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Microsoft® Visual Studio® Team System コード ネーム “Rosario” August 2007 CTP の概要

ホワイト ペーパー

August 2007
日本語版最終更新日 2007 年 9 月 14 日

本ドキュメントは Visual Studio 2008 の次にリリースが予定されている Visual Studio Team System コードネーム “Rosario” の 2007 年 8 月にリリースされた CTP (Community Technology Preview) (※1) に関するドキュメントです。
※ 1. Visual Studio Team System コードネーム “Rosario” の日本語版での CTP ならびに Beta 版の提供に関しては現時点では未定です。


概要

Microsoft® Visual Studio® Team System コード ネーム “Rosario” は、ツール、プロセス、およびガイダンスで構成される、統合されたアプリケーション ライフサイクル管理 (ALM) ソリューションです。これを使用すると、チームのメンバは以下のことを実現できます。

  • 他のチーム メンバやビジネス上の関係者との共同作業やコミュニケーションを、より効率的に行う。
  • アプリケーション ライフサイクルの全段階で高度なツールを使用することにより、ソフトウェアの品質を保証する。
  • プロジェクトの作業と優先順位を目に見える形にし、リアルタイム データに基づいて十分な情報を得た上での決定を下す。

この Community Technology Preview (CTP) リリースでは、以下のシナリオに沿ったいくつかのユーザー エクスペリエンスに対応しています。

  • 開発のスケジュールと追跡
    作業項目間に親子関係を作成することができたり、タスクの依存関係を特定したり、簡単に使用できるスプレッドシートやレポートを通じて進捗状況を追跡したりするなどの、作業項目トラッキングの機能により、チームでは、タスクや進捗状況をより効率的に伝達できるようになります。
  • 必要条件テストの対応範囲と手動テスト
    テスト ケースとソフトウェアの必要条件との関係を確認できることにより、テスト チームでは、不足しているテスト ケースを早期に突き止めたり、特定の必要条件の場合に失敗するテスト ケースを特定したり、失敗するテスト ケースの傾向に気付いたりすることが可能になります。自動化されたテスト ケースと手動のテスト ケースを実行して、テスタはバグを見つけてレポートすることができます。新しい手動テスト実行ツール (manual test runner) を使用すると、レポートには、今までよりも多くのバグ データを含めることができるようになります。
  • 依存関係の管理
    開発者はタスク間の依存関係を簡単に特定できるようになり、チーム内の他の開発者が各自の作業に優先順位を付けられるようになります。

開発のスケジュールと追跡

Visual Studio Team System コード ネーム “Rosario” を使用すると、作業項目のスケジュール設定や管理を行ったり、進捗状況を追跡したりする方法が強化されます。Microsoft Excel または Visual Studio チーム エクスプローラのどちらかと統合すると、作業項目の進捗状況を入力、編集、および追跡することができます。この CTP リリースでは、作業項目を親子関係で関連付けることができます。これにより、機能の定義からタスクの完了まで、要求の進捗状況を追跡できるようになります。

この CTP リリースでは、次のような新機能があります。

  • Excel との統合の強化
  • 親子関係による作業項目の関連付け
  • 親子関係に基づいた進捗状況の追跡

必要条件テストの対応範囲と手動テスト

この CTP リリースでは、既存のテストの対応範囲に基づいたビジネス必要条件を確認することができます。これにより、現在のテスト プランに欠けている部分を特定できます。テストで対応していないビジネス必要条件を特定したら、これらの必要条件に関連するテスト ケースを作成できます。 スタンドアロンの手動テスト実行ツールの導入により、IDE の外でテストを実行することができます。バグが見つかった場合には、今までよりも多くのデータを記録することができます。手動テスト実行ツールを使用して、Team Foundation Server でテストを実行するのではなく、ローカルでテストを実行したり、テスト結果を発行したり、スクリーンショット、自動収集されたシステム情報、再現手順、バグを発見するために実行した手順のビデオ画面取り込みなどの詳細なデータと共にバグを公開したりすることができます。

この CTP リリースでは、次のような新機能があります。

  • 必要条件が欠けているテストを特定するテスト対応範囲のクエリ
  • 手動テスト実行ツール

o テスト ケース

  • Team Foundation Server に保存されているテスト ケースを実行します。
  • テスト ケースの実行結果を発行します。

o バグ

  • バグを記録として残します。
  • システム情報を自動収集します。
  • スクリーンショットを含めることができます。
  • 再現手順をログに記録します。
  • バグを発生させる事象のビデオ画面取り込みを行います。

依存関係の管理

チーム間のコミュニケーションはすべてのプロジェクトに不可欠なものであり、これをサポートするために、作業項目の依存関係の機能が追加されました。この CTP リリースでは、チーム メンバは、各自の作業項目が依存している作業項目を特定できるようになりました。これにより、チームでは、これらの依存関係に基づいてタスクの優先順位を確認ことができます。すべてのチーム メンバは、作業項目クエリを実行することによって、自分が担当している作業項目に依存している作業項目の一覧を確認できます。こうした作業項目の依存関係は、レポートを通じて追跡することもできます。

この CTP リリースでは、次のような新機能があります。

  • 作業項目の依存関係の特定
  • 作業項目の依存関係の追跡とレポート

まとめ

このホワイト ペーパーで取り上げたシナリオ (開発のスケジュールと追跡、必要条件テストの対応範囲と手動テスト、および依存関係の管理) では、Visual Studio Team System コード ネーム “Rosario” が提供するメリットの一端をご紹介しました。

これらの抜本的な機能強化により、ユーザーは、プロジェクトの複雑さや組織の規模にかかわらず、豊富な最高品質のユーザー エクスペリエンスを提供する接続型アプリケーションを迅速に作成できるようになります。

Visual Studio Team System コード ネーム “Rosario” に関する最新情報については、Visual Studio Team System Web サイト (英語) を参照してください。


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