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Microsoft Windows フォームは、スマート クライアント アプリケーションを構築する際にコアとなる開発プラットフォームです。Bank of New York、Bear Stearns and Company、Bechtel、Credit Suisse First Boston、Dresdner Kleinwort Wasserstein、Hewlett Packard、および Zagat Survey など、世界的に大規模な企業が、その厳しいミッション クリティカルなアプリケーションで Windows フォームを使用しています。
Windows Forms 2.0 は、Microsoft .NET Framework バージョン 2.0 および Visual Studio 2005 の一部であり、クライアント アプリケーションの機能性を向上させる重要な新機能を含むメジャー リリースです。Visual Studio 2005 は、Windows フォームの前のバージョンとの下位互換性も保持するので、移行およびアップグレードをスムーズに行うことができます。
Visual Studio 2005 は、次の 3 つの目標の達成を目指しています。
- クライアント アプリケーションの配置。最大の目標は、Web アプリケーションの配置と同じ簡易性と信頼性を、クライアント アプリケーションでも実現することです。今日のクライアント アプリケーションにおける最大の課題の 1 つは、何千、何百という膨大な数のユーザーのデスクトップにアプリケーションを配置することであると言われています。Visual Studio 2005 では、ClickOnce テクノロジにより配置プロセスが簡単になりました。このプロセスは、Visual Studio 内のウィザードを使用して行うことができます。さらに、Visual Studio では、.NET Framework、およびその他の必須アプリケーション (MDAC など) をパッケージし、配置することも、簡単でわかりやすいプロセスとなっています。
ClickOnce は、Web 配置と同じ簡易性をクライアント アプリケーションで実現します。また、多くの機能を備え、開発者、および管理者による大幅なカスタマイズも可能です。この機能性とカスタマイズにより、それぞれの環境における配置プロセス、および手法は必ず維持できます。この新機能についての詳細は、ClickOnce を参照してください。
- 驚くほどのビジュアル表示。もう 1 つの重要な目標は、開発者が、アプリケーションのビジュアル表示を完全にカスタマイズできるようにすることです。これまで、次のような 3 つのフィードバックが繰り返されてきました。a) Microsoft Office および Microsoft Windows のような外観のアプリケーションを構築したい、b) フォーム上のコントロールの位置をより柔軟に制御したい、c) このような機能性を .NET Framework に直接組み込んでほしい、というフィードバックです。
Visual Studio 2005 には、多くの新しいコントロールが追加されています。たとえば、DataGridView と呼ばれる新しいグリッド コントロールが追加されました。これは、非常に高速、高機能であり、拡張性も高いものとなっています。これ以外にも、
MaskedTextBox 編集用コントロール、Sound Player コントロール (サウンドを再生します)、
Web Browser コントロール、および Active Document Host コントロールなど、Windows フォームの開発者が活用できる新しいコントロールがいくつかあります。
さらに、アプリケーションの外観を、より Microsoft Windows あるいは Office と合わせるために、Windows フォームのコントロールは、既定でビジュアル スタイルを使用して表示されるようになりました。ToolStrip と呼ばれる、メニュー、ツールバー、およびステータス バーの一連の新しいコントロールも追加されました。ToolStrip は、大幅なカスタマイズが可能であり、とても高機能です。リリースされたバージョンで提供される既定のレンダラ (その 1 つは、Office Professional 2003 です) が不都合な場合には、レンダラを独自にカスタマイズすることができます。
- 開発者の生産性。Visual Studio 2005 のもう 1 つの目標は、記述する必要のあるコードの行数、およびデザイン時によく行われる作業を完了させるまでのクリックの回数の両方を削減し、これまでよりも速くクライアント アプリケーションを構築できるようにすることです。
スマート タグ、ドキュメント アウトラインの表示、およびスナップ線の 3 つは、よく行われる作業でのクリックの回数を減らすための機能です。コントロールを扱うときには、スマート タグが表示されます。スマート タグでは、よく行われる作業をすばやく実行でき、そのコントロールで通常よく使用されるプロパティを直接編集することができます。ドキュメント アウトライン ウィンドウは、すべてのコントロールの階層ビューを提供します。このウィンドウでは、コンテナ内のコントロール間をすばやく移動したり、Z オーダーを制御したりできます。スナップ線は、コントロールを、フォームおよび他のコントロールに合わせてすばやく配置できるようにする新機能です。フォーム上のさまざまなコントロールにおいて、整列の基準となるポイントとポイントの間に表示される線に合わせて、整列を行うことができます。記述する必要のあるコード量を減らすことに関しては、Visual Studio 2005 において、データ処理のサポートが大幅に改善されました。また、フォーム上のコントロールの高度なカスタム レイアウトを実現するために、新しいコントロールが 2 つ導入されています。新しく追加された SplitContainer コントロールは、コンテナを自動的に 2 つに分割します。クライアント構成のサポートについては、ユーザーの設定とアプリケーションの設定のサポートが導入されました。
これらの機能についての詳細は、以下を参照してください。
Visual Studio 2005 において、Windows フォームの開発は大幅に改善されました。Visual Studio 2005 の Windows フォームと、Visual Studio 開発ツールは、連携し、お互いを補足し合うため、これまでになく高速に、また簡単にアプリケーションを構築できるようになります。
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