Visual C++ 6.0 の新機能
Microsoft Visual C++ 6.0 には、開発者がハイパフォーマンスなアプリケーションを効率的に開発できるよう支援するための機能が数多く追加されています。
- 開発作業の大幅な高速化
Microsoft IntelliSense テクノロジはエディタに入力されたコード文を自動的に補完します。クラス メンバ、関数プロトタイプ、識別子の宣言、およびコードのコメントを表示します。Microsoft Win32 API、Microsoft Foundation Class (MFC)、Active Template Library (ATL)、Standard Template Library (STL) およびカスタム コードに対応します。
- 作業効率の大幅な改善
エディット・コンティニュー機能によって、開発者はデバッグセッション中も、ループの動作を変更するなどのコードの編集が行えます。デバッグ セッションを終了し、リビルドし、デバッガを再起動して、アプリケーションの問題が発生した箇所に戻るという手続きを踏む必要がありません。
- コンパイラのスループットの向上
コンパイル時間が大幅に短縮されたため、開発期間をさらに短縮できます。コンパイラのスループットは、デバッグ プロジェクトでは最大 30 パーセント高速化され、デバッグ以外のプロジェクトでは最大 15 パーセント高速化されています。
- コンパイルされたコードの実行速度の向上
これまでコンパイラで認識されていた最適化キーワードのほかに、新しいキーワードが追加されました。Pentium および Pentium Pro のオペレーション コードをサポートすることによって、さらにスピードを向上させることができます。また、開発者が作成した C++ のコードから最高のパフォーマンスが引き出せるように、既存の最適化機能のチューニングが行われています。
- 既存のコントロールの再利用
ATLが新たにサポートした複合コントロールにより、既存のActiveX コントロールや Windows のコントロールを複数使用して新しいコントロールを作成できます。
- Microsoft Internet Explorer 4.0 ベースのアプリケーションの構築を完全にサポート
ダイナミック HTML や新しいコモン コントロールのサポートなどの、Internet Explorer 4.0 の豊富な機能にアクセスするためのクラスが MFC に追加されました。
- パフォーマンスの高いデータ アクセス
OLE DB のコンシューマ テンプレートおよびプロバイダ テンプレートを利用することにより、最小限の COM コーディングで、すべてのタイプのデータに対するパフォーマンスの高いアクセスが得られます。必要なコードのほとんどはウィザードによって生成されるので、開発者は特定のタスクのためのカスタマイズに専念できます。
- ClassView の動的な更新
ClassView の動的な更新により、ソース コードに新しいクラス、変数、およびメンバ関数が追加されたときに、自動的に ClassView および WizardBar が更新され、直ちに新しいアイテムが表示されます。同様に、ClassView にアイテムが追加されると、ソース コードも直ちにそれに応じて更新されます。
- より高速で効率的なアプリケーション
遅延ロード インポート機能によって、Visual C++ で作成したアプリケーションは、実行の続行にライブラリ(DLL)が必要な場合にのみライブラリのロードを行います。
- より高速な MFC アプリケーション
コードの細分化とコードのオーバーヘッドの縮小により、MFC の実行時間が短縮されています。
- エンタプライズ アプリケーション開発のサポート
Visual C++ 6.0は、Visual Database Tools(Oracleサポートが追加されました)、Universal Data Access、Microsoft Transaction Serverなどの中間層サービスとの統合の強化、および包括的なエンタープライズ開発ツールのセットにより、スケーラブルなエンタープライズ アプリケーションの開発をサポートしています。
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