MOM 2005 のライセンス体系

最終更新日: 2006年3月31日

Microsoft Operations Manager (MOM) 2005 では、イベント管理、監視と警告、レポーティングと傾向分析などの機能や、システムとアプリケーション固有のナレッジとタスクを提供することにより、オープンで拡張可能な企業規模の運用管理を実現します。これにより、Windows システムの管理性が飛躍的に向上します。

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MOM 2005 のライセンス

Microsoft Operations Manager 2005 は、サーバーとデバイス管理のライセンスに基づいてライセンスが許可されます。MOM 2005 サーバー ライセンスは、1 台のサーバーに 1 部インストールすることができます。お客様は、通常の MOM 2005 に加え、MOM 2005 (SQL Server Technology 付) を取得することも可能です。さらに、管理するデバイス (MOM で管理するサーバー/デバイス) ごとに、Operations Management License (OML) が必要になります。

2006 年 4 月 1 日から、新たな Standard Operations Management License (Standard OML) を現行の MOM 2005 OML より低価格で提供しています。Standard OML は、Windows Server の基本的なオペレーティング システムのワークロードのみを管理するためにのみ適用できる、低価格なライセンスです。Standard OMLの提供により、OML は Enterprise OML という名前に変更されますが、価格や使用権に変更はありません。

MOM 2005 で Standard OML を使用する場合は、Standard OML と、SMS 2003 のシステムの構成管理を行う、「Configuration Management License」 (CML)、DPM 2006 のバックアップを行う、「Data Protection Manager License」 (DMPL) の 3 つのライセンスを統合した、2006 年 4 月 1 日から、新たに提供が開始された、Standard Server Management License (Standard SML) を選択することも可能です。

Microsoft Operations Manager (MOM) 2005 の提供形態
MOM 2005 提供形態特徴

MOM 2005 サーバー ライセンス

MOM 2005 ソフトウェアを、1 台のサーバーに 1 部インストールできます。

MOM 2005 Standard Operations Management License (OML)

MOM 2005 で、基本的なオペレーティング システムのワークロードのみを実行するデバイス (単一サーバー、単一パーソナル コンピュータ、ワークステーション、端末、ハンドヘルド コンピュータ、ポケットベル、携帯情報端末やその他の電子デバイス) を 1 台管理できます。

MOM 2005 Enterprise Operations Management License (OML)

MOM 2005 で、あらゆるワークロードを実行するデバイス (単一サーバー、単一パーソナル コンピュータ、ワークステーション、端末、ハンドヘルド コンピュータ、ポケットベル、携帯情報端末やその他の電子デバイス) を 1 台管理できます (Standard OML の機能を含みます)。

MOM 2005 (SQL Server 2000/2005 Technology 付)

MOM 2005 ソフトウェアを 1 台のサーバーに 1 部インストールできます。さらに、MOM 2005 をサポートしている場合に限り、1 部の Microsoft SQL Server 2000/2005 Technology を使用できます。包含されている SQL 2000/2005 technology は、SQL 2000/2005 Standard Edition です。

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サンプル シナリオ

次の例では、1 台の MOM 2005 が 4 台の管理対象のサーバーを管理していますので、MOM 2005 のサーバーライセンスが 1 本、OML が 4 本必要になります。なお、MOM 2005 にはデータベースとして SQL Server が必要になります。この SQL Server も MOM 2005 で管理する場合は SQL Server のための OML が 1 つ必要になります。

* MOM 2005 と SQL Server を同一のサーバーに導入する場合はこの SQL Server のための OML は必要ありません。

* 管理対象のサーバーで必要となる OML は、各サーバーで実行されるワークロードにより Standard Operations Management License (OML) または Enterprise Operations Management License (OML) のいずれかになります。

* これらの MOM 2005 のライセンスとは別に、管理対象である各サーバーのライセンスをご用意いただく必要があります。

MOM 2005 サーバーライセンス

Standard Operations Management License (OML)

2006 年 4 月 1 日から、マイクロソフトは、新たな Standard Operations Management License (OML) を現行の MOM 2005 OML より低価格で提供しています。Standard Operations Management License (OML) には、OML で現在利用できる機能のサブセットが含まれ、基本的なオペレーティング システムのワークロードを管理できます。Standard OML により、ユーザーはさらに低価格で Windows サーバーを管理することが可能になります。MOM 2005 Standard OML は、スタンドアロンか、新たな System Center Standard Server Management License (SML) のコンポーネントとして利用できます。

Enterprise Operations Management License (OML)

2006 年 4 月 1 日時点で、既存の MOM 2005 OML はすべて Enterprise OML に移行します。現在の OML は Enterprise OML という名前に変更されますが、価格や使用権は変更されません。Enterprise OML には、Standard OML で提供される機能が含まれています。MOM Enterprise OML は、引き続きスタンドアロンのみで利用できます。

System Center Standard Server Management License (SML)

System Center Standard Server Management License (SML) は、MOM 2005 Standard OML、SMS 2003 のシステムの構成管理を行う「Configuration Management License」、DPM 2006 のバックアップを行う「Data Protection Manager License」の 3 つのライセンスが統合され、サーバーの基本機能の運用監視、構成管理、バックアップを実施することが可能です。

MOM 2005 Standard OML のワークロード一覧

ワークロード 

基本的なオペレーティング システム ユーティリティ

システム リソース マネージャ

パスワード変更通知

Baseline Security Analyzer

Reliability and Availability Services

ファイルとプリント サービス

プリント サーバー

分散ファイル システム (DFS)

ファイル複製サービス (FRS)

ネットワーク ファイル システム (NFS)

ファイル転送プロトコル (FTP)

Windows Sharepoint Services

ネットワーク サービス

分散ネーム サービス (DNS)

動的ホスト構成プロトコル (DHCP)

Windows インターネット ネーム サービス (WINS)

* 上記以外のワークロード (ビジネス アプリケーション、データベース、IIS、Active Directory 等) は、Enterprise OML で管理することができます。

* 基本的なオペレーティング システムのワークロードの一覧は変更される場合があります。

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MOM 2005 のライセンスのポイント

OML はデバイス毎に購入します。特定のデバイスの管理に必要な OML の種類は、管理するデバイスで動作するワークロードによって異なります。基本的なオペレーティング システム ユーティリティ、ファイルとプリント サービス、ネットワーク サービスなどの基本的なオペレーティング システムのワークロードについては、Standard OML で十分間に合います。デバイス上で動作するアプリケーションなど他のワークロードの管理については、Enterprise OML が必要です。

MOM 2005 で管理されているデバイスでは、MOM 2005 のエージェントがインストールされている場合、されていない場合に関わらず OML が必要になります。MOM 2005 ではエージェントレスの構成をサポートしていますが、この場合であっても MOM 2005 で管理する場合は OMLが必要となります。

MOM 2005 のコンソールを利用するために追加のライセンスは必要ありません。MOM 2005 には管理コンソール、オペレータコンソール、Web コンソール等が用意されていますが、これらのコンソールを利用するにあたって追加で必要となるライセンスはありません。(MOM 2005 のサーバーライセンスをおもちであれば無償でご利用いただけます)

マイクロソフトから提供される管理パックは無償です。マイクロソフトのサーバー製品や Window プラットフォームを管理するための管理パックは MOM 2005 の CD-ROM に同梱されているもの、Web からダウンロードして利用するもののいずれも無償でご利用いただけます。現在提供されている管理パックの一覧はこちらです。

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MOM 2005 (SQL Server 2000/2005 Technology 付) について

MOM 2005 ではデータベースとして SQL Server を必要としますが、この SQL Server を予め含んだライセンスも用意されています。MOM 2005 (SQL Server 2000/2005 Technology 付) は、MOM 2005 を構成する上で必要な SQL Server のライセンスを含んでおり、別途 SQL Server のライセンスを購入する必要はありません。MOM 2005 と SQL Server を別々に購入する場合は、SQL Server 2000/2005 をプロセッサライセンスもしくはサーバー / CAL ライセンスで購入します。プロセッサライセンスを選択する場合は SQL Server をインストールするサーバーの CPU 数分のプロセッサライセンスを購入し、サーバー / CAL ライセンスを選択する場合は SQL Server のサーバーライセンスと SQL Server にアクセスするデバイス毎に SQL Server CAL を購入します。

この MOM 2005 (SQL Server 2000/2005 Technology 付) に付属する SQL Server のライセンスは MOM 2005 もしくは SMS 2003 を導入する場合にのみ利用することが出来ます。MOM 2005 もしくは SMS 2003 以外のアプリケーションのために MOM 2005 (SQL Server 2000/2005 Technology 付) に付属する SQL Server に付属する SQL Server を利用することはできません。

2006 年 4 月 1 日から、MOM 2005 (SQL Server Technology 付) は、SQL Server 2000 ではなく SQL Server 2005 に添付されます。


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