MSJVM の移行に関するよく寄せられる質問

公開日: 2003年1月1日 | 最終更新日: 2004年5月8日

Microsoft® Java Virtual Machine (MSJVM) からの移行に関するよく寄せられる質問についてご紹介します。


Q.Microsoft Java Virtual Machine とはなんですか?
A.

Microsoft Java Virtual Machine (MSJVM) は、Microsoft Windows® のコンポーネントである Microsoft Internet Explorer の一部のバージョンに付属していたテクノロジです。このテクノロジにより、Java アプリケーションまたは Java アプレットと呼ばれる特定のプログラムを Windows ベースのコンピュータで実行することができます。

Q.マイクロソフトと Sun の間の 2004 年 4 月の合意により、MSJVM からの移行が影響されますか?
A.

MSJVM のライフサイクル終了日が 2004 年 9 月 30 日から 2007 年 12 月 31 日に変更された以外は変わりません。ライフサイクル終了日の延長により、お客様は余裕をもって MSJVM からの移行を管理、計画できます。次に、2007 年 12 月 31 日以前の MSJVM サポートに関する詳細を示します。

MSJVM サポート詳細

マイクロソフトからの MSJVM の配布はすでにご利用いただけません。また、MSJVM に機能拡張が行われることはありません。現在 MSJVM を含んでいるマイクロソフトの製品は、引き続き提供の終了、または MSJVM を含まないバージョンへの置き換えを進めてまいります。

マイクロソフトは今後、お客様が MSJVM から移行するときに役立つガイダンスおよびツールを提供します。

マイクロソフトは 2007 年 12 月 31 まで、MSJVM のセキュリティに関するサポートのみを行います。

Q.マイクロソフトと Sun の間の 2004 年 4 月の合意は、業務をどのように影響しますか?
A.

マイクロソフトおよび Sun は、2001 年 1 月の合意で係争を解決しました。2001 年の合意で、サポートの終了を含む MSJVM のライフサイクルを終了することに合意しました。MSJVM のサポート終了日が 2007 年 12 月 31 日に延長された以外は 2001 年の合意内容は変わりません。

MSJVM は、Windows のコンポーネントである Internet Explorer の一部のバージョンに付属していたため、多くのデスクトップやサーバーにインストールされています。また、一部の製品はクライアント/サーバー用カスタム Java アプリケーション、および Java アプレット用に MSJVM を利用しています。これらのアプリケーションには、企業-企業間、または企業-消費者間アプリケーションや Web サイトが含まれる可能性があります。これらのアプリケーションが正常に動作するには、コンピュータに MSJVM または他のベンダーの Java 仮想マシンをインストールする必要があります。お客様には、サポートが 2007 年 12 月 31 日に終了する前に MSJVM への依存性を特定して排除されることを推奨いたします。

Q.2004 年 4 月の合意により、マイクロソフトの Java サポートはどう変わりますか?
A.

今後リリースするマイクロソフト製品には、MSJVM を搭載しない運びとなりました。現在 MSJVM を含んでいるソフトウェアは、引き続き提供の終了、または MSJVM を含まないバージョンへの置き換えを進めてまいります。2004 年 4 月の合意の一環として、Sun およびマイクロソフトは共同作業体制および技術情報の共有体制を強化することを宣言しました。この共同作業体制の成果は、Microsoft .NET 製品チームからリリースされる予定です。

Q.サポート終了後の Microsoft Java Virtual Machine は 2007 年 12 月 31 日以降も動作しますか?
A.

MSJVM は 2007 年 12 月 31 日以降も動作しますが、サポートは行われません。サポート終了日以降にセキュリティの脆弱性が発見された場合、MSJVM の利用に危険が伴うことがあります。マイクロソフトは、2007 年 12 月 31 日以降も MSJVM の継続利用をご希望されるお客様に対し、MSJVM が信頼済みサイトのみと動作するように Internet Explorer のセキュリティ ゾーンをロックダウンすることを推奨します。

Q.マイクロソフトはユーザーに対してどのようなことを求め、また、なぜ求めるのでしょうか?
A.

お客様には、一般的に使われなくなったソフトウェアに関する情報を積極的に入手していただき、また 2007 年 12 月 31 日以前に MSJVM から移行を行っていただくことを推奨いたします。この作業には、MSJVM への依存性が存在する内部的または市販アプリケーションの特定、および一般的な移行、IT アップデート作業としてのこれらのアプリケーションの交換または更新が含まれます。今から移行を計画される企業は、余裕をもって MSJVM への依存性を把握し、移行戦略を決定して、最適なソリューションを計画、テスト、および導入することができます。MSJVM は一般的に使われなくなったソフトウェア (Obsolete Software) とみなされ、機能改良や新たな開発は行われません。マイクロソフトは今後、お客様のコンピュータをセキュリティで保護するためのセキュリティ更新プログラムのみを提供します。

Q.どのプログラムが MSJVM を使用しますか?
A.

一部の製品がクライアント/サーバー用カスタム Java アプリケーション、または Java アプレット用に MSJVM を利用しています。これらのアプリケーションには、企業-企業間、または企業-消費者間アプリケーションや Web サイトが含まれる可能性があります。これらのアプリケーションが正常に動作するには、MSJVM をインストールする必要があります。Java アプレットは自動的に起動して、ローンの計算や株価情報の表示などの簡単な機能から Web サイトが提供する複雑なサービスを提供する場合があります。MSJVM に依存するソフトウェアは、次の出所があります。

マイクロソフト。MSJVM に依存することが検証済みのマイクロソフト製アプリケーション一覧をご覧ください。
「Microsoft 製アプリケーション依存関係一覧」をダウンロードする (62 KB PDF)

サードパーティ。MSJVM に依存するアプリケーションを持つソフトウェア ベンダー (ISV) の多くは、それぞれの Web サイトに依存性情報およびアップグレード情報を掲載しています。

内部開発アプリケーション。企業は、MSJVM に依存する内部、ソフトウェア ベンダー、またはコンサルタント等が開発したアプリケーションをご利用中の場合があります。MSJVM への依存性については、開発者、コンサルタント、または開発担当のソフトウェア ベンダーにお問い合わせください。

Q.MSJVM は、どのバージョンの Windows に搭載されていますか?
A.

MSJVM は、以下のバージョンに含まれています。

Windows 95

Windows 98

Windows Millennium Edition (Windows ME)

Windows 2000 Advanced Server

Windows 2000 Professional

Windows 2000 Server

Windows 2000 Data Center

Windows XP

Windows NT® Server 4.0

Windows NT Server 4.0, Enterprise Edition

Windows NT Server 4.0, Terminal Server Edition

Windows NT Workstation 4.0

Windows Server Datacenter 2003

Windows CE Platform Builder 2.11

Windows CE 2.2 Connectivity Services

Windows CE 2.21 Connectivity Services

Windows CE 3.0 Connectivity Services

Windows CE 3.1 Connectivity Services

MSJVM は、Windows XP SP1a、Windows XP SP2、Windows Server™ 2003、またはそれ以降のマイクロソフト製ソフトウェアには含まれません。

Q.2004 年 4 月の合意の和解条件を教えてください。
A.

マイクロソフト コーポレーション(Microsoft Corporation、本社:米国ワシントン州レドモンド)とサン・マイクロシステムズ(Sun Microsystems Inc.、本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)は米国時間4月2日(金)、両社の製品間の連携を強化するための広範な技術提携および両社間の全ての係争において和解することで合意したとの発表を行いました。両社は、マイクロソフトが、顧客がマイクロソフト製品に導入したMicrosoft Java Virtual Machineに対する製品サポートを[2007年12月31日まで]継続することに合意しました。

MSJVM サポートに対する影響の詳細情報

合意に関するプレスリリースを参照

Q.MSJVM ソフトウェアは現在入手可能ですか?
A.

マイクロソフトからの MSJVM の配布は現在ご利用いただけません。また、今後登場するマイクロソフトの製品に含まれることもありません。現在 MSJVM を含んでいるマイクロソフトの製品は、引き続き提供の終了、または MSJVM を含まないバージョンへの置き換えを進めてまいります。1999 年から 2003 年の間、マイクロソフトは 10 個の MSJVM に関するセキュリティ更新プログラムを公開しています。累積的なセキュリティ更新プログラムが Windows Update Web サイトに公開されています。

Windows Update を実行して更新をスキャンする

Q.MSJVM のセキュリティ更新プログラムはどこで入手できますか?
A.

マイクロソフト セキュリティ情報 MS03-011 は、MSJVM の累積的なセキュリティ更新プログラムを含みます。この更新プログラムが必要かどうかを判断するには、Windows Update Web サイトを訪問して、コンピュータをスキャンします。Windows Update は、お客様のコンピュータに適用する必要のあるアップデートをお知らせします。

この更新プログラムに関する詳細を参照する

Windows Update を実行して更新をスキャンする

Q.MSJVM を含む Windows または他のソフトウェアを正規にインストールすることはできますか?
A.

MSJVM コードを含む Windows のバージョンをお持ちのお客様は、その製品の使用許諾契約書に従い、インストールおよび使用が許諾されます。ただし、MSJVM を含むソフトウェアを 2007 年 12 月 31 日を超えて使用される場合はご注意ください。また、MSJVM に依存しないソリューションの導入もご検討ください。

Q.Windows XP SP1a 以降をインストールした場合、現在インストールされている MSJVM は削除されますか?
A.

いいえ。オペレーティング システムのアップグレードを行ってもコンピュータにインストール済みの MSJVM は削除されません。

Q.MSJVM が確実に付属しないコンピュータはありますか?
A.

はい。Windows XP SP1a 以降がインストールされたコンピュータをご購入、または Windows XP SP1a 以降のバージョンを使用してクリーン インストールを行う必要があります。

Q.個人のユーザーです。私も影響を受けますか?また、対策を講じる必要はありますか?
A.

個人のユーザーでも、コンピュータに MSJVM がインストールされ、MSJVM に依存するプログラムをご利用中の可能性があります。MSJVM は 2007 年 12 月 31 日までサポートされるため、今すぐ対策を行う必要はありません。しかし、MSJVM に依存するプログラムをご利用中のお客様は、ソフトウェア ベンダの Web サイトを参照して、今後の対策をご確認いただくよう推奨いたします。たとえば、2007 年 12 月 31 日までに現在ご利用中のソフトウェアを更新または交換しなければならない場合があります。

また、Windows をご使用中のお客様は、Windows Update Web サイトを訪問、または最近の Windows バージョンに搭載される [自動更新] 機能を有効化して、最新のソフトウェア、ハードウェア アップデートを適用するよう推奨いたします。

Windows Update を実行して更新をスキャンする

Q.経営者です。いつから対策を講じればいいですか?
A.

MSJVM は、セキュリティに関する更新を除き、長らく更新されていない従来のテクノロジです。お客様には、一般的に使われなくなったソフトウェアに関する情報を積極的に入手していただき、また適切な時期に MSJVM から移行を行っていただくことを推奨いたします。今から移行を計画される企業は、余裕をもって MSJVM への依存性を把握し、移行戦略を決定して、最適なソリューションを計画、テスト、および導入することができます。

Q.どのように対策を講じればいいですか?
A.

組織に応じて要件が異なります。マイクロソフトは、企業、IT 技術者、IT ソリューション プロバイダ、および開発者がまず初めに適切な MSJVM 移行ガイドを参照されることを推奨いたします。

『開発者向け Microsoft Java Virtual Machine 移行ガイド』をダウンロードする (389 KB PDF)

Q.MSJVM からの移行時に利用できるリソースはありますか?
A.

マイクロソフトは、IT 技術者、開発者向けの各種ツールおよびガイダンスを提供しています。

ガイダンス、ツール、およびサポートの詳細を参照する

Q.開発者です。MSJVM を引き続き再頒布することはできますか?
A.

Microsoft Visual J++® および Microsoft SDK for Java の使用許諾契約書は、MSJVM のインストーラ (msjavx86.exe) の再頒布を限定的に許諾しています。しかし、マイクロソフトはこれらの使用許諾契約書で許諾されている MSJVM の再頒布をお勧めできません。

Q.MSJVM への依存性は、どのように確認できますか?
A.

マイクロソフトは、『開発者向け Microsoft Java Virtual Machine 移行ガイド』および『IT 技術者向け Microsoft Java Virtual Machine 移行ガイド』を提供しています。これらを利用して、MSJVM への依存性を把握する作業を開始できます。MSJVM 診断ツールを使用すると、複雑な IT インフラストラクチャを有する企業も簡単に依存性を把握できます。このツールは、MSJVM の利用状況、およびプログラム、Web サイトの依存性をスキャンして、これらの依存性を明確にする詳細なレポートを出力します。

『開発者向け Microsoft Java Virtual Machine 移行ガイド』をダウンロードする (389 KB PDF)

MSJVM 診断ツールをダウンロードする

企業は、MSJVM に依存するカスタムまたは内部開発アプリケーションをご利用中の場合があります。お客様がこのようなアプリケーションをご利用中の場合、MSJVM への依存性、および依存性の排除、そして業務への影響について開発者、コンサルタント、または開発担当のソフトウェア ベンダーにお問い合わせください。
依存性を確認するために、次の質問にお答えください。

Windows XP SP1a 以前の Windows バージョンをご使用されていますか?
使用されている場合、MSJVM がコンピュータにインストールされている可能性があります。

Microsoft Works または Microsoft Publisher などの Microsoft 製ソフトウェアをご使用中ですか?
使用されている場合、MSJVM との依存関係の有無が確認済みの Microsoft 製アプリケーションの一覧を参照ください。

「Microsoft 製アプリケーション依存関係一覧」をダウンロードする (62 KB PDF)

「Microsoft 製アプリケーション依存関係一覧」には、依存関係を排除するための方法も記載されています。詳細については、MSJVM サポート ページを参照ください。

ガイダンス、ツール、およびサポートの詳細を参照する

経理、プロダクティビティ、ワープロ、アンチウィルス、または DTP ソフトウェアなどの Microsoft 以外のソフトウェアをご使用中ですか?
MSJVM への依存性を排除し、業務への影響を抑えるため、該当するソフトウェア ベンダの Web サイトをご確認、またはソフトウェア ベンダにお問い合わせください。

ソフトウェアベンダまたはコンサルタントが作成したカスタムのビジネスプログラムをご使用中ですか?
MSJVM への依存性を排除し、業務への影響を抑えるため、該当する開発者、コンサルタント、またはソフトウェア ベンダの Web サイトをご確認、または直接お問い合わせください。

気象情報の提供、または配達、金融情報などを提供するめに、ビジネスプロセスの一環として Web サービスをご使用中ですか?
業務の中断を避けるために、Web サービスを提供している Web マスターまたは企業に MSJVM への依存性の対策についてお問い合わせください。

Q.MSJVM 診断ツールに関する質問があります。どこに問い合わせればいいですか?
A.

MSJVM 診断ツールの無償サポートを全世界で提供しています。詳細についてはマイクロソフト製品サポートまでご連絡ください。

海外でのサポート状況について参照する

お客様は、MSJVM ニュースグループで情報を入手したり、他のユーザーと情報交換を行えます。

MSJVM ニュースグループで質問を投稿または情報を交換する

Q.どのような移行オプションがありますか?
A.

マイクロソフトは、お客様、IT 技術者、IT ソリューション プロバイダ、および開発者が IT 環境の信頼性、安全性、および可用性を確保しつつ移行をもっとも効率よく進められるよう支援することに取り組んでいます。企業によって要件が異なるため、企業はもっとも適切な方法を用いて移行を行う必要があります。以下のような移行方法を単独で、または組み合わせて使用することができます。

サードパーティ製 JRE (Java Run-time Environment) に切り替え。マイクロソフトとしては他社のソリューションについてセキュリティと信頼性を保証することはできませんが、マイクロソフト以外のソリューションを導入するという方法も可能です。サードパーティのソリューションを使用する場合は、必ずテストを行ってから移行に着手してください。

Microsoft Internet Explorer のセキュリティゾーンをロックダウンし、MSJVM を継続使用。セキュリティ ゾーンをロックダウンすることで、MSJVM の使用を特定のサイトに制限し、セキュリティ上のリスクを軽減して、MSJVM のサポート終了後も限定的に継続使用できます。この移行オプションは、他の移行オプションと併用できます。

他の表示技術に移行。マイクロソフトとしては他社のソリューションについてセキュリティと信頼性を保証することはできませんが、複数種類のブラウザで参照可能な表示技術が存在します。これらには、Microsoft ASP.NET、DHTML、および Macromedia Flash などが含まれます。他の表示技術に移行するには、ソース コードを参照する必要があります。

Microsoft .NETに移行。マイクロソフトは、このテクノロジに移行されるお客様をサポートできます。.NET に移行するには、ソース コードの参照が必要な場合があります。

Q.マイクロソフトは、どのサードパーティ製 JRE (Java Run-time Environment) を推奨しますか?
A.

マイクロソフトは、潜在的および顕在化したセキュリティの脆弱性の監視および修正を含め、サードパーティの Java 実装に対してサポートを提供していないため、そうした製品について配布や推奨は行っていません。ただし、Microsoft Windows を搭載したコンピュータには、互換性が保証されたものであれば、どのような Java 仮想マシンでもインストールできます。マイクロソフトは、サードパーティに対し、そのテクノロジが Windows 環境で正しく動作するために必要なあらゆる情報を提供しています。

Q.どのようなパートナー、MCS ソリューションがありますか?
A.

評価または移行支援が必要なお客様は、サードパーティ コンサルティング サービスまたは Microsoft Consulting Services (MCS) をご利用になれます。詳細についてはパートナーまたは MCS ソリューション プロバイダにお問い合わせください。

Q.移行の際に問題が発生した場合、どうしたらいいですか?
A.

サポートが必要な場合、IT ソリューション プロバイダまたはマイクロソフト技術サポートにご連絡ください。サードパーティ IT ソリューション プロバイダをご利用のお客様は、プロバイダにご連絡ください。

Q.Internet Explorer で Java プログラムの実行を禁止するにはどうすればいいですか?
A.

Internet Explorer では、[ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックして、[セキュリティ] タブから Java プログラムの実行を無効化できます。

Q.
A.
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