2007 年 10 月 22 日札幌市エレクトロニクスセンター
札幌市
、財団法人さっぽろ産業振興財団
は、マイクロソフト株式会社との連携により、2007 年 7 月、札幌市エレクトロニクス センター
(北海道札幌市厚別区) 内に札幌イノベーション センターを開設。今後、地元 IT 企業に対して、トレーニング、技術情報、移行ツールなどを提供するほか、グローバルな視野でのマーケティング支援なども実施していくことをご紹介するとともに、施設の紹介と活用を促進するイベントとして「札幌イノベーション デイ」を実施しました。
当日は、上田 文雄 市長 (札幌市) とダレン ヒューストン (マイクロソフト株式会社 代表執行役社長) による会談も実現。地元 IT 産業の活性化を目的に行ってきたお互いの協力活動を評価しあうとともに、今後の可能性について語り合いました。
| 札幌市およびマイクロソフト株式会社の代表者によるプレス公開座談会 | |
| 多くの地元の IT 技術者が来場した「札幌イノベーション デイ」 |
2006 年 7 月以来の直接会談が実現した、上田市長とダレン ヒューストン。福井 知克氏 (札幌市 経済局長) および眞柄 泰利 (マイクロソフト株式会社 執行役 専務 デジタル ライフスタイル推進・OEM 担当 デジタル ライフスタイル推進・OEM 担当) の同席のもと、再会と札幌イノベーション センターの開設を喜び合うとともに、現在の活動報告と今後の可能性について多くを語りあいました。
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「講師を務められるエバンジェリストをはじめ、マイクロソフトの多くの方々にご協力いただき、今日の日を迎えることができました」という、上田市長の感謝の言葉から会談は開始。すぐに、ダレン ヒューストンから「お役にたてたことをとてもうれしく思っております」と返礼があったように、札幌市とマイクロソフトは以前からお互いの活動を評価し、強固な信頼関係を築いてきました。
札幌イノベーション センターの開設により協力体制を築くようになったのも、前回の会談がきっかけに。
「昨年の 7 月に、マイクロソフト イノベーション センターの構想を伺ってから、札幌市でも協議を重ね、今年の 6 月にここ札幌市エレクトロニクス センター内に札幌イノベーション センターの開設することを発表しました。今回の『札幌イノベーション デイ』でも、様々なテーマでセミナーを実施していただいていますが、そのすべてが札幌市の事業と関わりを持った有意義な内容になっていると思います。」上田 文雄 市長 (札幌市)
マイクロソフトも、2006 年 11 月、調布技術センター内にマイクロソフト イノベーション センターを開設。国内の IT 産業および IT 技術者を対象に、ソフトウェア製品の開発支援や人材育成支援を行うなど、様々な実績をあげています。
「こんなにも早く、このようにモダンな建物の中に、調布のマイクロソフト イノベーション センターと連携する地方拠点を展開できたことを、とても喜ばしく思っております。これも札幌市および財団法人さっぽろ産業振興財団のご尽力によるものです。」ダレン ヒューストン (マイクロソフト株式会社 代表執行役社長)

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札幌市およびマイクロソフト株式会社は、IT 人材の裾野を拡大していくことが重要課題であることをともに認識。上田市長によれば「IT 業界は慢性的に人材が不足。札幌でも人材不足は深刻だった」ことから、札幌市では 3 年前から厚生労働省の支援を受け『IT 人材雇用プログラム』を実施しています。
「現在、札幌イノベーション センターでは初歩的なトレーニングを中心に、組み込みソフトウェアの開発やセキュリティ関連など、様々なプログラムを実施しています。この 3 か月間で延べ 284 名の参加者にトレーニングを行ってきました」福井 知克氏 (札幌市 経済局長)
毎月約 100 名もの参加者にトレーニングを行っていることについて、マイクロソフトの担当者も驚きを隠せません。札幌市の「IT 人材雇用プログラム」の特長は、IT 業界の未経験者も対象としており、集合研修により地元 IT 企業への派遣を行うなど、最終的には雇用に結び付けていくことを目的としたもの。
「私どもも 3 年前からマイクロソフト テクノロジに関するプログラムについてご支援をさせていただいております。教育だけでなく、雇用にまで結び付けていこうとするこの取り組みは、地元の IT 企業の人材育成費用を軽減する上でも、有意義なプログラムだと思います」眞柄 泰利 (マイクロソフト株式会社 執行役 専務 デジタル ライフスタイル推進・OEM 担当 デジタル ライフスタイル推進・OEM 担当)
『IT 人材雇用プログラム』では、昨年までの 2 年間でマイクロソフト テクノロジを学習した 120 名のエンジニアを輩出し、うち 58 名が地元企業に就職。さらに、102 名が MCA (マイクロソフト認定アソシエイト) を、52 名が MCP (マイクロソフト認定プロフェッショナル) の資格を取得されています。

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ダレン ヒューストンによれば「IT 技術者の価値向上を行うために、マイクロソフトの認定資格制度を体系化し、わかりやすく見せる努力を行ってきました」というように、資格制度は IT 技術者の価値を図る 1 つの目安として有効な手段。産業支援を行う上では、スキルの可視化を行うことも重要です。
「札幌市でも、IT 企業の「見える化」を推進しています。さっぽろ企業情報提供センターを開設し、札幌版 IT スキル標準 (STSS) を活用して IT 企業各社のスキルを可視化し、各企業に情報を提供しています」上田 文雄 市長 (札幌市)
さっぽろ企業情報提供センターでは、会員企業の IT 技術者に Web で行えるスキル診断を実施。会員企業各社の人材が持つスキルをデータベース化して公開。市内や道内だけでなく、首都圏からの発注者に対しても、札幌市の IT 企業という選択肢を提供し、IT 産業の活性化を図っています。
「首都圏でも、.NET テクノロジに精通する IT 技術者は不足しています。さっぽろ企業情報提供センターで、.NET テクノロジに精通する技術者が何人いるのか、どのようなスキルを持っているのか判断できるのであれば、首都圏の企業も札幌の IT 企業を新しいパートナーとして選択する可能性も増加するでしょう。」眞柄 泰利 (マイクロソフト株式会社 執行役 専務 デジタル ライフスタイル推進・OEM 担当)

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マイクロソフト株式会社は、2007 年 5 月に札幌の事業拠点を「マイクロソフト株式会社 北海道営業所」から「マイクロソフト株式会社 北海道支店」へ変更し、JR 札幌駅に隣接するビルに移動。札幌市でも多くの事業で北海道支店を活用。札幌イノベーション センターでは、北海道支店との連携により、人材育成プログラムを実施しています。
「現在、札幌イノベーション センターは人材育成と技術検証を主体に運営しています。今後は、マイクロソフトのテクノロジや企業のネットワークなど、さまざまなリソースを活用させていただき、新しい可能性を創出できればと考えています。これから、市内の IT 企業各社が札幌イノベーション センターでマイクロソフト テクノロジを習得し、新しい製品開発を行っていきます。そこで生まれた技術や製品に、優秀なものが生まれた場合にはマイクロソフトが持つ全世界のパートナーにぜひご紹介ください。人材育成や技術検証から始めたプログラムをビジネス マッチングに結び付け、新しいスタイルの地元産業支援モデルを構築できればと考えています。」上田 文雄 市長 (札幌市)
マイクロソフトでは、マイクロソフトのテクノロジを利用し、イノベーションをもたらす独創的なソリューションを提供するベンチャー企業を Microsoft Innovation Award コマーシャル部門で表彰していることを紹介。Microsoft Innovation Award で表彰されたソリューションは、国内の各イベントはもとより、世界に向けたマーケティング活動の支援も予定していることから、国際的なビジネス マッチングの可能性も示唆しました。
「我々は全国から優秀な IT ベンチャー企業を募集し表彰する機会を提供しています。優秀な IT 企業に対しては、我々のグローバルなネットワークを活用してビジネスの機会を提供していきたいと考えています。」ダレン ヒューストン (マイクロソフト株式会社 代表執行役社長)

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同日、札幌市エレクトロニクス センターにおいて、札幌イノベーション デイを開催。
「札幌市では、2015年までに IT 関連産業の売上高を 1 兆円規模にすることを目指しています。サッポロ バレーという名前が定着したのも、行政の取り組みだけでなく、地元 IT 企業のイノベーションに対する取り組みが評価されたからにほかなりません」上田 文雄 市長 (札幌市)

上田市長の挨拶から、カンファレンスを開始。ここ札幌イノベーション センターおよびさっぽろ企業情報提供センターを拠点として、地元 IT 産業の活性化を促進していくことを地元 IT 産業からの多数の来場者に約束。また、同日に行われる最新の IT テクノロジを解説する各種セッションに積極的に参加し、今後の事業展開に活かして欲しいと呼びかけました。
共催で参加したマイクロソフトからは、ダレン ヒューストンが来場者に挨拶を行うとともに、多数のエバンジェリストが講師として参加。最新のマイクロソフト テクノロジを紹介するとともに、実践でどのように活用していくべきか第一線の講師陣がデモを交えながらセッションを行いました。


| 札幌イノベーション デイ開催概要 | ||||||||||||
マイクロソフトからは、以下のようなセッションに講師陣を送り、テクニカル セッションを実施。札幌市エレクトロニクス センターを多くの地元の IT 技術者が埋め尽くし、最新のテクノロジやソリューションについて耳を傾けました。
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