Macも大きく進化している。2009年に登場予定の次世代OS、Mac OS X、コード名「Snow Leopard」は、すぐに見てわかる目立つ新機能こそ少ないものの、アプリケーションの起動時間が「劇的」に早くなったり、最新Macの性能を最大限にいかす64ビット処理に対応していたり、OpenCLというまったく新しい高速処理技術を搭載。これにより、まだそれがどんなものだかはわからないが、これまでになかった、まったく新しいタイプのアプリケーションが出てくる可能性が大きい。
例えばMacを使って数々の美しい映像作品を作って発表している「未来派図画工作」というWebサイトがあるが、同サイトの「Quartz Composer Lab」にある映像作品は、アップル社が3年前にMac OS X v10.4 "Tiger"と共に「Quartz Composer」という技術を無償提供したからこそ、この世に存在している作品群だし、今年、話題となったファイルメーカー社の個人用データベースソフト「Bento」や、Macの画面をキャプチャーしてわかりやすいチュートリアル映像が作れる「ScreenFlow」というソフト(テレストリーム社)は、CoreDataやCoreAnimationといったMac OS X v10.5 "Leopard"の新機能のおかげで登場したアプリケーションだ。
3位は、これまたノート型の話題だが、MacBook Airだ。今年始めのMACWORLD EXPO。「There is something in the air.」というティーザーの後、マニラ封筒から登場したこの世界最薄ノートパソコンは、FireWireポートがなく、USBポートも1つしかなく、しかも、薄すぎるために指せるUSB機器が限られていたり、バッテリーの交換ができなかったりと、人によってはまったく受け入れることのできないマシンのようだが、一度、このマシンの軽さと薄さに慣れてしまうと、2度と他のマシンは持つことができなくなる魔性の魅力が詰まったマシンでもある。