
| 掲載日: 2008/2/18 |
野村證券株式会社 「野村證券 バーチャル店舗」
http://www.nomura-branch.jp/msn/
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野村證券 バーチャル店舗
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資産運用に興味を持ってもらう 「バーチャル店舗」 を Silverlight で開発
野村證券株式会社(以下、野村證券)は、Microsoft® Silverlight™ を活用してバーチャル店舗をオープンした。 Flash と Silverlight で全く同じコンテンツを制作した同社だが、その意図はどこにあるのか。制作の過程における苦労やマイクロソフトに寄せる今後の期待をプロジェクトにかかわったメンバーに語ってもらった。
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投資を身近に感じてもらえる情報発信拠点を Web 上に展開
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野村證券株式会社 営業企画部 次長兼リテールマーケティング課長 箭内 敏弘氏
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-- バーチャル店舗を作った目的を教えてください。
箭内: これまで野村證券は、全国の店舗を中心とした営業活動で富裕層をターゲットにビジネスを展開してきました。しかし、長期的に経営基盤を強化していくためには、若い資産形成層にまでターゲットを拡大することが必要です。そこで、証券投資をはじめ、株式や投資信託に対して明確な興味をお持ちでない方々にリーチできる場を設置することを目指しました。投資を身近に感じてもらえるリアルの情報発信拠点として、メトロピア霞ヶ関、秋葉原 UDX、晴海トリトンにもある 「NOMURA CUBE」 を Web 上にも展開するという位置づけです。
-- バーチャル店舗をオープンさせるまでの経緯をお聞かせください。
箭内: 2007 年 6 月に、 NRI ネットワークコミュニケーションズさんから Silverlight を活用したバーチャル店舗の設置を提案されました。 2007 年 8 月 16 日に、まず Flash 版をリリースし、マイクロソフトさんの Web カンファレンス 「REMIX07 TOKYO」 が開催された 2007 年 9 月 19 日に Silverlight 版をリリースしました。
-- Silverlight が初めて世の中に紹介されたのは 2007 年 5 月とつい最近のことですが、使用することになった決め手はどこにあったのでしょう?
箭内: Silverlight が、有力なプラグインとして世の中に広がる過程では、プラグインをインストールした人が Silverlight コンテンツを探す動きがあるはず。ですから、早い段階でコンテンツを提供することが最も効果的なアピールになると考えました。 REMIX で Silverlight 大きく取り上げられるのであれば、日本で初めて、それが無理ならせめて金融業界で最も早くリリースしたいとの思いがありました。証券に興味がそれほどない人が対象ですので、Silverlight の技術を体験する過程で、滑らかなムービーを見ながら、株のことも勉強していただくことが狙いです。
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Silverlight は店舗にいる感覚を体感するのに最適なテクノロジー
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-- 先に Flash でコンテンツを作ったにもかかわらず、 Silverlight でも同様のコンテンツを作った意図は?
箭内: Silverlight は、動作が軽いので、店舗にいる感覚を体感いただくのに最適なテクノロジーだと考えたからです。セミナールームのコンテンツでも、単純に株式や証券投資の教育や啓蒙だけなら文字で済むかもしれませんし、Windows Media Player で動く動画を再生すればいいのかもしれません。しかし、PIP (Person in Presentation) を活用することで、テキストだけでは理解しにくい概念をより具体的に説明し、訴求力の高いものを作ることが可能になります。また、Silverlight には、座標軸を変換することで描画する図形の位置や大きさなどを変更したり、立体を見るときに視点を自由に変えたりする技術があり、Flash ではできないことを発展的に実現できる将来性があると考えました。
-- コンテンツ制作に当たって、WPF (Windows Presentation Foundation) は考慮しなかったのですか?
箭内: WPF では、より高度な Web コンテンツを作成できるのですが、サポートするプラットフォームは Windows だけです。Silverlight なら、動作環境として Windows と Macintosh をサポートしているので、より幅広い層にアプローチできます。
-- 実際に比較してみて、Silverlight の強みは何だと思いますか?
箭内: 稼働するサーバやネットワークなどを含め、全く同一の環境で 2 つのコンテンツを比較してみると Silverlight 版の方が明らかに滑らかに再生されます。元の動画の尺よりも長く再生される、遅延が発生することもありません。バーチャル店舗の場合、人が語りかけるタイプのコンテンツなのでさほど問題はありませんが、ミュージック ビデオのような場合は、キーが下がって聞こえてしまうかもしれませんね。ロ−ディングの時間も Silverlight は速く感じました。
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駅やショッピングセンターにも開設されている店舗型情報発信拠点 「NOMURA CUBE」 を模したバーチャル店舗へ入っていくオープニング ムービー。 |
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まるで実際の店舗にいるような感覚のバーチャル店舗エントランス。人物のガイダンスに従いながら、知りたい情報へアクセスすることができる。 |
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株式について説明している 「セミナールーム」。 PIP を活用して、人物が身振り手振りで解説することにより、文字だけでは伝わりにくい情報もわかりやすく説明している。 |
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最先端の技術を採用することで、少しでも親しみを抱いてもらいたい
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野村證券株式会社 営業企画部 リテールマーケティング課 課長代理 松谷 憲孝氏
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野村證券株式会社 営業企画部 リテールマーケティング課 濱野 亜紀氏
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-- 開発で苦労したポイントはどこですか?
松谷: ネタや素材の収集、撮影などを含めて実質 1 カ月半という強行スケジュールの中で開発したことです。うまく、リアルな店舗の雰囲気を醸し出すことに力を注ぎました。
-- バーチャル店舗のオープン後、それを見た人からどんな感想が聞こえてきましたか。
箭内: バーチャル店舗にもかかわらず、本物の営業店舗に似せた結果、訪問者に敷居の高さを感じさせてしまっているのかもしれません。なぜスーツなんだとか、お辞儀が堅すぎるとか言われることもあります (笑)。
濱野: 堅いイメージのある野村證券が、 Silverlight という最先端の技術を活用していることを知ってもらい、少しでも親しみを抱いてもらえれば理想です。
-- 今後、マイクロソフトに期待することは?
松谷: とにかく、 Silverlight の普及に力を入れてほしいです。
箭内: われわれもユーザーとして、 Silverlight の普及に一役買いたいと考えています。 Silverlight がスタンダードになる道を共に歩んで行ければいいですね。
-- 本日はありがとうございました。
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