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Train Simulator
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『スーパー ベルズ』インタビュー *
あの鉄道系テクノ ユニット『スーパー ベルズ』が語る!
Microsoft Train Simulator
[SUPER BELL"Z プロフィール]
電車のアナウンスやサウンドをフィーチャーしたヒット曲、「MOTER MAN」でおなじみのテクノ ユニット。趣味や考え方がシンクロするメンバーで結成され、いままでの「音楽」という枠にとらわれず、自由な発想で個性的なサウンドをつくりだす。2001 年 8 月 29 日には、F1 をテーマにした「Formula Man」をリリース予定。
SUPER BELL''Z
【野月 貴弘】 Takahiro Nozuki
SUPER BELL"Z を結成し、車掌 DJ を務める野望に燃える男。趣味は鉄道全般、そして音楽、絵、車、プラモ、熱帯魚と広範囲。最近は H x H にお熱。
【少覚 一】 Hajime Shokaku
結成当初からのメンバーで、コーラス/キーボード担当。軍艦に関しては、かなりの知識と愛があるミリタリーな人。CD ジャケットなどのデザインも手がける。
【ナカジー】 Naka-G
ギター/顔パフォーマンス担当。ロック、ヘビーメタル、パンクが好き。特有のテンションと顔芸をステージで発揮する。最近、ついに鉄道模型に手をそめる。
野月 : 小田原駅のあたりは、まさに鉄道地帯だ!
ナカジー : 肥薩線は、すごく速そうな音。でも走るのはゆっくり。
少覚 : 雨の中の運転は、かなりスリリング。本気で格闘しましたね。
「○○○○よ〜し!」って指差し確認したくなるほどリアル。
野月 (以下「野」) : どうでしたか? マイクロソフト トレイン シミュレータ!
ナカジー (以下「ナ」) : 小田急線、いきなりバックしちゃいましたね。
少覚 (以下「少」) : 俺も、小田急線が一番運転しやすいのかとトライしたら、苦労した。ようやく動かせても、全然スピードアップしなくて (笑)。
野 : かなり本物っぽくつくられているからね。電車の運転もパンタグラフを上げるところからはじまるし。
ナ : 俺も、パンタを上げた! で、何回も上げたり下げたりして「お〜、操縦しているぞ!」って楽しかったぁ。
野 : 操縦するだけじゃなくて、自分で声に出して確認しないとダメですね。「○○○○よ〜し!」って (笑)。
ナ : そ、そこまで!? すごいシミュレーションだ!
少 : そんなワケないでしょ。
野 : さて、マジな話、小田急線はいいですね。箱根湯本まで行くんだよ。俺はずっと箱根登山鉄道が気になっていてね。小田原 - 箱根湯本間では、新宿まで乗り入れている 6 両や 8 両の電車と、登山鉄道を登っていく 2 両や 3 両の電車が一緒に走っていて、その上を、のぞみが「ガーッ」と疾走! お、鉄道地帯だ!
ナ : おお。すげ〜。
野 : それで、箱根湯本の駅がかっこいいでしょ。温泉街を流れる川のへりにくっついていて、特徴的なドームもあってそこにゆっくりと「ついに来たぜ」って感じで停車する! 箱根登山鉄道はすごい急勾配で、発車したと思ったら、もう目線が駅の屋根の上なんだよ!
ナ : すげ〜な、そこも運転できるんだ。
野 : あと、新宿駅も好きだね。でも、新宿の場内に運転しながら入っていく時は、緊張するね。くし形の行き止まりホームだから。
ナ : このシミュレーションだと、アムトラックのアセラを小田急線で走らせるとか、電車同士なら別の路線も走らせられるんだよね。
野 : 俺は、JR 肥薩線のキハ 31 が、新宿のビルの谷間をグルングルンいわせながら走る姿を眺めたいね。「次は小田原行き、1 両編成でまいります」なんて言ったらビックリするでしょ? 「えっ、1 両? 乗れるのか?」って (笑)。
ナ : いいなぁ、それ! でも、とりあえず、俺は小田急を完走したい。簡単な操作で運転する設定もできるんだけど、やっぱり難しいモードで完走したい!
少 : 俺は、風を切りながら、ハイ スピードでさわやかに走りたい・・・。
手強い運転、魅せるサウンド・・・。こんなシミュレーションは他にない。
ナ : スピードと言えば、肥薩線のディーゼルが、なかなかスピードアップしないんだよ。
野 : ああ、キハね。ディーゼルには、変速段と直結段っていうのがあって、ただスタートするだけじゃ、変速段のままなんだよね。動きはじめは半クラにできる、自動車の AT 車みたいな液体変速機がついていて。だから、最初は油の力で駆動差を吸収して動くんだよね。で、回転が一杯になってから、<直>に切り替える。そうすると「ブルルルルル〜ン」。スピードが伸びる!
ナ : そうそう、音、音。すごい速い音がするの。でも、動くのは、すっごい、ゆっくり (笑)。
野 : 「コンコンコンコン、グルルルルルルルーン、ドッ、ドッツ、グルルルルルルルーン、ドッ、ドッツ、ドッ、ドッツ」(・・・しばらく野月氏による音シミュレーション・・・)。変速段の時は、フル出力でもこんなもんでしょ。
ナ : うん。で、なぜか、いつも行き止まりになっちゃうの。
野 : 行き止まりって、それは安全側線につっこんでいるんじゃない? 信号確認しないと、正面衝突しちゃうよ。
ナ : あ、そういえば、信号を確認した憶えがないかも。
野 : このキハ 31 の 2・1 配置の座席って、東海道の古い新幹線、0 系の座席を、そのまま使っているんだよね。
ナ : 新幹線のシートか、いいな。客席に視点を切り替えたら音も変わるから、旅行気分も味わえるよね。客席や運転席だと、こもった音だし。全部、実際の車輌から収録してきたんだって。
野 : じゃ、フライング スコッツマンやオリエント急行だったら、SL の音が聞けますね。SL ってボールベアリングを使っていないから、鉄が擦れているにもかかわらず、すごくスムーズに動くんだよね。惰性で転がっている時の静かさ。あんな大きなものが「サーーーー」って動いていく。よくグリスアップされているのがわかるよ。
少 : ふーん。
野 : でも、操作が多いから、運転はそうとう手強いね。オリエント急行のコックピット、見た? 加減弁やリバーも操作しないとダメだからね。アクセルに値するものを開けて走ることもできるけど、一定の速度しか出ないから、速度があがっていくと、蒸気の流入をだんだん絞っていかないとダメ。
少 : ふーん。
ナ : やっぱり、鉄道の知識がある人がやると、めちゃくちゃ楽しいだろうな。
野 : 本物の運転手さんが、ゲーム センターとかによくある運転シミュレーションをやると、「ブレーキが、こんなに効かない電車はない」って思うらしいよ。だって、120 キロで走っていて「8」の全制動をかけたら、実際は「ギーッ!!!」って急停車しちゃうからね。
ナ : マイクロソフト トレイン シミュレータでプレイしたときもそんな感じだった。やっぱり、あの感覚って、本物に近いんだ。
少 : あ、俺も設定を雨にして走ってみたら、かなりスリリングだった。
野 : なんで、そんな暗いシチュエーションでやっているのよ (笑)。雨のシチュエーションだと、けっこうスリップするでしょ。でも、実際の電車に乗っていると、その空転の音がかっこいいんだよね! 俺は、雨の日にブレーキかけてタイヤロックした時にできるフラットを、鉄道模型で車輪を削って再現して、その音を楽しんでいるんだけど、模型ファンもいま、シミュレーションにハマっている人が多いから、マイクロソフト トレイン シミュレータって、ウケるんだろうな。
ナ : そうだね。しかも、模型だと場所をとるしね。
野 : いままでのゲームっぽいシミュレーションだと、かなりはしょっていたりするけど、このシミュレーションは、総延長 1,000 キロメートルだぜ!?
好きな車輌をつくったり、新しい路線が発売されたり。今後の広がりも、期待。
ナ : 中央線のアドオンソフトも、8 月下旬にはでるらしいし。
野 : いいね。じれったい気分で特急を運転してみるとか。「まだか、前の快速は! まだ西国分寺!? はやく入ってよ、立川入ってよ。こっちは特急じゃい。スーパーあずさじゃい」ってね (笑)。
ナ : (笑)
少 : (笑)
野 : 鉄道模型だと、こう続行運転とかできないからね。個別に操作できるシステムもあるけど、一人でやってもね。
ナ : むなしいなあ〜。
野 : ぐるぐる回っているだけだから、前の電車を抜くとか、通過待ちとか、なかなか再現しにくい。でも、マイクロソフト トレイン シミュレータならできるぞ〜。「人○事○、人○事○」って中央線独特のアナウンスも入って。
ナ : 入らない、入らない (笑)。
野 : 3D モデリング ツールを使えば、好きな路線とかアクティビティを自分でつくれるんだよね。
ナ : いそうだな〜。そういうのをつくるマニアックな人。友達同士でデータ交換して、競い合う。
野 : 座席転換ゲームとか、どう? 終点についた途端「ガシャ、ガシャ」って座席を回転させる。あと、車内清掃ゲームとか。区間設定して、どこかの区間でやってみる?
ナ : なんのシミュレーションしているんだ!? (笑)
少 : いいかもしれない・・・。
野 : 俺は新幹線が好きだから、ぜひ、新幹線を出してほしいね。新幹線は、なんといっても連結がすごい。連結器がガバッと開いて、ロボットみたいに「シーーーユ」って合体! 近未来だね。
ナ : もう、電車で寝ていられないな〜。
野 : そうだよ、ビッグイベントは、だいたいみんなが寝る頃に起きている! 中央線のスーパーあずさでも、隣に座っている女の子グループは、高尾ぐらいまではワーワー騒いでいるけど、そこから先は寝てしまっているんだもん。「ここからがおいしいところなのに!」って思うね。スーパーあずさって、カーブの時に車体を傾けて速度をあげるという、通称「振り子車輌」で、ほぼ直線のスピードのままカーブに突入していくから、かなり速いんだよ。
ナ : 見た目がスター ウォーズっぽいしね。
野 : 高尾から車掌さんの自信に満ちあふれたアナウンスがはじまってね。「これから電車、高速運転をいたします」って。「おっ、きたー!」って思うね。で、「網棚等にお荷物をお乗せのお客様は、車内が大きく揺れることがございますので、もう一度お荷物をご確認ください」っていう振り子車輌独特のアナウンス。もう、みんな「きたきたきたきたー!!!」って。「カーブきたー!!」、「振り子きたー!!」って心の中で大騒ぎ (笑)。
ナ : 少覚君は、どんな鉄道が気になっているの?
少 : 俺は兵隊たちを運ぶような電車かな (笑)。あとは、コンバット フライト シミュレータの・・・。
ナ : それ、鉄道じゃなくて、戦闘機じゃん。
野 : 「Formula Man」の次にリリースする曲には、あの高速の鉄道をフィーチャーするつもりだけど、戦闘機でいきたいの? (笑)
2001 年 7 月 5 日 東芝 EMI テラスタジオにて
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最終更新日 :2002 年 2 月 28 日

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