2007 年 3 月 29 (月) マイクロソフト調布技術センター
3 月 29 (月)、マイクロソフトは本年度のマイクロソフト インキュベーション プログラムの選定企業を発表。マイクロソフト インキュベーション プログラムは、自治体などが実施する公的なベンチャー育成制度と連携し、開発用ツール、開発用ソフトウェア、技術サポート、トレーニングの提供、およびマーケティング支援などを実施し、中小 IT 企業の育成を支援するプログラムです。


当日は、認定書の授与を行うとともに、選定された企業とパートナー ミーティングも実施。インキュベーション プログラムの内容を説明するとともに、合わせて利用可能なマイクロソフト イノベーション センターのアプリケーション プラットフォーム プログラムやマイクロソフト パートナー プログラムをご紹介しました。
| 2007 年度マイクロソフト インキュベーション プログラム選定企業 | |
| 将来性のある企業と成功を分かち合うために | |
| 参加企業にマイクロソフトとして期待すること | |
| 提供されるプログラム | |
| ファシリティの視察と情報交換も実施 |
| 神奈川県 | 岐阜県 | 埼玉県 | 千葉県 | 北海道 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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「桜も満開となった今日は、新しいことを始めるのにふさわしい日」という言葉を皮切りとして、パートナー ミーティングを開始。最高技術責任者である加治佐 俊一が、中小 IT 企業の支援活動に対するマイクロソフトの意気込みを語りました。
マイクロソフトも 1975 年の設立当時は、ベンチャー企業です。『すべての机、すべての家庭に、コンピュータを』というビジョンのもとに事業を展開し、現在では、全世界に 8 億台以上の PC が普及。IT 産業の発展とともに、マイクロソフトも成長してきました。
「今回のように、将来性のあるベンチャー企業をご支援させて頂ける機会が持てたことは、大きな喜びです。ともに成長、成功することで、国内 IT 産業のさらなる活性化に貢献したいと思います」加治佐 俊一 (マイクロソフト株式会社 最高技術責任者)
マイクロソフトは、コンピュータに対してオペレーティング システムを提供することで進化してきました。このビジネスにおいて重要なことは、パートナー様との協業。特に、ハードウェア ベンダーおよびソフトウェア ベンダー (ISV) との協業は不可欠です。
優れた特許を持つ、世界のトップ 10 のハイテク企業のうち、5 社は日本の企業。テクノロジーのリーダーシップをとっており、ハードウェアには世界的なブランドが多く存在します。一方で、ソフトウェアにおいては、インドや中国の ISV のように、世界に通ずる企業の増加が期待されています。
「本日は、それぞれ個性的なビジョンを持って、ソフトウェア開発を行うパートナー様にお集まりいただきました。参加されるパートナー様には、ソフトウェア開発の分野でご活躍いただけるよう、様々な側面からご支援させていただきます」という、加治佐 俊一の言葉による通り、マイクロソフト インキュベーション プログラムを通して中小 IT 企業を全面的に支援していくことを約束しました。

次に、企業市民活動の一環として国内 IT 産業の活性化のために活動している、ビジネス インキュベーション推進部の部長である長井 伸明がマイクロソフト インキュベーション プログラムに参加する上でのポイントについて説明。このプログラムを利用して成功する企業の特長として、事例などの目に見える評価があること、パートナー プログラムを積極的に利用していること、効率よくマイクロソフトのテクノロジーを活用していることなどを挙げ、信頼関係を築くことで、「1 + 1」が「3」にも「4」にもなる可能性を秘めていることをご説明しました。
「マイクロソフトが発信する情報を積極的に収集して、市場の方向性を把握し、製品開発に反映してください。共通の方向性を持つ企業様と製品は様々な場所で積極的にご紹介させていただきます」長井 伸明 (マイクロソフト株式会社デベロッパー & プラットフォーム統括本部 ビジネス インキュベーション推進部 部長)
プログラムの参加企業は、マイクロソフトのテクノロジーを活用して製品開発を行うことで、既存のプラットフォームをビジネスエコシステムとして製品に活用できるほか、開発用ソフトウェア、技術サポート、およびトレーニング プログラムを利用できるようになります。さらに、マーケティング活動においても支援が約束されており、ビジネス拡大の大きなチャンスとなります。

パートナー様のビジネス成功は、マイクロソフトの今後の発展のために欠かせない要素。マイクロソフトのビジネスのうち、実に 96% がパートナー様によるビジネスです。「本日、お集りの企業の皆様、一緒にビジネスを成功させましょう」と長井 伸明が語りかけたように、パートナー様のご支援をさせていただくことが、マイクロソフトの成長にもつながるのです。
当日、パートナー ミーティングでは、参加されるパートナー様に提供されるプログラムの内容について、各担当者から説明がありました。また、マイクロソフト インキュベーション プログラムに加えて、マイクロソフト イノベーション センターのアプリケーション プラットフォーム プログラムやマイクロソフト パートナー プログラムをご利用いただくことで、より密度の高い支援を受けることができます。

【説明】今井 美枝子 (マイクロソフト株式会社 公共インダストリー統括本部 プログラム & マーケティング部)
本年度は、5 つの参加自治体から選定企業 21 社、準選定企業 14 社にマイクロソフト インキュベーション プログラムが提供されます。このプログラムでは、大きくわけて以下の 3 つの支援が行われます。
| 支援内容 | |||||||
技術支援 |
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マーケティング支援 |
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本社研修 |
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【説明】田丸 健三郎 (マイクロソフト株式会社 技術企画室 部長)
マイクロソフト イノベーション センターは、独創的なアイデアを持つソフトウェア、ハードウェア開発企業、システム インテグレータ、大学、起業家を支援し、グローバルにビジネスに挑戦する人、組織をサポートすることにより、国内 IT 産業に貢献することを目標としています。マイクロソフト インキュベーション プログラムの選定企業も参加可能で、マイクロソフト イノベーション センターを利用することで、マイクロソフトのファシリティや情報リソースなど、より多くのプログラムをご活用いただけます。
マイクロソフト イノベーション センターが提供するプログラムには、当初の取り組みとして 4 つのプログラムが用意されています。
「テクノロジー イノベーション プログラム」では、データマイングから、HPC (High Performance Computing)、ロボティックスなどの先進技術に取り組むパートナー様と、マイクロソフトの開発者が協力し、イノベーションを推進。マイクロソフト製品をベースにアプリケーション開発を行っているパートナーの皆様には、「アプリケーション プラットフォーム プログラム」によって、最新の技術情報、トレーニング、移行ツール、プログラミング技法などを提供します。また、斬新なアイデアや優れた技術を持っているのに、検証する設備を持っていない、という組織には、「プラットフォーム サポート プログラム」を提供します。このプログラムでは、マイクロソフト調布技術センターにある、高度なハードウェア要件にも対応可能な国内最大級のファシリティをパートナー様のプロジェクトの検証に活用できます。さらに、「人材育成サポート プログラム」では、人材の育成を目的として、技術から、経営、マーケティングまでをサポートするトレーニング コンテンツを提供します。

【説明】永野 浩 (マイクロソフト株式会社 デベロッパー & プラットフォーム統括本部 パートナー テクノロジー推進本部 テクノロジー マーケティング部 ビジネス ディベロップメント マネージャ)
マイクロソフト イノベーション センターが提供するアプリケーション プラットフォーム プログラムは、最新のマイクロソフト プラットフォームに対応または移行を検討しているパートナー様に、自社製品の検証と評価を行っていただけるように、トレーニング、移行ツール、技術情報、およびハードウェアを 1パッケージとして提供するものです。パートナー様は、マイクロソフト イノベーション センターのファシリティを利用して、必要に応じて、マイクロソフトの技術担当者 (エバンジェリスト) の同席のもと、実機を使用した移行作業と検証を行っていただきます。最後に、問題点の洗い出しとディスカッションで締めくくられ、結果(今後の課題、もしくは解決)をお持ち帰り頂きます。
このプログラムは、現在、大きく分けて 6 つのコースを提供中。今後は、Exchange Server 2007、Office SharePoint Server 2007、Windows Server の次期バージョン、SQL Server の次期バージョンなど、複数の新規コースを追加する予定です。
| アプリケーション プラットフォーム プログラムで提供されている 6 つのコース | ||||||||||||
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さらに、このプログラムは施設とノウハウを提供することで、パートナー様のイノベーションを促進することを目的とし、パートナー様のご要望並びに質の高い内容を提供するよう心がけ、企画・検討しております。ぜひとも、積極的に活用していただき、パートナー様によるお客様創出のためにお役立てください。

【説明】田原 洋子 (マイクロソフト株式会社 ビジネス パートナー営業統括本部 パートナー戦略部 マーケティング スペシャリスト)
マイクロソフト パートナープログラムは、マイクロソフトの製品またはテクノロジーを用いて、お客様企業に質の高いサービスを提供される IT ビジネスパートナー企業を支援することを目的としています。マイクロソフト インキュベーション プログラムのご利用後は当プログラムにステップ アップすることで、パートナー企業様の注力分野やビジネス規模などに応じて、ビジネス推進に最適なご支援とサポート サービスを提供いたします。
マイクロソフト パートナー プログラムには、3 つのプログラム レベルがあり、ビジネスに合わせてご選択いただけます。
| 3 つのプログラム レベル | |
登録メンバー | マイクロソフト製品の評価やお客様へのご提案を効率的に行っていただけるパートナー様です。マイクロソフトパートナープログラムへのエントリーレベルとして、簡単な手続きで無償登録いただけます。 |
認定パートナー | マイクロソフト製品に関する高い技術力と実績を持ち、システム インテグレーション、コンサルティング、ビジネス アプリケーション開発、教育、技術サポートなどを通じて、顧客ニーズに合ったソリューションを提供できるパートナー企業です。専用ビジネスコンタクトを設置し、継続的なコミュニケーション体制を整えてビジネス協業を目指します。 |
認定ゴールド パートナー | マイクロソフトのパートナーの中でも、顧客企業から最も高い支持を得ている、豊かな実績と確かな技術力によるソリューションを提供していただけるパートナー企業です。マイクロソフトの最重要パートナー様としてマーケットおよびお客様に対してご推薦します。 |

また、マイクロソフト パートナー プログラムでは、コンピテンシーによりパートナー様の得意分野や注力分野を明確化しています。ソフトウェア開発を行うパートナー様には、ISV / Software Solutions Competency を取得していただくことで、お客様への専門分野のアピールが行えるほか、マイクロソフトが展開するビジネス施策に参加したり、他のパートナー企業と協業したりすることも可能になります。
当日は、マイクロソフト イノベーション センターの視察と参加者による懇親会も行われました。


パートナー ミーティングでも反響の高かったマイクロソフト イノベーション センターの視察には、選定企業の全員が参加。アプリケーション プラットフォーム プログラムなどで利用できるマイクロソフト調布技術センター内の施設を確認しました。充実したファシリティを熱心に観察される方もおり、今後のプログラムの利用を検討されているパートナー様が多かったようです。
また、懇親会はフリー ディスカッション形式で実施。選定された企業同士、選定された企業とマイクロソフト担当者が積極的に情報を交換しているようでした。

