Silverlight をインストールするには、ここをクリックします*
Japan変更|すべてのMicrosoft のサイト
MSDN
|MSDN ライブラリ|デベロッパー センター|ダウンロード情報|開発ツール製品|コミュニティ|ご意見・ご要望|サイトマップ
MSDN Home  
MSDN Home > .NET Framework > 配置

.NET Framework 再頒布パッケージ テクニカル リファレンス

Microsoft Corporation

January 2002
日本語版最終更新日 2002 年 5 月 20 日

要約: Microsoft .NET Framework 用に書かれたアプリケーションやコントロールを実行するためには、そのアプリケーションまたはコントロールが実行されるコンピュータ上に .NET Framework がインストールされている必要があります。.NET Framework 再頒布パッケージ Dotnetfx.exe はスタンドアロンの実行可能ファイルとして提供されています。このリファレンスでは、上級開発者を対象に、Dotnetfx.exe のオプションとエラーのリファレンスを提供します。

注   これらのリファレンスでは、dotnetfx.exe のことを、.NET Framework 用のランタイム要素を含んでいるセットアップ ファイルと呼んでいます。MSDN から "再頒布パッケージ" をダウンロードすると、dotnetredist.exe という名前のファイルが得られます。このファイルに dotnetfx.exe が含まれています。dotnetfx.exe を取り出すには、dotnetredist.exe をダブルクリックします。すると、展開したファイルをコンピュータ上に保存するよう求められます。この展開されたファイルが dotnetfx.exe です。配置の際には、この dotnetfx.exe を使用します。
自分で作成したアプリケーションと共に dotnetfx.exe を配布する場合には、Microsoft .NET Framework SDK の正規コピーを入手し、Microsoft .NET Framework SDK 使用許諾契約 ("EULA") で定義されている「本ライセンス製品」に関する全ての条件に従って、dotnetfx.exe を使用または配布することに同意する必要があります。Microsoft .NET Framework SDK の正規コピーを持っていないか、これらの条件に従うことに同意しない場合には、dotnetfx.exe を配布する許可は与えられず、dotnetfx.exe の使用は dotnetredist.exe に含まれているエンドユーザー用の使用許諾契約の条件に従うことになります。

目次

はじめに
.NET Framework 再頒布パッケージの入手方法
Dotnetfx.exe のオプションとエラー
ローカライズ バージョンの Dotnetfx.exe のインストール
最小構成要件

はじめに

Microsoft® .NET Framework には、.NET Framework アプリケーションを実行するために必要な共通言語ランタイム (CLR) と Microsoft .NET Framework コンポーネントを含んでいる再配布可能インストーラが付属しています。.NET Framework 再頒布パッケージは、スタンドアロンの実行可能ファイル Dotnetfx.exe として提供されています。.NET Framework では、Dotnetfx.exe を再配布する権利を許諾するライセンス契約が必要とされます。以前に .NET Framework SDK または Microsoft Visual Studio .NET をインストールしたか、Web から Dotnetfx.exe をダウンロードした人は、すでに Dotnetfx.exe のライセンス契約を承諾しています。

Dotnetfx.exe は、コンピュータ上で手動で起動し、インストールすることもできますし、.NET Framework アプリケーションのセットアップ プログラムの一部として起動し、インストールすることもできます。Dotnetfx.exe をインストールするためには管理者権限が必要であることに注意してください。すでに .NET Framework SDK または Microsoft Visual Studio .NET をインストールしている人は、Dotnetfx.exe をインストールする必要はありません。

このリファレンスでは Dotnetfx.exe に関するテクニカル リファレンスのみを提供します。Dotnetfx.exe の配置に関する詳しい情報は、「.NET Framework アプリケーション配布ガイド」 を参照してください。この Web サイトでは、.NET Framework SDK ユーザーと Visual Studio .NET ユーザーのための具体的な配置シナリオを扱ったホワイト ペーパーを含めて、配置に関する詳しい情報を提供しています。

Dotnetfx.exe をインストールするためには、最低限の構成要件が満たされている必要があります。ソフトウェアとハードウェアの要件と勧告については、「最小構成要件」 を参照してください。

.NET Framework 再頒布パッケージの入手方法

Dotnetfx.exe は Microsoft .NET Framework ダウンロード から dotnetredist.exe をダウンロードすることにより入手できます。

ユーザーにインターネットから .NET Framework をインストールさせたい場合は、.NET Framework 再頒布パッケージをポストするのではなく、Microsoft Windows Update Web サイトにアクセスするようユーザーに指示してください。

Dotnetfx.exe のオプションとエラー

.NET Framework 再頒布パッケージは、Windows インストーラ パッケージを使用して、Dotnetfx.exe という 1 つの自己展開型の実行可能ファイルにまとめられています。Dotnetfx.exe 実行可能ファイルが起動する Install.exe は、プラットフォーム チェックを行い、必要ならば Windows インストーラ 2.0 をインストールした後に、Windows インストーラ パッケージ (.msi ファイル) を起動します。

表 1 は、Dotnetfx.exe のインストール時に指定できるコマンド ライン オプションを示しています。Dotnetfx.exe のインストール時にオプションを指定するためには、/c: オプションを使ってオプションを Install.exe ラッパーに渡す必要があります。

構文

dotnetfx [/q:a] [/c:"Install [/l][/q]"]

表 1. Dotnetfx.exe のインストールのためのコマンド ライン オプション

オプション 説明
/l セットアップ ログの netfx.log を %temp% ディレクトリに作成します。Dotnetfx.exe から返されるエラー コードは、このログに書き込まれます。
/q 無人 インストール モードを指定します。セットアップ ユーザー インターフェイスの表示を抑止します。無人 インストールでは、Dotnetfx.exe の /q:a オプションも指定して、展開ユーザー インターフェイスを抑止する必要があります。

Dotnetfx.exe をホストしている .NET Framework アプリケーションのアンインストールには、Windows の [アプリケーションの追加と削除] オプションを使用してください。これにより、Dotnetfx.exe が、それに依存しているアプリケーションとは独立にアンインストールされるのを防ぐことができます。

使用例

次のコマンドは、Dotnetfx.exe 再頒布パッケージをインストールします。

dotnetfx /c:"install"

次のコマンドは、Dotnetfx.exe 再頒布パッケージのサイレント インストールを実行します。

dotnetfx /q:a /c:"install /q"

エラー コード

表 2 は、Dotnetfx.exe から返されるエラーを示しています。

表 2. Dotnetfx.exe のエラー

エラー 説明
8192 Reboot is required.

Windows インストーラをインストールした後には、コンピュータを再ブートする必要があります。

4096 Improper usage/invalid parameters.

Dotnetfx.exe に対してパラメータを指定するための構文が間違っているか、パラメータが無効です。

4097 On Windows NT, need Admin rights to (un)install.

このアプリケーションのインストールまたはアンインストールのために必要な権限がありません。管理者に問い合わせてください。

4098 Installation of Windows Installer components failed.

Windows インストーラのインストールに失敗しました。このため、Dotnetfx.exe のインストールを続行することができません。

4099 Windows Installer is not installed properly on computer.

Windows インストーラのインストールが正しく行われなかったため、Dotnetfx.exe のインストールを続行することができません。

4100 CreateMutex failed.

致命的なエラーが発生したため、Dotnetfx.exe のインストールを続行することができません。

4101 Another instance of setup is already running.

セットアップの別のインスタンスが実行中である場合には、そのインスタンスが続行を許可され、現在のインストールを続行することはできません。

4104 Framework (PackageType, Version) pair is already installed.

すでにインストールされているバージョンの Dotnetfx.exe をインストールしようと試みました。インストールを続行することはできません。

4105 Framework (PackageType, Version) pair does not exist.

コンピュータにインストールされていないバージョンの Dotnetfx.exe をアンインストールしようとしました。アンインストールを続行することはできません。

4108 Cannot read from MSI Database.
4111 Cannot get Temp directory.
4113 Beta NDP components detected.

コンピュータ上にベータ バージョンの .NET Framework が検出されました。Dotnetfx.exe のインストールを試みる前に、ベータ バージョンをアンインストールする必要があります。

4114 Cannot get System directory.
8191 Setup Failureunknown reason.

致命的なエラーが発生しました。Dotnetfx.exe のインストールを続行することはできません。

Dotnetfx.exe のインストールの際には、Microsoft Windows インストーラと Windows オペレーティング システムもエラーを返す可能性があります。表 3 は、Windows インストーラの一般的なエラーを示しています。Windows インストーラの全エラーの一覧については、Windows インストーラのドキュメンテーションを参照してください。

表 3. Windows インストーラのエラー

エラー 説明
1601 The Windows Installer service could not be accessed. Contact your support personnel to verify that the Windows Installer service is properly registered.
1602 User canceled installation.

ユーザーがユーザー インターフェイスの [キャンセル] ボタンをクリックしました。インストールを続行することはできません。

1603 Fatal error during installation.

Windows インストーラのインストール中に、致命的なエラーが発生しました。Dotnetfx.exe のインストールを続行することはできません。

1622 Error opening installation log file. Verify that the specified log file location exists and is writable.

一般にこのエラーは、アンインストールの際に、ディスク スペースがないか、Windows インストーラ ログが有効になっている場合に発生することがあります。インストールの際には、Windows インストーラ ログに書き込むための十分なスペースがないか、ログが読み取り専用である場合に発生することがあります。

1633 This installation package is not supported on this platform. Contact your application vendor.

ローカライズ バージョンの Dotnetfx.exe のインストール

Dotnetfx.exe は以下の言語にローカライズされています。ローカライズ バージョンの Dotnetfx.exe は Microsoft .NET Framework ダウンロード から dotnetredist.exe をダウンロードすることにより入手できます。

表 4. Dotnetfx.exe のローカライズ言語

言語 カルチャー名
中国語 (簡体字) CHS
中国語 (繁体字) CHT
フランス語 fr
ドイツ語 de
イタリア語 it
日本語 ja
韓国語 ko
スペイン語 es

.NET Framework 再頒布パッケージの Dotnetfx.exe を Windows 98 オペレーティング システムを実行しているコンピュータにインストールするときには、そのコンピュータ上で実行されている Windows 98 のローカライズ バージョンに対応する、ローカライズ バージョンの Dotnetfx.exe をインストールする必要があります。たとえば、ドイツ語バージョンの Windows 98 を実行しているコンピュータには、ドイツ語バージョンの Dotnetfx.exe をインストールする必要があります。この制限は Windows 98 のみに適用されます。Windows Me、Windows 2000、Windows NT 4.0、Windows XP、または Windows Server 2003 ファミリでは、どの言語バージョンであっても、任意の言語バージョンの Dotnetfx.exe をインストールすることができます。

最小構成要件

このセクションでは、.NET Framework 再頒布パッケージをインストールするコンピュータの最小構成要件について説明します。最小構成要件が満たされていない場合、Dotnetfx.exe セットアップは再頒布パッケージのインストールをブロックします。特に、Microsoft Windows 95 オペレーティング システムを実行しているコンピュータに .NET Framework 再頒布パッケージをインストールすることはできない点に注意してください。

プラットフォームとソフトウェアの要件

最小要件

Dotnetfx.exe をインストールするためには、コンピュータ上に以下のいずれかのオペレーティング システムと Microsoft Internet Explorer 5.01 以降がインストールされている必要があります。

  • Microsoft® Windows® 98
  • Microsoft Windows 98 Second Edition
  • Microsoft Windows Millennium Edition (Windows Me)
  • Microsoft Windows NT® 4 (Workstation または Server) と Service Pack 6a
  • Microsoft Windows 2000 (Professional、Server、または Advanced Server) と最新の Windows Service Pack、および Microsoft Security Web サイトから入手可能な重要なアップデート
  • Microsoft Windows XP (Home または Professional)
  • Microsoft Windows Server 2003 ファミリ
注意   Windows Server 2003 Beta 3 に Dotnetfx.exe をインストールすると、オペレーティング システムとともにインストールされている .NET Framework のバージョンが上書きされてしまいます。Windows Server 2003 Beta 3 は .NET Framework のバージョン 1.0.3215 をインストールします。これよりも新しいバージョンの .NET Framework をインストールすると、バージョン 1.0.3215 は上書きされます。新しいバージョンをインストールした場合には、そのバージョンを実行し、使用することができます。ただし、新しいバージョンをアンインストールしても、バージョン 1.0.3215 を使用することはできません。

推奨されるソフトウェア

アプリケーションの要件に応じて、以下のソフトウェアの 1 つまたは複数をインストールしなければならないことがあります。

   推奨されるソフトウェア要件が満たされていなくても、セットアップはインストールをブロックしたり、警告を発したりすることはありません。

推奨されるサーバー ソフトウェア

アプリケーションの要件に応じて、以下のサーバー ソフトウェアも必要になる場合があります。

  • サーバー上のデータ用の MDAC 2.7。Microsoft Universal Data Access から入手可能です。
  • Windows 2000、Windows XP (Professional)、および Windows Server 2003 のサーバー上の Internet Information Services (IIS)。これは ASP.NET アプリケーションを使用するときに必要となります。

ハードウェア要件

表 5. 最小ハードウェア要件

シナリオ 必要な CPU 必要な RAM
クライアント Pentium 90 MHz* 32 MB**
サーバー Pentium 133 MHz* 128 MB**

* または、オペレーティング システムの実行に必要な最低限の CPU とのどちらか高い方

** または、オペレーティング システムの実行に必要な最低限の RAM とのどちらか大きい方

表 6. 推奨ハードウェア

シナリオ 推奨 CPU 推奨 RAM
クライアント Pentium 90 MHz 以上 96 MB 以上
サーバー Pentium 133 MHz 以上 256 MB 以上


Microsoft