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UNIVERSITY READY PARTNER BEHIND THE SCENE
掲載日: 2007/8/9

株式会社ロフトワーク
「クリエイターポータル loftwork.com」

URL http://www.loftwork.com/

クリエイターのためのポータルサイト loftwork.com
クリエイターのための
ポータルサイト loftwork.com

.NET で Web サイトをリニューアル。
8000 人のクリエイターが登録するコミュニティサイトを高い開発生産性で短期開発。


日本最大級のクリエイター ネットワークを運営するロフトワーク。登録したクリエイターの中からバーチャルなチームを編成し、短期間で高品質なデザインを届ける注目のベンチャー企業だ。その同社が、マイクロソフトの最新技術を全面採用した新しい Web サイトを公開した。代表取締役 諏訪 光洋氏とシステム部門 ゼネラルマネージャー 富久尾 知之氏に話を聞いた。

 「クリエイティブの流通」 で世の中をもっと面白く

株式会社ロフトワーク 代表取締役 諏訪 光洋氏
株式会社ロフトワーク
代表取締役 諏訪 光洋氏

-- まずは創業の経緯から。

諏訪: 「クリエイティブの流通」を目指してはじまりました。創業の頃 (2000 年) にはまだほとんどのクリエイターが自分のサイトを持っていなかった頃でしたし、クリエイティブが流通すればクリエイターも社会もハッピーに、しかも世の中をもっと面白く出来るんじゃないかなと。

-- そのために何を?

諏訪: まずコミュニティを作って、クリエイターに集まってもらおうとしました。時間はかかりましたが、多くのクリエイターが登録してくれました。そうなっても特に展望はなかった(笑)。私も含めて、「この先どうなっちゃうんだろう?」と思っていた中、徐々に制作の話が来るように。

-- 集まったクリエイターに仕事を発注できる。

諏訪: そうです。それからいまの「制作代理店」という形になりました。大小ありますが、年間 300 プロジェクトを、社内のプロジェクト マネジャーが登録してくれたクリエイターとオンラインでクリエイティブチームをつくって、制作を行います。スタッフのほとんどはディレクターでクリエイターはいません。

-- 諏訪さんはデザイナーでは?

諏訪: デザイナーとしては失業中です(笑)。

 「Web 2.0 対応」 を生産性高く開発

ポートフォリオ画面
登録クリエイターごとに、自分の作品、実績、プロフィールなどを掲載することができる「ポートフォリオ」画面。ブログ機能や、クライアントとのデータのやりとりに活用できる大容量のストレージ機能も搭載。

株式会社ロフトワーク システム部門 ゼネラルマネージャー 富久尾 知之氏
株式会社ロフトワーク
システム部門
ゼネラルマネージャー
富久尾 知之氏

-- さて、今回の Web リニューアル、ポイントはどこですか?

諏訪: 言い古された言葉をあえて使いますが「Web 2.0 対応」です。
Web 上でみんなが協力していろいろなモノを創り出すベースになりたいなと。著作権の新しい潮流になりつつある 「Creative Commons」 と連携できることも目玉です。また、クリエイターがあたかも自分のサイトとして利用してもらえるように、ロフトワーク色をなくし「プラットフォーム化」を行いました。

-- では、技術面を富久尾さんに伺います。マイクロソフトの技術を全面採用したとか。

富久尾: Windows Server 2003 と SQL Server 2005 を導入して、 .NET Framework 2.0 で構築しました。 Visual Studio を使って開発したのですが、非常に楽でした。

-- 楽と言いますと?

富久尾: 着手したのは 2007 年 3 月ですが、それから 3 カ月でかなりのレベルまで仕上がりました。実際にプログラムを書いているのは 2 人で、うち 1 人は Web 構築の未経験者でした。開発生産性はそれほど高い。 .NET でやって正解だったと思っています。

-- PHP は考えませんでしたか。

富久尾: もちろん選択肢には入っていました。ただ、ずっとマイクロソフトの技術を使っていましたから、これまでの資産を引き継ぐのも簡単ですし、 .NET は class ごとに設計できることが魅力でした。 PHP だと、きちんとした class 化が行ないづらいので、かなり手間がかかるのです。また、登録人数が多く、アクセス数も多いので、きちんとしたものを使ってリスクを回避しなければいけないという思いもありました。

-- 意地悪な質問をします。もし前の Web サイトを PHP で作っていたとしても、今回 .NET を選択しましたか?

富久尾: 確信をもって YES と言えます。我々は PHP による SNS の開発の経験も持っていますから。大規模な Web サイトを開発・運用しようとすると、開発・運用における生産性の問題は無視できません。それに、安定性やスピードも大切です。

-- ASP .NET AJAX も利用していますね。

富久尾: 見映えと操作性。これが ASP .NET AJAX の最大の魅力です。また、コンポーネントとして AJAX を扱えるので、やりたいことを仕様書に落としやすいこともポイントですね。特に公開をしていない管理側やクリエイターの登録部分で採用し、入力/操作の手間を省いています。

 「お願い」 と 「文句」 の言い合いを 「チームワーク」 に変える Microsoft Expression

-- そろそろ今後の話を。これからの Web 制作でマイクロソフトに期待することはどんなことでしょう。

諏訪: Microsoft Expression に非常に期待しています。 SNS のように大規模なものを作るときには、デザインとコーディングを繰り返すのですが Expression と XAML できちんと履歴を追える仕組みが出来上がります。また、これまでの制作プロセスでは、発注者とデザイナーが「お願い」と「文句」を言い合うようなところがありましたが、その構造を「チームワーク」に変えられるはずです。

富久尾: Silverlight も面白そうですね。アプリケーションを作れるので、たとえば FileMaker などで作っていた軽い業務アプリをリプレースできそうです。総合的に見て、 Flash でできることをあえて Silverlight でやるメリットを感じられるクリエイターは多いと感じています。

-- 最後に、ロフトワークさんとしては今後どこに向かっていくのでしょう。

諏訪: 最近、システム開発や CMS 導入の案件が増えてきていて、 SIer さんと競合するようになりました。デザイン性や操作性が求められる部分では強みを活かせるプロジェクトも多いですし、システム会社と共同プロジェクトも数多くあります。最適なクリエイターとエンジニアの力を集めながら、 Silverlight や Expression などの新しい技術や市販の CMS を組み合わせ、より効率的に完成度の高いシステムを提供できればいいなと考えています。

-- 本日はありがとうございました。


株式会社ロフトワーク http://www.loftwork.jp/

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