羽中田 英治

羽中田 英治 (はなかた ひではる)
会社代表

昭和 31 年
6 月 29 日生まれ。かに座。O 型。東京都出身。
昭和 56 年
慶応大学法学部卒
昭和 56 年
日産化学工業 株式会社 入社
昭和 59 年
株式会社 アサツーディー・ケイ入社
平成 12 年
株式会社 クラウドプロスパー代表取締役就任
現在都内を中心に、ろくまる、五元豚、若どり等、直営店 FC 合わせて 37 店舗を展開。

2009 年 6 月に、霞が関に出店したミュージックカフェバー「DJ STONE KASUMIGASEKI」は、美味しいお酒と料理と良い音楽で、日本のビジネスの中心霞が関の全てのワーカーを元気にする店としてオープン。フジテレビの月 9 ドラマ「BUZZER BEAT~崖っぷちのヒーロー~」の舞台として登場し、今話題になっている。

DJ STONE : http://djstone.jp/
博多水炊き 若どり : http://www.wakadori.jp/
豚しゃぶ ろくまる五元豚 : http://www.gogenton.jp/

飲食店は作り上げてからも続いてゆく

羽中田 英治 インタビュー風景

もともとメーカーに勤めていて、石油化学の生産管理などに関わっていました。でも、ずっと広告の仕事がしたかったので、大手広告代理店に転職して、そこでずっと仕事をしてきました。いまは 53 歳ですが、45 歳をサラリーマン卒業の年と決めていたんです。それで、45 歳のときに退職して、クラウドプロスパーという自分の会社を建てました。
料理が好きで、とくに食べることが好き。以前は営業の仕事柄いろいろな料理を食べてました。それがきっかけで、自分でこういう店があったらいいなというのを店舗にしてみたんです。いまは飲食店の経営が主体ですが、その周辺の「食」と言う切り口で通信販売や店舗の設計、企画のコンサルティングなどを行っています。
広告の仕事ではコマーシャルの制作やイベントがあったり、ひとつのことに対して専門集団とやりとりをしながら作り上げていくことが多い。 その点では飲食店の企画とオープンには近いものがあります。唯一違うのは、広告の場合は作り上げるまでが仕事ですが、飲食の場合は作り上げてからずっと運営していかなければならないんだという点です。

意外とパソコンの距離感に支配されている

羽中田 英治 インタビュー風景

経営上、まずスケジュール管理は大事な要素になりますね。だから、会社ではグループウェアを使って全員スケジュールを公開しています。飲食だけじゃなく 22 社のグループ会社がありまして、広告の企画運営会社、化粧品会社、PR 会社などの代表とすべてパソコンを使ってスケジュール調整しています。
一般の使い方としては、メールですよね。あとはオフィス系の Word や Excel。とくに企画をたてるときは、昔から PowerPoint が好きで使っています。
以前からパソコンは数字を見る道具なのかなって思っているところがありますね。数字が好きなんで、表計算とかも含めてそういう独特な使い方はしてますけど、パソコンってあくまで仕事の一部になってしまっている。だから、なかったらどうなるんだろうって考えることはあるけど、初めからあるのが前提なんです。
で、今回のキーボードを使ってみて、最初はこれを持ち歩くかな? とは思いましたが、無意識に使っているなかでも意外とパソコンの距離感に支配されているということに気が付きました。
たとえばノートパソコンって動かせるっていう利点があるけれど、パソコンの置いてある位置に体を持っていって操作しているから、じつは体の姿勢はまったく動かせていない。その自由度という点で、今回のキーボードは距離感が違ってくると感じましたね。あと、これは高さがないじゃですか。それが机の打ちやすい位置にあって、入力自体もテーブルを直に叩いてるような感覚でした。それがすごく良かったですね。

ほんとうの仕事は残りの 10% 、最後のひとふり

羽中田 英治 インタビュー風景

起業については、「思い」という目標を持って、それに到達するために努力すればいいんだと思います。それが 30 歳でも 40 歳でも 50 歳でも構わない。でも僕の経験から言うと、独立したいと思うなら早めにしたほうがいいですね。躊躇せずに。僕は 45 歳でと決めてたんですけど、実際起業してみるともっと時間が欲しかったなと思います。
実際の仕事については、だいたい 9 割はだれでもできる。でもその 9 割は仕事の始まりのほうで、残りの 10% っていうのをどうやるかってことで差が付くんですよ。9 割でやめちゃうとみんなと同じになってしまって、そこに大した競争力は生まれないじゃないですか。だから、残りの10% に到達したときに、ほんとうの仕事が始まるんだと思っています。でも、これは決して時間をかけるとかそういうことじゃない。完成形のイメージに近づけるために、自分の能力をどれだけ使いきるかっていう話ですね。 自分にできるものとできないものがありますが、みんな途中でやめてしまっている人が多いんじゃないかな。まあ、僕も全然完璧にできていないんですけど、これはいつも考えていることで、仕上げが大事ってことですね。料理も仕上げが大事(笑)。例えば最後の香りのひとふりとか、そういう部分があって初めて人と違う表現になるんだと。
その 10% の工夫には、もちろんパソコンや IT も関わってくると思いますよ。料理を食べにいくと、かならず写真を撮って溜めておくんです。そのデータを休日持ち帰って、家で料理を再現してみたり、レシピを溜めていったり。半分趣味みたいなところもあるんですけど。
そういうわけで、残りの 10% はまだ使い切れてないんです。使い切れるように、いろいろな方面で勉強していきたいと思っていますね。