視覚障碍者向け簡易マニュアル
「Word 2003 ユーザーのための Word 2007 入門」(PC-Talker 編)

Word 2007 について、視覚に障碍がある方向けにご紹介しています。テキストファイルをダウンロードするか、このページの文章をご覧ください。 テキストファイルとこのページの文章は同じ内容ですが、このページでは「キーボード操作リスト」など 3 つのエクセルシートにリンクがされています。エクセルシートもダウンロードすることができます。(文章の途中でリンクされているエクセルシートは、冒頭でダウンロードできるエクセルシートと同じものです)

ファイルのダウンロード

下記のリンクでアプリケーションキーを押して、「対象をファイルに保存 (A)...」を選び任意の場所に保存してください。

1. Word 2007 のユーザーインターフェースについて

(1) リボン

the 2007 Microsoft Office system では、ユーザーインターフェースが大幅に変更されました。その代表が「リボン」です。Office 2003 までのバージョンにあったメニューバーやツールバーは、このリボンという新しいユーザーインターフェースにまとめられました。リボンは、タブ単位にコマンドボタンなどが表示されます。

Word 2007 には、「ホーム」「挿入」「ページレイアウト」「参考資料」「差し込み文書」「校閲」「表示」「アドイン」の 8 つのタブがあります。リボンには Alt キーでフォーカスを当て、左右方向キーでタブを切り替えます。各リボン内では、Tab キーや上下左右方向キーで各コマンドボタンなどを選択できます。

たとえば従来の Word の場合、「右揃え」というコマンドは「書式」メニューで「段落」を選び、「配置」のコンボボックスで選びましたが、Word 2007 のリボンでは「ホーム」というタブ内に収められていて、これまでのメニューに比べると見つけやすくなっています。「ホーム」タブのリボン内には、この他にも比較的利用頻度の高いコマンド群が集められています。各ボタンはグループごとにまとめられており、Shift キーを押しながら左右方向キーで、各グループごとにフォーカスを移動することが可能です (ただし、エディットボックス内にカーソルがあるときには、移動することができません)。

リボン内には、「右揃え」のようにすぐに実行されるコマンドボタンの他に、サブウィンドウが表示されるボタン、選択するためのメニューが表示されるドロップダウンボタンや、そしてエディットボックスなどがあります。

詳しくは、「2.リボン内でのキーボード操作について (仮題、近日掲載予定)」で解説する予定です。そこでは、各場面においての PC-Talkerの発声も含めた具体的な解説をする予定です。

(2) リボンなどのレイアウト

次に、リボンなどなどのレイアウトについて説明します。
まず、ウィンドウ内の左上には、2007 Office system のロゴが描かれた「Officeボタン」と呼ばれる丸いアイコンがあります。反対にウィンドウ内の右上には「?」が描かれた「Officeヘルプ」の丸いボタンがあります。

左側の Office ボタンの右側に、クイックアクセスツールバーのボタン群が1列に並んでいます。その下、つまり2行目に「ホーム」「挿入」などの各タブ群が並び、その下にコマンドボタンが 3 行にわたって並んでいます。さらにその下の 6 行目に各コマンドボタンのグループ名が表示されています。この 2 行目のタブの行、3 行目から 5 行目までのコマンドボタンなどの集まり、6 行目にあるグループ名の行までを、2007 Office system シリーズではリボンと呼びます。

各コマンドボタンはグループごとにまとめられており、そのグループ名が上のコマンドボタン群と対応するように、6 行目に表示されています。たとえば「ホーム」のタブを選びますと、「右揃え」のボタンは、6 行目にある「段落」と書かれたところの上に配置されています。

(3) Word 2007 キーボード操作 2003 対応リストについて

以下にリンクしております「Word 2007 キーボード操作対応リスト」では、Word 2003 の各メニューおよびサブメニューに対応する、Word 2007 のリボンの各タブとコマンドボタンなどを左右に並べて記してあります。

Word 2007 では、それぞれのタブやコマンドボタンに、Alt キーを押して操作するアクセラレータキーが割り当てられています。たとえば文字を拡大表示する「ズーム」は、Alt キー、W キー、Q キーの順に押すと実行できます (W が「表示」のタブを選択、Q が「ズーム」のコマンドボタンを選択)。

また、従来と同じ感覚で使えるように、Word 2003 でのメニューバーへのアクセラレータキーも、そのまま使えるようになっています。たとえば前記しました、文字を拡大表示する「ズーム」は、Alt キー、V キー、Z キーの順に押しても実行できます。ただし、実際にメニューが表示されるわけではありませんので、従来のように Alt キー、V キーを押した後に、上下方向キーで「ズーム」を選択することはできません。上下左右方向キーなどでのコマンドの選択は、リボン内でのみ可能になっています (「ズーム」は、Alt キー、W キーで「表示」のタブを選択した後に、上下左右方向キーもしくは Tab キーで選択することもできます)。

Word 2007 のアクセラレータキーは、現段階では PC-Talker での確認ができません。アクセラレータキーの確認は、「Word 2007 キーボード操作 2003 対応リスト」をご利用ください。
なお、Ctrl キーを押しながら P キーで印刷するなどのショートカットキーは、従来のものとほとんど変更がありませんので、対応させずにそのまま記してあります。
また、「名前を付けて保存」などのファイル操作は、Office ボタンという新しいユーザーインターフェースをクリックしてメニューを表示させるようになりましたが、キーボード操作では従来どおり Alt キー、F キーの順に押して、Office ボタンのメニューを開き選択することができます。システムメニューも従来どおり Alt キーを押しながらスペースキーで開きます。

リスト中の Word 2003 の各メニュー名に◆(ダイヤマーク) を付けて、小見出しのように表記しています。
Office ボタンは Office と表記し、Alt キーとの組み合わせのアクセラレータキーの列は、その見出しに Alt+ と表記してあります。
なお、Word 2003 のアクセラレータキーの中で、Word 2007 では使えないものにつきましては、*を付けてありますのでご注意ください。

サブウィンドウが表示されるボタンや、メニューが表示されるドロップダウンボタン (コンボボックス) など、ボタンを押した後に次の選択が必要な場合は、→で表記してあります。

(4) Word 2007 キーボード操作リストについて

Word 2007の各タブ内でのコマンドボタンの配置を、それぞれのグループごとにまとめた表が以下の表です。(3) の 2003 対応リストと同様に、アクセラレータキーとショートカットキーがそれぞれ記されています。

各グループへのフォーカスの移動は、Shift キーを押しながら左右方向キーで可能ですが、エディットボックス内にカーソルがあるときには移動することができません。グループを移動したさいの音声発声は、移動した先のボタンもしくはエディットボックス名を読み上げます。PC-Talker はグループ名を読み上げませんのでご注意ください。

なお、Office ボタンと各タブ名には◆(ダイヤマーク) を付けて、小見出しのように表記しています。
Office ボタンはグループ分けされておりませんので、グループのセルは全て空欄になっています。

(5) Word 2007 コンテキストツール操作リストについて

Word 2007 では、表や図にカーソルが移動すると (1) で記しました 8 つのタブの右に、コンテキストツールといわれるタブが追加される仕組みになっています。タブにフォーカスがあたると、それぞれ「デザインのタブコントロール タブで選択」「書式のタブコントロール タブで選択」というふうに読み上げます。
作成中の文書の表のところにカーソルが移動すると、リボンに「表ツール」が追加されます。また、図のところにカーソルが移動すると、リボンの「表ツール」が消え「図ツール」が追加というように変更されます。これは従来のコンテキストメニューと同じ感覚ですが、自動的に変更されるところが Word 2007 の特徴です。
以下にリンクさせてあります「Word コンテキスト操作リスト」では、それぞれのツールのキーボード操作を記してあります。キーボード操作表内の見出しに当たる「表ツール デザイン」「図ツール 書式」などは、変更するリボンのタブです。

2. Word 2007 の基本操作

2.1 Word 2007 の起動

Word 2007 を起動するための操作を以下に示します。

(1) Windows ロゴキーを押して、スタートメニューを開きます。
(2) 上方向キーで『すべてのプログラム』に移動します。
(3) 右方向キーでサブメニューを開きます。
(4) 上下方向キーで『Microsoft Word 2007』を選択して [Enter] を押します。

以下のような方法でも起動できます。

(1) Windows ロゴキーを押して、スタートメニューを開きます。“検索の文字入力”と読み上げます。
(2) そこで「Microsoft Word 2007」の一部の文字、例えば「wo」や「mi」を入力して、下方向キーを押します。
(3) 上下方向キーで『Microsoft Word 2007』を選択して [Enter] を押します。
「wo」等を入力して下方向キーを押したときに、検索された項目の 1 番目の項目は読み上げずに 2 番目の項目に移動してしまいますので、上方向キーを押して 1 番目の項目を確認してください。

なお、Word 2007 を数回起動すると、スタートメニューに一覧に「Microsoft Office Word 2007」が追加されます。

2.2 Word 2007 の終了

Word 2007 の終了操作を以下に示します。

(1) [Alt] を押し、リボンのタブにフォーカスを移動します。
(2) 左右方向キーで「Officeボタン」まで移動し、[Enter] を押します。
(3) 上方向キーで〈Wordの終了〉を選択し、[Enter] を押します。

以下のような方法でも終了できます。

(1) [Alt]+[F] を押します。“新規作成”と読み上げます。
(2) 上方向キーで〈Wordの終了〉を選択し、[Enter] を押します。

なお、[Alt]+[F] は「Officeボタン」を押すショートカットです。

また、各アプリケーションソフトに共通のショートカットである、[Alt]+[F4] でも終了できます。

2.3 使用前の設定

Word 2007 を起動した直後に「拝啓」と入力してみてください。
文書の最後(拝啓と書いた 2 行下の右端)に「敬具」と書き込まれていると思います。これは、「拝啓」という頭語に対する「敬具」というを結語を、Word 2007 が自動的に書き込んだためです。この機能は、結語を書く手間が省けるだけではなく、結語を忘れたときなどにとても便利です。
この他に「1.」で始まる行を書いて改行すると、Word 2007 が箇条書きと判断して、次の段落から「2.」、「3.」等と各行頭に自動的に番号を付加する場合があります。
これらは Word 2007 の「入力オートフォーマット」という機能によるものですが、スクリーンリーダユーザーによっては、使いにくいと感じることがあります。
Word 2007 を本格的に使用する前に以下の操作を行い、使いにくいと思われる機能を停止させておくことをお勧めします。

・自動的に文字が挿入される:入力オートフォーマットの解除

(1) [Alt]+[F] で「Office メニュー」を開きます。
(2) 上方向キーで「Word のオプション」を選択します。
(3) 下方向キーで「文章校正」へ移動します。
(4) [Tab] で「オートコレクトのオプション」のボタンへ移動し、[Enter] を押します。
([Enter]、[Space]、どちらでもかまいません)
(5) [Ctrl]+[Tab] で、「入力オートフォーマット」のタブを選びます。
(6) [Tab] で、シート内の項目を移動させながら、各問い合わせに対して [Space] でチェックを付けたり外したりして、任意に設定していきます。

なお、例に挙げました「頭語に対応する結語を入れる」の問い合わせは、一番最後にありますが、初期設定時ではチェックが入っています。

3. 例文

以下の例文を使って、簡単な案内文を作成してみましょう
スクリーンリーダーを使って Word 2007 でビジネス文書を書く場合、慣れないうちはまず内容を書いてしまって、その後で体裁を整えた方が楽かもしれません。

----例文ここから

平成 20 年 7 月 1 日
会員各位
音声パソコンサポート協会事務局
Word 2007 講座、開催のご案内

拝啓 梅雨の候、会員の皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
今回、下記の要領で Word 2007 講座を開催することとなりましたので、ご案内申し上げます。
会員の皆様におかれましては奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。
まずは 書面にてご案内申し上げます。
敬具


1. 日時 7 月 26 日(日) 10 時から
2. 場所 日本視覚障がい者職能開発センター
3. 参加費 5,000 円
4. 申し込み先 音声パソコンサポート協会事務局
以上

なお、当日の昼食は各自で御用意ください。
同封書類 申込書 1 通

----例文ここまで

4. 文書の体裁を整えましょう (その 1):段落 (行) の配置

4.1 基礎知識(その 1):行と段落の関係

Word 2007 では、[Enter] 入力による改行で区切られた文章の単位のことを「段落」と呼びます。
段落では、行の最後まで入力すると、その次に入力された文字からは [Enter] を入力しなくても自動的に次の行に書かれていきますので、1 段落が複数行にわたる場合があります。
もちろん、意識的に行の最後で [Enter] を入力すれば、1 段落= 1 行の文章を書くことができますので、文書を読む人に理解を得られるなら、このようにした方がスクリーンリーダーで聞きやすくなる場合もあります。

4.2 基礎知識(その 2):段落の配置

一般的に段落の配置には以下の 3 種類があります。

・右揃え
・中央揃え
・左揃え
その他、Word 2007 には以下の段落の配置が用意されています。
・両端揃え
・均等割り付け

Word 2007 では、以上のような配置を段落毎に設定できます。

4.3 段落の書式設定(その 1):「ホーム」のタブを使う

操作手順は以下の通りです。

(1) 設定したい段落にカーソルを移動します。
(2) [Alt]を押します。“ホーム タブ”と読み上げます。もし“ホーム タブ”と読み上げない場合には、左右方向キーでホームのタブに移動します。
(3) [Tab]を数回押して、〈左揃え〉のボタン、〈中央揃え〉のボタン、〈左揃え〉のボタン、〈両端揃え〉のボタン、〈均等割り付け〉のボタンの中から選択をし[Enter]を押します。

4.4 段落の書式設定(その 2):ショートカットキーを使う

Word 2007には段落の書式設定のために以下のショートカットキーが用意されています。

・[Ctrl]+[R] 右揃え。R は、右 right の R。
・[Ctrl]+[E] 中央揃え。
・[Ctrl]+[L] 左揃え。L は、左 left の L。

4.5 段落の書式を設定してみましょう

以下に従って、例文の段落の書式を設定してみましょう。

4.5.1 前付けの段落の書式設定

前付けの段落について、以下に従って書式を設定してみましょう。

・発信日 右揃え。
(1) 設定したい段落に上下方向キーで移動します。
(2) [Alt] を押します。“ホーム タブ”と読み上げます。もし、“ホーム タブ”と読み上げない場合には、左右方向キーでホームのタブに移動します。
(3) [Tab] を数回押して、〈右揃え〉のボタンで [Enter] を押します。

・発信者名 右揃え。
(1) 設定したい段落に上下方向キーで移動します。
(2) [Alt] を押します。“ホーム タブ”と読み上げます。もし、“ホーム タブ”と読み上げない場合には、左右方向キーでホームのタブに移動します。
(3) [Tab] を数回押して、〈右揃え〉のボタンで [Enter] を押します。

・標題 中央揃え。
(1) 設定したい段落に上下方向キーで移動します。
(2) [Alt] を押します。“ホーム タブ”と読み上げます。もし、“ホーム タブ”と読み上げない場合には、左右方向キーでホームのタブに移動します。
(3) [Tab] を数回押して、〈中央揃え〉のボタンで [Enter] を押します。

4.5.2 本文の段落の書式設定

(1) 設定したい段落に上下方向キーで移動します。
(2) [Alt] を押します。“ホーム タブ”と読み上げます。もし、“ホーム タブ”と読み上げない場合には、左右方向キーでホームのタブに移動します。
(3) [Tab] を数回押して、〈右揃え〉のボタンで [Enter] を押します。

4.5.3 別記の段落の書式設定

別記の最初の行「記」を中央揃えにします。

(1) 設定したい段落に上下方向キーで移動します。
(2) [Alt] を押します。“ホーム タブ”と読み上げます。もし、“ホーム タブ”と読み上げない場合には、左右方向キーで“ホーム タブ”に移動します。
(3) [Tab] を数回押して、〈中央揃え〉のボタンで [Enter] を押します。

別記の最後の行、「以上」を右揃えにします。

(1) 設定したい段落に上下方向キーで移動します。
(2) [Alt] を押します。“ホーム タブ”と読み上げます。もし、“ホーム タブ”と読み上げない場合には、左右方向キーでホームのタブに移動します。
(3) [Tab] を数回押して、〈右揃え〉のボタンで [Enter] を押します。

4.6 行の配置の確認

行の配置を設定したら、以下の方法で確認してみましょう。

【PC-Talker Vistaの場合】
書式情報読みのショートカットキー
[Ctrl]+[Alt]+[G]
で確認する。

4.7 文書を書いてから体裁を整える理由

本文の最後の結語「敬具」の行頭にカーソルを移動して、次に上方向キーで上の行に移動してください。
挨拶文の行末にカーソルが移動しました。
このようにいろいろな配置の段落がある場合にカーソルを移動すると、カーソルがどこにあるのか判りにくくなります。
また、ひとつの段落に対して書式を設定した後に、続きを次の段落に書こうと改行すると、改行後の段落にも先に設定した書式が継承されます。
例えば、発信日付を書いて右揃えに設定した後、受信者名を書こうと改行すると受信者名の段落も右揃えになってしまいます。
受信者名は通常左揃えですので、もう一度段落を設定する必要が発生します。

5. 文書の体裁を整えましょう(その 2):文字の書式

5.1 基礎知識:文字の書式

5.1.1 文字の書式の種類

Word 2007 は文字の書式として以下の機能を用意しています。
また、Windows においては文字のことをしばしばフォントと呼んでいます。

・書体
・文字の大きさ (フォントサイズ)
・スタイル
・その他の文字装飾

5.1.2 文字の書体

明朝、ゴシック体などがあります

5.1.3 文字の大きさ

文字の大きさはフォントサイズと言います。
フォントサイズの単位はポイントです。
いろいろなサイズに設定できます。

5.1.4 文字のスタイル

文字のスタイルとして以下が用意されています。

・標準
・太字
・斜体
・太字斜体

5.1.5 その他の文字装飾

Word 2007 では前述以外にも文字にいろいろな装飾を加えられます。代表的なものに

・下線付き

があります。

5.2 文字の書式設定(その 1):リボンを使う

5.2.1 書体の設定

以下の手順で設定します。

(1) 設定したい文字を範囲選択します。
(2) [Alt] を押します。“ホーム タブ”と読み上げます。
 “ホーム タブ”と読み上げない場合には、左右方向キーで、ホームのタブに移動します。
(3) [Tab] を数回押して、『フォント』のリッチエディットに移動します。
(4) 上下方向キーで移動して [Enter] を押します。

5.2.2 フォントサイズの設定

例文の標題のフォントサイズを 18 ポイントにしてみましょう。
以下の手順で設定します。

(1) 設定したい文字を範囲選択します。
(2) [Alt] を押します。“ホーム タブ”と読み上げます。
 “ホーム タブ”と読み上げない場合には、左右方向キーで、ホームのタブに移動します。
(3) [Tab] を数回押して、『フォント サイズ』のリッチエディットに移動します。
(4) 上下方向キーで 18 ポイントに移動して [Enter] を押します。

5.2.3 スタイルの設定

例文の標題を太字にしてみましょう。
以下の手順で設定します。

(1) 設定したい文字を範囲選択します。
(2) [Alt] を押します。“ホーム タブ”と読み上げます。
 “ホーム タブ”と読み上げない場合には、左右方向キーで、ホームのタブに移動します。
(3) [Tab] を数回押して、“太字の確認”に移動します。
(4) [Enter] を押します。

5.2.4 下線付きの設定

例文の別記の各項目に下線を付けてみましょう。
以下の手順で設定します。

(1) 設定したい文字を範囲選択します。
(2) [Alt] を押します。“ホーム タブ”と読み上げます。
 “ホーム タブ”と読み上げない場合には、左右方向キーで、ホームのタブに移動します。
(3) [Tab] を数回押して、“下線の確認”に移動します。 (4) [Enter] を押します。

5.3 文字の書式設定(その 1):ショートカットキーを使う

5.3.1 ショートカットキーの種類

Word 2007 には、文字のスタイルの設定のために以下のショートカットキーが用意されています。

・[Ctrl]+[B] 太字(太字は英語で bold)
・[Ctrl]+[I] 斜体(斜体は英語で italic)
・[Ctrl]+[U] 下線付き(下線は英語で under line)

5.3.2 設定のオン・オフと結果の読み上げ

これらのショートカットキーは操作するたびに、書式の設定と解除を繰り返します。
しかし残念ながら、PC-Talker Vista このオン、オフの読み上げを行いません。

文字の識別読みのショートカットキー
[Ctrl]+[Alt]+[M]
で確認します。

5.4 文字の書式の確認

文字の装飾を設定したら、以下の方法で確認してみましょう。

【PC-Talker Vistaの場合】
文字の識別読みのショートカットキー
[Ctrl]+[Alt]+[M]
で確認します。

6. 文書の体裁を整えましょう(その 3):文字の配置

6.1 基礎知識:文字の配置の設定方法

項目の説明が始まる位置を揃えたいとか
項目名の幅を同じにしたいと思いませんか。
このように文字の配置を整える場合は、
・タブによる位置合わせ
・文字の均等割付
を使うと便利です。

上記のような場合、よくスペースを挿入して体裁を整えているのを見かけますが、この方法だと、各行で文字の書体が違ったり、英語が混じったりすると位置が微妙にずれてきます。
また、スペースの挿入個数を数えるのも面倒です。

6.2 タブによる文字の位置合わせの方法

文字の配置を調整したい箇所にカーソルを移動し、必要な数だけ [Tab] を入力します。

6.3 文字の均等割付

(1) 均等割付にしたい文字列を範囲選択します。
(2) [Alt] を押します。“ホーム タブ”と読み上げます。
 “ホーム タブ”と読み上げない場合には、左右方向キーで、ホームのタブに移動します。
(3) [Tab] を数回押して、〈均等割り付け〉のボタンに移動します。
(4) 上下方向キーで移動して何文字の幅にするかを選択して、[Enter] を押します。

6.4 文字の配置を設定してみましょう

例文の別記について、文字の配置を調整してみましょう。

6.4.1 項目の説明の先頭を揃える

(1) 項目「1. 日時」の説明「7 月 26 日 (日) 10 時から」の先頭文字「7」にカーソルを移動してください。
(2) カーソルの前にあるスペースを削除してください。
(3) [Tab] を入力してください。
(4) その他の項目も同様にスペースを削除して [Tab] を入力してください。

6.4.2 文字の均等割付を設定してみましょう

例文の別記の項目名を最も長い項目「申し込み先」の 5 文字に合わせてみましょう。

(1) 「日時」を範囲選択してください。
(2) [Alt] を押します。“ホーム タブ”と読み上げます。
 “ホーム タブ”と読み上げない場合には、左右方向キーで、ホームのタブに移動します。
(3) 『割付幅』のスピンボタンで『5 文字』を選択してください。
(4) [Tab] で〈OK〉のプッシュボタンに移動して [Enter] を押します。
(5) その他の項目も同様に 5 文字に均等割付してください。

6.5 位置合わせと均等割付の確認

6.5.1 位置合わせの確認

タブの次から始まる項目の説明の先頭文字にカーソルを移動して、上下方向キーで行を移動してみてください。
各項目の説明部分だけが読み上げられます。

6.5.2 均等割付の確認

「3. 参加費」の「加」の文字にカーソルを移動してください。
下方向キーで下の行に移動すると「4. 申し込み先」の「込」の所にカーソルがあります。

7. 文書の体裁を整えましょう(その 4):表の挿入

7.1 基礎知識:Word 2007 における表とは

Word 2007 では、表の最小の構成要素であるひとつの枠で囲まれた部分を『セル』と呼びます。
セルの横方向の並びを『行』、縦方向の並びを『列』と言います。
セルの表の上での位置を表わすのに“何行何列のセル”と発声します。
例えば、罫線の最も左上のセルは“ 1 行 1 列のセル”です。

7.2 表の挿入(その 1):タブを表に変換する

Word 2007 ではタブを表に変換する機能があります。
表を挿入する方法は以下の通りです。

(1) 別記の「1. 日時」の行から「4. 申し込み先」の行まで範囲選択します。
(2) [Alt] を押します。“挿入 タブ”と読み上げます。
 “挿入 タブ”と読み上げない場合には、左右方向キーで、ホームのタブに移動します。
(3) [Tab] キーを数回押して、“表の確認”に移動します。
(4) 上下方向キーで表の確認に移動して [Enter] を押します。

なお、挿入した表は音声で確認することができます。

7.3 PC-Talker Vista での表の確認

1 行読みでは表の 1 つのセルしか読み上げません。
例えば、教材の表の 1 行目では“1. 日時”としか読み上げず、右側のセルの内容「7 月 26 日 (日) 10 時から」が読み上げられません。

PC-Talker Vista の場合、読み上げがおかしいなと感じたら、以下の方法でその箇所が表かどうかを確認できます。

方法その 1:右方向キーで 1 文字読みさせる。
カーソルがセルの右端まで行くと、そこで「セル改行」と読み上げます。
教材の表の 1 行目の左側のセルを例にとると「1. 日時」を 1 文字ずつ読んだ後、“セル改行”と読み上げます。

方法その 2:『読み』メニューの『罫線情報読み』を使う。
現在カーソルがある位置が表の中であれば、そこが表の何行何列目かを読み上げます。
教材の表の 1 行目の左側のセルを例にとると「1. 日時」のどこかにカーソルがあれば“セル 1 行 1 列”と読み上げます。

最終更新日 : 2009 年 10 月 19 日

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