携を可能にする統合学校ポータルです。HLG は、インターネットへ接続できるパソコンがあればすぐに利用できます。学校ごとにサーバを導入する必要がないため、サーバ管理や設定など、システム上の複雑な作業は全てサービス会社 (株式会社デジタルナレッジ) が担当し、学校側には管理者を配置する必要がありません。 実際の運用は、4 月の新学期からですが、このシステムを学校の運営や生徒の学習活動にどのように活用していくのか、同校の岡田隆嗣教諭に聞いてみました。 「本校では、生徒全員がノートパソコンを所持して校内や家庭での学習に活用しています。校内は有線 LAN ですが、すべての教室のすべての机に LAN ケーブルのコンセントが設置されているので、生徒はどこからでもこのポータルサイトに接続することができます。新システムの活用に向けて、この 3 月に先行的に 2 クラスの生徒にユーザー名とパスワードを配布し、従来のシステムと比較しながら新システムの使い心地や使い勝手を確かめました。生徒の反応は好評でした」 |
「今後の具体的な使い方としては、まず学校と生徒とのコミュニケーションがあげられます。授業や校内行事にかかわる連絡事項の伝達や、部活動の連絡などに使われるでしょう。校内はもちろん、帰宅後、自宅からユーザー名とパスワードを打ち込んで利用することもできるので、生徒にとってもたいへん便利だと思います。 学習面では、授業に関わる教材の配布や生徒から先生へのレポート提出などに利用します。各教員が配布する教材のプリント以外にも、e-Learning のコンテンツを徐々に充実させていこうと考えていますが、各教科でどのような使い方ができるかについては今後の研究課題です。またアンケート機能の効果的な活用を考えています。たとえば、各教師は必要に応じて日頃の授業の理解度をチェックすることができます。学校としては年に 2 回、すべての教科の生徒の理解度を総合的にアンケート調査する計画を立てています。ゆくゆくは生徒会選挙の電子投票も考えていきたいと思います。 もうひとつ、デジタルポートフォリオの活用についても研究していきます。ここには、生徒の学習の軌跡や成果、3 年間の授業の記録などを蓄積していきますが、生徒自身の電子手帳のような役割も考えています。このポートフォリオを作ることで、生活と学習両面にわたる生徒の記録が残ることになります。生徒自身が振り返ることができて、そこからさらに計画が立てられる基盤となるようなものを作らせたいと考えています」 | ![]() |