5 人規模の小さな ISV から 3500 人規模の企業でも、Team Foundation Server を導入することでコラボレーションとコミュニケーションの円滑化を実現することが可能です。
このドキュメントは、導入先に適した Team Foundation Server の構成を選択できるよう支援するために書かれたものです。
ライセンス
まずはライセンスについて考えて見ましょう。Team Foundation Server にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。これは、チームの規模や、Team Foundation Server へのアクセス方法の選択によって大きく異なります。
小規模なチーム
単独で作業する場合や、5 人以下の小規模なチームの一員として作業する場合には、Team Foundation Server の Workgroup Edition が適していると言えます。Team Foundation Server Workgroup Edition は、コラボレーション、セキュリティ、およびパフォーマンスに関しては標準の Team Foundation Server と同等の利点を備えています。唯一の違いは、Team Foundation Server Workgroup Edition ではメンバが 5 人に制限されていることです。後にニーズが拡大した場合は、新しいプロダクト キーを使用するだけで標準の Team Foundation Server に移行することも可能です。
Team Foundation Server Workgroup Edition は、以下のいずれかの製品をご購入いただくと無償で同梱されます。
Team Foundation Server には、SQL Server 2005 Standard Edition の専用ライセンスが同梱されています。他に必要なソフトウェアは Windows Server 2003 だけです。チームのメンバは、Visual Studio Express Edition を除く任意の Visual Studio 2005 製品から Team Foundation Server Workgroup Edition にアクセスできます。
大規模なチーム
5 人から 3500 人までのチームには、Team Foundation Server の完全製品版が最適です。Team Foundation Server のライセンスは、SQL Server、Exchange、Microsoft Project Server のようなマイクロソフトの他のサーバー製品と同様に、サーバー + クライアント アクセス ライセンス (CAL) のモデルで供与されます。このライセンス モデルでは、まず Team Foundation Server のサーバー ライセンスを購入してから、そのサーバーにアクセスできる CAL を追加する形になります。CAL を別途購入する必要があるかどうかは、Team Foundation Server へのアクセス方法によって異なります。
Team Foundation Server にアクセスするための CAL は、次のいずれかの製品をご購入いただくと自動的に同梱されます。
(次の製品の MSDN Premium Subscription 付きの場合も同様です)
その他の Visual Studio 製品、Microsoft Office Excel、Microsoft Office Project、または Teamprise (英語)
や Teamplain (英語)
などの Visual Studio Industry Partner のソリューションを使用して Team Foundation Server にアクセスする場合は、CAL を別途購入する必要があります。マイクロソフトは、CAL とサーバー製品の対応関係について非常に厳密な規則を定めています。詳細については、マイクロソフトのライセンス簡易ガイド (英語) 、「マルチプレキシング (多重化) - クライアント アクセス ライセンス (CAL) の要件」を確認してください。
上記の各製品の小売価格については、以下の URL を参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/howtobuy/vs2005/editions/team/compare/
Visual Studio Team System のライセンスの詳細については、こちらのホワイトペーパーを参照してください。
ハードウェア
それでは次に、新たに購入したこれらのライセンスをインストールする場所について考えてみましょう。
まずは基本的なハードウェア要件について説明し、続いてクラスタリング、フェールオーバー サポート、高可用性など、より高度なオプションの実装について解説していきます。
基本的なハードウェア要件
Team Foundation Server のサポートに必要なハードウェアの種類をわかりやすく説明するため、改めてチームの規模に着目してみましょう。
Team Foundation Server は、システム上のフットプリントがきわめて小さくなるよう設計、構築されています。サポート対象のチームのメンバが 400 人以下であれば、Team Foundation Server は単一のサーバー上に完全にインストールすることができます。この構成では、XML Web サービス インターフェイス、SQL Server 2005 データ ストレージ、Windows SharePoint 2.0 プロジェクト ポータルなど、Team Foundation Server に関連するものはすべて単一のサーバーにインストールされます。
この単一のサーバーは、最大 100 人のメンバをサポートするには 3.2 GHz のシングル CPU と 1 GB の RAM、最大 200 人のメンバをサポートするには 3.2 GHz の シングル CPU と 2 GB の RAM、最大 400 人のメンバをサポートするには 3.2 GHz の デュアル CPU と 2 GB の RAM で構成する必要があります。
Team Foundation Server の効率性は、最大規模の企業にも利益をもたらします。地理的に分散している企業も例外ではありません。最大で約 3500 人のメンバから成るチームをサポートするには、Team Foundation Server をデュアルサーバー構成でインストールする必要があります。Team Foundation Server に必要なサービス (XML Web サービス インターフェイス、レポート作成など) はアプリケーション層サーバーに配置され、Team Foundation Server のデータベース部分は別のデータ層サーバーに配置されます。
最大 800 人のメンバから成るチームをサポートするには、アプリケーション層サーバーを 2.8 GHz の シングル CPU と 1 GB の RAM で構成し、データ層サーバーを 2.7 GHz のデュアル CPU と 4 GB の RAM で構成する必要があります。
最大で約 3500 人のメンバから成るチームをサポートするには、アプリケーション サーバーは 2.8 GHz の デュアル CPU と 4 GB の RAM で構成し、データベース サーバーは 2.7 GHz のクワッド CPU と 16 GB の RAM で構成する必要があります。
チーム規模に応じたシステム要件に関しては、『Team Foundation Server インストールガイド』を参照ください。『Team Foundation Server インストールガイド』は英語版の最新版をこちらのページよりダウンロードいただけます。(英語版インストールガイドには、日本語版インストールガイドにおけるシステム要件よりも新しい情報が掲載されていますので、システム要件に関しては英語版を参照ください)
クラスタリング、フェールオーバー、および高可用性
Team Foundation Server は、最も要求の厳しい開発環境のニーズにも対応できます。Team Foundation Server ではデータ ストレージに SQL Server 2005 を使用するため、SQL Server 2005 固有のセキュリティと信頼性を活かすことができます。
特に高い可用性が求められる環境では、Team Foundation Server と SQL Server 2005 を組み合わせて構成することにより、クラスタリング、フェールオーバー、および高可用性をサポートできます。
クラスタリング、フェールオーバー、および高可用性のサポートを追加する場合は、別途固有のハードウェア推奨事項が適用されます。詳細については、『Team Foundation Server インストールガイド』を参照してください。
まとめ
Team Foundation Server のライセンスとハードウェア要件は、どんな開発チームの環境にも適応します。また、Team Foundation Server の評価を支援するために、Team Foundation Server の試用版をダウンロードにて入手いただけます (評価版の入手方法はこちらのページをご参照ください)。
Team Foundation Server に関心をお寄せいただき、ありがとうございます。弊社が誇る包括的なコラボレーション サーバーをぜひご利用ください。
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