Ustream(ユーストリーム)とは、インターネット上でユーザーが動画と音声を生中継配信できる、無料のオンラインサービスです。既存の動画配信サイトのようなものをイメージされるかもしれませんが、それらとはと大きく異なります。これまでの動画配信サイトでは、事前にビデオカメラで撮影後、パソコンに取り込み、動画ファイルを編集してからサービスへアップロードする必要がありましたが、Ustream では、パソコンにつないだビデオカメラやウェブカメラなどからの映像を、そのまま生中継映像として世界中に配信できるのです。
ライブ映像の臨場感や即時性を、誰でも手軽に世界中へ伝えることができる、全く新しいサービスが Ustream です。そこは様々な新しい情報が飛び交うだけでなく、中継者の創造性やセンスを思う存分発揮できる場でもあります。
Ustream で生中継を行うには、パソコン、カメラ(ウェブカメラ)、マイク、ネット回線さえあれば、特別なソフトウェアやドライバーは必要ありません。また、生中継を見る側は、インターネットにパソコンが繋がっていればいつでもどこからでも視聴することができます。また、生中継を見ながら「Chat」や「Social Stream」経由で視聴した感想を投稿したり、Twitter と連動させてつぶやいたりすることも可能です。
生中継映像の臨場感や創造性を視聴者に伝えるための重要なことの一つに、よりクリアで自然な映像と音声の質があります。また、パソコンに簡単に接続でき、簡単に撮影を始められるカメラがあることも大切です。
そんな条件をすべてかなえる Web カメラとして、Microsoft LifeCam Cinema をお勧めします。
私が LifeCam Cinema を愛用している理由は、アルミ製のボディに耐久性があり、内蔵マイクの感度が非常に高いからです。Cinema を使えば、数人程度の座談会は外付けマイクが必要ありません。パソコン内蔵の Web カメラではなく Cinema を使えば、カメラをパソコンから離して自由な位置から撮影できます。被写体との距離やアングルなどを自由に決められます。個人がオリジナリティを発揮して、それぞれの世界観で臨場感に満ちた生中継を楽しむ、というまさに Ustream の醍醐味が得られるツールだと思います。
< 川井拓也さんプロフィール >
株式会社ヒマナイヌ 代表取締役 クリエイティブディレクター
デジタルハリウッド大学院教授
CM 制作会社で CM、CG、映画、テレビ、ウェブなどの制作に携り、2004 年株式会社ヒマナイヌを設立して独立。広告、養育、アートの 3 分野をフィールドとしており、TIAA グランプリの「ミクシィ年賀状」などの SNS コミュニティ運営から Twitter と Ustream を使った企業のキャンペーンまでを手掛ける。仕事の Ustream では「朝までダダ漏れ」「トヨタパッソハナ女子大学」「アースデイ WorldShift フォーラム」などを担当。Twitter では気付きの犬印(@himanainu_kawai)で一万人のフォロワーに日々ライフブログを発信中である。
著書に「USTREAM 世界を変えるネット生中継」(2010.5)、「USTREAM TOUCH & TRY ユーストリームの使い方と楽しみ方」(2010.6)
共著に「Twitter マーケティング 消費者との絆が深まるつぶやきのルール」(2009.10)、「SNS ビジネス・ガイド Web2.0 で変わる顧客マーケティングのルール」(2006.6)、「ソーシャル・ネットワーキング・サービス 縁の手帖」(2005.3)がある。