MCA 合格者レポート

公開日: 2002年3月29日

マイクロソフト株式会社
プロフェッショナルサポート本部 デベロッパーサポート統括部
サポートエンジニア

MCA の有効性と資格の方針

私は、現在マイクロソフトで開発者向けの技術支援サポート業務を担当しています。 入社間もない頃は、 「自分の担当する製品のサポート」を しっかりやっていれば何とかなるだろうと考えていました。しかし、最近のお問い合わせの傾向として、製品単体の知識で回答できることはほとんどなく、 システム全体の構成を把握しなければお客様に対して満足できる回答ができないのが現状です。
つまり、一つの製品の知識だけでなく、システムに関わる全ての知識、例えば、OS、ネットワーク、他のマイクロソフト製品 (データベース、.NET Enterprise Server 製品群、開発テクノロジー(IIS、COM+、MDAC 等)、開発言語、など)、プログラミング技法などが必要になって くるわけです。
このように、最近のシステムは様々な要因が複雑に絡み合ってきているため、障害箇所の特定や問題の原因を究明するためにこれらの知識は 必要不可欠なものとなってきています。
ここで改めて、「製品サポートの提供だけに留まらず、システムのソリューションを提供していかなければお客様は満足してくれない。 それを満たすためには、我々サポートエンジニアの知識もシステム全体をカバーできるくらいの幅広い知識が要求されている。」ということを業務を通じて 実感させられました。
この様な現状は、我々サポートエンジニアだけでなく、システム開発を行っている企業担当者の方も同じではないでしょうか。
そしてある日、メールで MCA という認定資格が新しくできることを知りました。メールを読んだ瞬間、「これだ!」と思いましたね(笑)。
最初は業務的に MCA の「アプリケーション構築分野」だけで十分かと思いましたが、どうせやるなら「MCA の全分野制覇!」を目指し、 「データベース分野」と「OS・ネットワーク分野」のベータプログラムにも参加することを決意しました。
私は以前システムエンジニアとしてシステムの開発に携わっていたこともあるので、「この業界にいる以上は、データベースやOS・ネットワークの 知識も持ってて当然!」と自分に言い聞かせましたね(笑)。
MCA 対策の勉強をしているうちに、今まで忘れていたことを思い出したり、また新しい発見があったり、結構メリットは大きかったです。
また、内容的にも、この業界に関係している人達なら、知っておかなければいけない最低レベルの知識だとも思いました。 実際、MCA のベータテストを 受験して思ったことは、出題範囲が幅広く、製品テクノロジーに特化せず、ソリューションや IT 理論の基本知識が必要だということです。 私は MCSE も取得していますが、MCSE の知識だけでは MCA の合格は難しいと感じました。
MCP がテクノロジースペシャリスト向けならば、MCA は IT グローバリスト向けといったところでしょうか。
私がもしサポート業務だけに従事していたなら MCA には合格はできなかったのではないでしょうか。 やはり、システムエンジニアやコンサルティングといった業務も経験していたことがMCA の合格へと繋がったと思います。
取得ステップとしては、MCA → MCP → MCSE が最適だと思います。まずは MCA で最低限の知識を幅広く取得して、自分が必要と考えている分野の MCP を取得していき、最終的には MCSE を目指す、という図式が一番スムーズではないでしょうか。
これから MCP や MCSE を目指す方も、是非 MCA を受験してみてください。絶対無駄にはならないと思います。無駄どころか、MCA と MCSE の両方を 持っていた方が説得力がありますよ、きっと。
私は今現在、MCA のベータ試験 2分野に合格しているので、「アプリケーション構築分野」のベータ試験結果が待ち遠しくて仕方ありません。 (2002/3/25 に 「アプリケーション構築分野」 も合格して、MCA 3分野の制覇達成!)
しかし、合否は別にして(もちろん合格したいですが)、MCA 対策で勉強したことは、今後の私の技術支援サポート業務にも大いに役立てていけると 確信しています。
最後になりますが、MCA は、マイクロソフトが提唱している次世代テクノロジーである「.NET」にも対応しているため、「Windows .NET Server」、 「.NET Enterprise Server 製品」、「.NET Framework」、「Visual Studio .NET」などの最新テクノロジーを勉強するいい機会になると思いますよ!

このレポート読んで、一人でも多くの方が「MCA を受験してみよう!」と思っていただければ幸いです。


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