
3 歳の頃にアメリカ資本の幼稚園に通っていて、ロゴコンピュータに触れたのが一番最初のコンピュータ経験です。最初はオモチャ代わりに使っていました。ちゃんとパソコンとして使い出したのは、たぶん小学 5 年生くらい。1996 年ですね。
幼稚園もそうだったんですけど、中学校、高校と、わりと早めにパソコンの教育をするところだったので、同世代の方よりパソコンには慣れ親しんでいるかもしれません。幼いころはよく授業も聞かずに思いついたお話しやキャラクターを自由帳に書いているような子供だったので、パソコンを使うようになってからも、あのときの自由帳のような役割で思ったことをパーっと入れておく使い方をしています。自分の「脳」のような感じで記憶できないことを入れておくんですね。
だから、パソコンを使う時間は自分と向かい合っている気分。部屋を暗くしていると、自分の顔がモニターに映り込んだりしますけど、まさに自分自身と対話するような感覚で、それまで思ったことやアイディアをパソコンの中で再構成しています。パソコンを使っていると、自分の頭から出して書き出したものが目の前の画面に映りますから、それをまた頭に取り込んで、という繰り返し。 そうやって誰かに見せるわけでもなく対話していたものが、のちのち誰かに必要とされて、実はこの出版した本も、自分の中だけで記録していたものが元になっているんです。



