Windows フォームの以前のバージョンでは、アプリケーション開発者は、アプリケーション固有の構成データを application.exe.config ファイル内に保管し、アプリケーションの実行可能ファイルと一緒に配置することができました。接続文字列、および URL などの設定は、通常、このような方法で保管されます。
Windows Forms 2.0 では、構成システムに新たなすばらしい機能が多数導入され、この機能性が大きく進歩しました。設定にアクセスする API は、厳密な型定義の採用により、大幅に使いやすくなりました。API で、すべてが文字列として保管され、認識されるのではなく、boolean は "bool" として、enum は enum として保管され、認識されます。独自のカスタム型も含めて、システムで使用できるほとんどの型がサポートされます。
もう 1 つの機能は、ユーザー スコープの設定です。この機能は、マシン スコープ、およびアプリケーション スコープの後に考えられる当然の進歩であり、新たに、既定で user.config ファイルに保管される設定の読み取り、および書き込みを完全に可能にします。このファイル自体は、ファイル システム内の Windows ロゴ準拠の適切な場所に保管されます。
ユーザー スコープで読み取り、および書き込みできる設定により、アプリケーションの新たな可能性が広がります。これは、ユーザー設定や、[ツール] の [オプション] に存在するような情報の設定を保管する最善の方法です。
この機能全体を操作するために、強力なデザイン時サポートがあります。新しい設定を作成したり、既存の設定の既定値を変更したりすることができます。また、簡単なデザイン時の操作で、設定をコンポーネントのプロパティに連結することもできます。コードを一切記述することなく、驚くほど多くの機能性が実現されます。
また、既定の機能で不十分であるとしても、この新しい設定機能は、交換可能なプロバイダ モデルで構築されています。今日存在する、.config ファイルのシステムや動作では不十分な場合もあります。独自のプロバイダを作成して、置き換えることができます。このような可能性の良い例が、
中央サーバーに設定を保管する Web サービス ベースのプロバイダです。これは、ClickOnce 配置のアプリケーションの補完として最適です。
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