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Microsoft Visual Studio 2008 パートナー事例一覧 | 株式会社富士通関西システムズ

Microsoft Visual Studio 2008 パートナー事例

富士通関西システムズ株式会社富士通関西システムズ


システム ライフサイクル全体を通じて
成長し続けるシステムを可能にする「SDAS for .NET / eProad」

関西発のソリューションによって「住みやすい情報化社会作り」に貢献し続けている株式会社富士通関西システムズ。ここでは 20 年以上の実績を持つ開発方法論を .NET Framework に対応させた「SDAS for .NET / eProad」が提供されています。その最大の特長は変化に対する強さ。マップ ファイルと実行エンジンの実装という画期的なアプローチによって、システム ライフサイクル全体を通じて成長し続けるシステムを実現できるのです。すでに .NET Framework 3.0 に対応し、WCF などの技術を活用。Visual Studio 2008 と .NET Framework 3.5 への対応も進められており、さらに LINQ や Visual Studio Team System 2008 にも大きな期待が寄せられています。


運用しやすいシステムのために実績ある開発方法論を .NET に適用

中尾 広宣 氏

株式会社富士通関西システムズ
基盤ソリューション本部
生産技術部長
FCP IT アーキテクト
中尾 広宣 氏

T システムの構築は「一度システムを作り上げれば完了」というものではありません。ビジネス環境は時の経過と共に変化し、IT システムもその変化に追随する必要があります。それでは「変化に強い IT システム」を、どのように実現すればいいのでしょうか。この問いに対する 1 つの回答が、株式会社富士通関西システムズが提供する「SDAS for .NET / eProad (以下、eProad) 」です。
同社の経営理念は「お客様と共に“関西発ソリューション”によって、住みやすい情報化社会作りに貢献する」こと。関西エリアの顧客に対して最適なソリューションを提供すると共に、そこで培われたスキルやノウハウを活かしたソリューション商品を、国内や海外へと展開しているのです。その開発方法論としてすでに 20 年以上の実績を持つのが「SDAS」であり、eProad はこの SDAS を .NET Framework に適用した開発フレームワーク製品です。
「開発のきっかけになったのは、2003 年に .NET Framework で流通システムを構築したことでした」と振り返るのは、同社基盤ソリューション本部 生産技術部長の中尾広宣氏。この案件はカスタマイズ要求が強く、これに対応するため「コアモジュールをしっかり作る」ことが基本方針になったといいます。その後コアモジュールを汎用化し、他の SI 案件のベースとして活用。さらに体系化、洗練化を進め、2006 年 6 月に eProad としてリリースされたのです。
実は 2003 年頃の富士通グループでは、オープン系システムの基盤として UNIX 系 OS を利用するケースが一般的でした。その中であえて .NET Framework を採用した理由を、中尾氏は「操作性が高く、中小企業のお客様にも運用しやすいシステムを作り上げるため」だと説明します。「システムは UNIX ベースでも構築できますが、情報システム部門の体制を十分に用意できない企業様では、その後のメンテナンスを自力で続けることができません。長期的に使い続けるならやはり Windows ベースの方が優れています。また今後間違いなく .NET は伸びていくという、大きな可能性も感じていました」



変化への対応力を飛躍的に高めるマップ ファイルと実行エンジン

辻 智博 氏

株式会社富士通関西システムズ
基盤ソリューション本部
生産技術部 グループリーダー
マネージング IT アーキテクト
辻 智博 氏

eProad は大きく 3 つのコンセプトに基づいて開発されています。「変化への強さ」、「作らない開発の実現」、そして「開発スタイルを選ばない」ことです。「なかでも重要なのが変化への強さです」というのは、同社 基盤ソリューション本部 生産技術部 グループリーダーの辻智博氏。そしてそのための鍵になるのが、実行エンジンとマップ ファイルの存在だといいます。
eProad におけるアプリケーション実行は、XML 形式の外部設定ファイル (マップ ファイル) を実行エンジンが動的に読み込むことで行われます。マップ ファイルとして管理できる情報としては、システム内のリテラル名、データ型や編集仕様などを定義するドメイン情報、メッセージ情報、フォーム情報、SQL 文定義など、実に多岐にわたっています。これらのマップ ファイルを修正するだけで、アプリケーションのかなりの部分を変更できるのです。 「たとえばある画面の入力項目を変更する場合、従来ならソースコードの中から変更箇所を探して修正し、リビルド、テスト、配布を行う必要があります。しかし eProad ならマップ ファイルの定義を 1 か所修正するだけ。通常なら 1 〜 2 日かかる作業をわずか数分で完了できます」 (辻氏)
もちろん業務ロジック部分はコーディングが必要です。しかしこれに関しても、約 150 種類の部品 (モジュール) を用意することで「作らない開発」を実現しています。また上流工程から下流工程までカバーする「.NET テンプレート」もあり、人間工学に基づいた画面デザイン パターンも 18 種類用意されています。検索系のアプリケーションであれば、開発工数を 65% 削減できるといいます。さらにクライアント アーキテクチャや開発言語、RDB の選択も自由です。eProad が開発スタイルを選ぶのではなく、利用者自身のプロジェクト スキルに合った開発スタイルを選定できます。
最初のバージョンは .NET Framework 1.1 対応でしたが、2007年 2 月には .NET Framework 2.0 に対応したバージョン 2 をリリース、さらに 2008 年 5 月には .NET Framework 3.0 対応のバージョン 3 が登場しています。「バージョン 3 では対応する .NETのバージョンアップだけではなく、マップ ファイル操作の機能強化も実現しています」というのは、同社 基盤ソリューション本部 生産技術部の富田裕子氏。マップ ファイル修正に関する影響調査機能の強化や、逆引き検索機能の強化などによって、よりアプリケーション変更が行いやすくなっていると説明します。「これらの機能はお客様のニーズを反映したものです。フィールド SE のすぐそばで eProad の開発が行われているため、このような対応が短期間で行えるのです」



Visual Studio Team System 2008 の活用でさらに開発を効率化
LINQ による DB アクセスにも期待

富田 裕子 氏

株式会社富士通関西システムズ
基盤ソリューション本部
生産技術部
富田 裕子 氏

Visual Studio 2008 と .NET Framework 3.5 への対応作業もすでに始まっており、遅くとも 2008 年 12 月までには対応版をリリースする予定になっています。
「Visual Studio 2008 の新機能で最も注目しているのは LINQ (Language Integrated Query) です」というのは辻氏。LINQ で DB アクセスを実装することで、さらに洗練された実行エンジンを実現できるといいます。「eProad は XML を積極的に活用していますが、そのハンドリングでも LINQ が役立つはずです。リソースの使用量が少なくなりそうな点にも期待しています」
またバージョン 3 で .NET Framework 3.0 に対応した時点で、すでに WCF (Windows Communication Foundation) が採用されていますが、次のリリースでもその活用が予定されています。WCF は WS-Security を標準搭載しているなど、セキュリティ面での安心感が大きいからです。
eProud の開発では Visual Studio Team System (VSTS) も活用されており、VSTS 2008 にも大きな期待が寄せられています。アプリケーション品質や開発進捗を“見える化”しやすく、テストや負荷測定などのツールも充実しているからです。「eProadの活用を広げていくため、社内やパートナー様向けの教育も行っていますが、今後は VSTS 2008 の使い方も紹介していきたいと考えています」と富田氏。中尾氏も「これによって開発効率化をさらに推進できるはず」といいます。
eProad は最初のバージョンがリリースされてからまだ 2 年未満ですが、すでに約 500 ライセンスが出荷されています。2008 年の出荷目標は単年で 1000 ライセンス。eProad の勢いは、Visual Studio 2008 と .NET Framework 3.5 への対応で、今後さらに加速していくはずです。


eProad

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