Silverlight をインストールするには、ここをクリックします*
Japan変更|すべてのMicrosoft のサイト|サインイン
MSDN
|MSDN ライブラリ|デベロッパー センター|ダウンロード情報|開発ツール製品|コミュニティ|ご意見・ご要望|サイトマップ
MSDN Home  
MSDN Home > Windows Media > コンテンツ制作 > PowerPoint 2000 のプレゼンテーション ブロードキャスト

PowerPoint 2000 のプレゼンテーション ブロードキャスト

Brooks Cutter
Microsoft Windows Media Technologies

October 2000
日本語版最終更新日 2002 年 3 月 25 日

はじめに

Microsoft® Windows Media™ テクノロジーと統合された Microsoft PowerPoint® 2000 の機能、プレゼンテーション ブロードキャストを使用すると、イントラネットまたはインターネットでプレゼンテーションをリアルタイムでブロードキャストしたり、オンデマンド表示のためにプレゼンテーションを記録することができます。PowerPoint 2000 と Windows Media テクノロジーでどんなことが可能になるのかを理解するための最もよい方法は、実際にプレゼンテーションを見ることでしょう。

表示するには、Internet Explorer 4.0 以上などの Dynamic HTML をサポートするブラウザと、Windows Media Player Non-MSDN Online link が必要です。また、プレゼンテーションをストリーミングにて視聴するためには、28.8 Kbps 以上の速度のインターネット接続が必要です。

PowerPoint 2000 に関する詳細な情報は、Microsoft Office プロダクトサイトを参照してください。

PowerPoint 2000 でどんなことができるかを見ていただいたので、今度は、それをあなた自身で行うにはどうしたらよいのかを説明しましょう。

TopBack to top

必要システム

オーディオ: 現在のほとんどのPCは、Windows 上で問題なく動作するサウンド カードを搭載しています。最良の音質のためには良質のマイクが必要です。また、話をしながら歩き回る場合は、ワイヤレスマイクを検討してください。プレゼンテーションをブロードキャストするときには、少なくとも講演者の音声を入力するようにしてください。

ビデオ: 講演者のビデオを送信したい場合は、ビデオ カメラだけでなく、高速なプロセッサも必要です。リアルタイムでビデオを圧縮するには、Pentium III 700 MHz 以上の高速なプロセッサが必要です。プレゼンテーションの速度低下を避けるには、PowerPoint 2000 とは別のマシンを使用した方がよいかもしれません。カメラは、PCI ボード、PCMCIA カード、USB 接続を使用して PC に直接接続するか、パラレル ポートを通じて接続することができます。もう 1 つの方法としては、Windows Media テクノロジー によってサポートされるビデオ キャプチャ カード Non-MSDN Online linkを使用して、それを標準のアナログ ビデオ カメラに接続します。

講演者は PowerPoint 2000 とオーディオ/ビデオ を入力するためのハードウェアを用意する必要があるかもしれませんが、視聴するユーザーに必要なのは、Windows Media Player Non-MSDN Online link と Internet Explorer 4.0 以上など、Dynamic HTML 対応のブラウザだけです。この両方を講演者のマシンにもインストールしておくとよいでしょう。視聴者に対してどのように表示されるかを確認することができます。

TopBack to top

プレゼンテーションのブロードキャスト

オンライン プレゼンテーションを作成するには、まず、他のプレゼンテーションと同じように、PowerPoint でスライドを作成します。次に、[スライド ショー] メニューの [オンライン ブロードキャスト] オプションを使用して、プレゼンテーションの [セットアップとスケジュール] を行います。

Figure 1.0

図 1: [セットアップとスケジュール] メニュー項目

プレゼンテーションの [セットアップとスケジュール] を行うときには、ブロードキャスト スケジュール ウィザードが表示されます。オンライン ブロードキャストのセットアップに必要なすべての項目を順を追って選択することができます。

新しいブロードキャストをセットアップするには (または、あらかじめ記録したブロードキャストをサーバー上で実行するようにスケジュールしてある場合)、既存の設定を変更したり、使用する予定のプレゼンテーション ファイルを更新することができます。

Figure 2.0

図 2: ブロードキャスト スケジュール ウィザード

[OK]クリックすると、[新しいブロードキャストのスケジュール] ウィンドウが表示されます。このウィンドウには、[説明][ブロードキャスト設定] という 2 つのタブがあります。

[説明] の設定

[説明] タブを選択すると、プレゼンテーションが始まるまで視聴者に対して表示される情報を入力することができます。[新しいブロードキャストのスケジュール] ウィンドウに表示されるフィールドは、簡単なものばかりです。[タイトル] は、プレゼンテーションの題名であり短いものですが、[説明] は、より長い要約であり、1 文から数パラグラフまで入力することができます。発表者情報として、あなたの名前と電子メール アドレスを入力することができます。入力が終わったら、[ブロードキャスト設定] タブを選択します。

Figure 3.0

図 3: [新しいブロードキャストのスケジュール] ウィンドウの [説明] タブ

[ブロードキャスト設定]

最初のセクション、[オーディオとビデオ] では、プレゼンテーションに含めるメディアと送信元のマシンを指定します。オーディオを送信するには、サウンド カードとそれに接続されたマイクが必要なだけです。ビデオを送信するには、カメラを直接 PC に接続するか、ビデオ キャプチャ カードを通じて接続する必要があります (詳細については、「必要システム」を参照)。

ほとんどの場合、これらのデバイスはプレゼンテーションを行うマシンに接続しますが、別のマシンに接続する方法もあります。たとえば、大きなホールでプレゼンテーションを行う場合には、この方法を使用します。その場合、PC を部屋の後部に設置して、それにビデオ カメラとマイクを接続します。

もう 1 つの可能性として、高いデータレートでビデオを送信する場合、これがプレゼンテーションのスライドショーのパフォーマンスに影響を与えることがあります。このため、リモート マシンを事前設定する必要があるかもしれません。これについては、Office 2000 リソース キットに詳しい説明があります。

PowerPoint を使用すれば、1 台か 2 台のマシンでオンライン プレゼンテーションを容易に実行できます。

次のセクション、[ブロードキャスト中の参加者からのフィードバック] では、プレゼンテーション中またはプレゼンテーション後の参加者との通信方法を指定することができます。最も一般的な方法は電子メールなので、質問を受け付けたい場合は、[電子メールの宛先] ボックスをチェックして、あなたの電子メール アドレスを入力します。さらに入念なコミュニケーションのためには、Microsoft Exchange Chat Server など、IRC 互換のチャット サーバーをセットアップして、双方向の対話を可能にすることができます。この機能を使用するには、Office 2000 をインストールするときに有効にする必要があります。[チャットを使用する] が淡色表示になっている場合には、システム管理者に問い合わせてください。

3 番目のセクション、[録音] では、後でオンデマンド アクセスできるように、オーディオ/ビデオのデータとスライドショーの内容を記録するように PowerPoint に指示することができます。この場合、オンデマンドの Windows Media ファイルを保存するディレクトリ パスを指定する必要があります。

PowerPoint プレゼンテーションにノートを入力している場合は、ユーザーもこれらを表示できるようにすることができます。これは、Web サイト アドレスや追加の連絡先情報などの参照情報だけでなく、プレゼンテーション中に取り上げる話題を示すのに適した場所です。

最後に、オーディオ/ビデオ情報をネットワーク送信する方法を決める必要があります。[サーバー オプション] をクリックしてください。以下に、必要な設定を説明します。

Figure 4.0

図 4: [新しいブロードキャストのスケジュール] ウィンドウの [ブロードキャスト設定] タブ

TopBack to top

プレゼンテーションをサーバー上で実行するようにスケジュールする

[サーバー オプション] ウィンドウでは、PowerPoint がファイルを書き込む場所を選択して、オーディオ/ビデオをストリーム転送するサーバーの名前を指定します。最初のステップは、PowerPoint がプレゼンテーション用の Web ページを作成する共有ディレクトリ (あなた自身のマシンまたはサーバー上) として、[共有する場所の指定] を行います。ユーザーがプレゼンテーションを表示するときには、この共有の場所からすべてのページを取り出します。したがって、これらのファイルは、ハードディスク空き容量と参加者のアクセスに対して十分な容量を備えたサーバー上に置く方がよいでしょう。このパスはデータ ファイルに直接書き込まれるので、プレゼンテーションを最終的に保存する場所を指定してください。別の場所に移動する必要がある場合は、新しい場所を反映するようにファイルを編集することができますが、できれば、これは避けてください。

2 番目のステップは、[Windows Media Services サーバーの指定] です。3 つのオプションがあります。すなわち、Windows Media サーバーを使用しない、Windows Media サーバーを使用する、または、サービス全体を Windows Media Service プロバイダに外注します。(ダイアログボックス内のテキストは NetShow という用語を使用しています。NetShowはWindows Media テクノロジーの以前の名称です。)

サーバーを使用しない場合は、ユーザーは Windows Mediaエンコーダに直接接続します。エンコーダは、PowerPoint 2000 の組み込み機能であり、オーディオ/ビデオを直接ストリーム転送します。

これはブロードキャスト用のサーバーを構成する必要がないので簡単ですが、Windows Mediaエンコーダ7を使用している場合は、リアルタイムでプレゼンテーションを表示できるユーザーの数が最大でも 50 人に限られるだけでなく、プレゼンテーション マシンからのストリーミングはスライドショーやアニメーションの実行速度を低下させます。プレゼンテーションにビデオを含める場合には、Windows Mediaサーバーを使用した方がよいでしょう。キャプチャされるビデオの品質がユーザ数の影響を受けないからです。ユーザー数が 15 を超える場合は、ユーザーはこのタイプのサーバーからオーディオ/ビデオをストリーム受信する必要があります。

このサーバーを設置した場合は、ブロードキャスト公開ポイントを作成して、発表者のマシンから直接、または Windows Mediaエンコーダを実行しているシステムからオーディオ/ビデオをストリーミングするようにサーバーを構成する必要があります。

インターネットにプレゼンテーションをブロードキャストする場合、予想される負荷を処理できるだけの帯域幅やサーバーがない場合には、サードパーティの Windows Media Service プロバイダにコンテンツの配信を依頼します。プレゼンテーションのアウトソーシングの詳細については、資格を持った Windows Media Service プロバイダ Non-MSDN Online linkに問い合わせてください。

Figure 5.0

図 5: [サーバー オプション] ウィンドウ

[サーバー オプション] ウィンドウでの指定が終わったら、[OK]クリックして[新しいブロードキャストのスケジュール] ウィンドウで、もう一度 [OK]クリックします。PowerPoint は設定を検証して、適切なディレクトリが存在することを確認し、すべてが適切に動作していることを確認します。Windows Media サーバーを使用しない場合は、リアルタイムでプレゼンテーションを表示できるユーザーは 15 人までであることを忘れないでください。そして、Windows Media エンコーダを使用する場合は、実際のユーザーは50人までです。

プレゼンテーションのスケジュールの最後のステップ

最後のステップは、イベント情報を含んだ Microsoft Outlook® 2000 会議出席依頼を作成することです。PowerPoint は自動的にこれを作成します。プレゼンテーションの開始時刻と終了時刻などの詳細を入力する必要があります。Outlook 2000 がインストールされていない場合は、PowerPoint はあなたの既定の電子メール プログラムで、詳細を含んだ電子メールを作成します。Exchange 以外の電子メール プログラムでは、プレゼンテーションの開始時刻と終了時刻をスケジュールすることはできません。Microsoft Exchange をメッセージング システムとして使用していない場合は、Outlook 2000 をインストールして、SMTP を介して電子メールを送信するように構成するという方法もあります。この方法を使用すると、プレゼンテーションの日時をスケジュールすることができ、既存のメール システムに iCal 予定表要求を送信することもできます。

iCal は、システム間で予定表情報を交換するための汎用のインターネット予定表形式です。

Figure 6.0

図 6: Outlook 2000 会議出席依頼ウィンドウ

Outlook の会議出席依頼を送信すると、PowerPoint はプレゼンテーションが正常にスケジュールされたことを確認します。

Figure 7.0

図 7: ブロードキャスト確認メッセージ

スケジュールした時刻の前に、すべての準備を整え、技術的な問題がないことを確認するために、15〜30 分間の時間を見込んでください。プレゼンテーションの準備には約 5 分必要ですが、何か問題があった場合に備えて、余分な時間を見込んでおいた方がよいでしょう。

プレゼンテーションを行う部屋のコンピュータをセットアップしたら、下の図に示されているように、[オンライン ブロードキャスト] メニューから [ブロードキャストの開始] を選択します。

Figure 8.0

図 8: [ブロードキャストの開始] メニュー項目

[プレゼンテーションのブロードキャスト] ウィンドウが開いて、一連の簡単なテストを実行します。1 つのテストは、マイクからの入力をチェックして、音量を調整します。もう 1 つのテストは、ビデオ信号をチェックして、ブロードキャストされる画像を表示します (カメラの位置を発表者の正面に直すことができます)。最後のテストは、Windows Media エンコーダ への接続をチェックします。

Figure 9.0

図 9: [プレゼンテーションのブロードキャスト] ウィンドウ

マイク チェックの目的は、PowerPoint がマイクから音声を受信して、ピークに基づいて音量を調整できることを確認することです。プレゼンテーション中は、普通の声でマイクに向かって話してください。そして、話している間に、緑色のプログレス バーの長さが変わることを確認してください。

Figure 10

図 10: [マイクの確認] ウィンドウ

このコンピュータからビデオをブロードキャストする場合は、次に、[ビデオの確認] ウィンドウが表示されます。

このウィンドウには、参加者に送られる画像が表示されます。ここで使用した Winnov Videum など、キャプチャカードによっては、ビデオの明るさを変更したり、その他のオプションを変更することができます。ビデオの明るさ等を調整できるかどうかは、使用するキャプチャカードによって異なります。

最高の画質を得るには、発表者が話す場所が適切な明るさであることを確認してください。さもなければ、ビデオの色が薄暗くなり、画像が鮮明に表示されません。発表者の背景を無地にするというのもよい方法です (少なくとも、背景に動きがある場所は避けます)。こうすると、ソフトウェアは前景に焦点を合わせることができるので、結果としてフレーム レートが高くなります。

Figure 11

図 11: [ビデオの確認] ウィンドウ

表紙ページ

オーディオ/ビデオの確認が終わると、[プレゼンテーションのブロードキャスト] ウィンドウに戻ります。ここで、プレゼンテーションの開始時刻まで待ちます。リアルタイムでブロードキャストする場合には、プレゼンテーションの開始時刻が近づくと、参加者に対して表紙ページが表示されます。

表紙ページは、ユーザーがプレゼンテーションの開始を待つ間に、プレゼンテーションを説明し、プレゼンテーション開始時刻までの残り時間を刻々と示します。

自分でこのページを見たい場合は、このウィンドウの [表紙ページのプレビュー] ボタンをクリックします[参加者のメッセージ] を選択すると、1 行のメッセージを入力することによって、参加者とコミュニケートすることができます。プレゼンテーションの開始が遅れる場合には、これを使用する必要があるかもしれません。

Figure 12

図 12: プレゼンテーション ブロードキャストの表紙ページ

開始時刻です!

プレゼンテーションを開始する時間になると、ユーザーに対して図 13 のような画面が表示されますが、これは、[新しいブロードキャストのスケジュール] ウィンドウでの設定によって異なり、図のように、[電子メールでフィードバックを報告する] ボタンや [オンライン チャット] ボタンを含めることができます。

Figure 13

図 13: [オンライン ブロードキャスト] ウィンドウ

TopBack to top

まとめ

プレゼンテーションを ASF ファイルに記録するように PowerPoint を構成した場合は、プレゼンテーションが終わった後でプレゼンテーションを再生することができます。プレゼンテーションを表示するには、会議出席依頼または電子メールで送信した URL にアクセスするか、以前に割り当てたディレクトリの default.htm ファイルを開きます。

PowerPoint とプレゼンテーション ブロードキャストについて、さらに詳しくお知りになりたい場合は、Office 2000 リソース キットをご覧ください。これには、さらに高度な機能についての説明が含まれています。

ご覧いただいたように、PowerPoint 2000 のプレゼンテーション ブロードキャスト機能は、イントラネットまたはインターネットによるリアルタイムでのプレゼンテーションのブロードキャストや、オンデマンド アクセスのためのプレゼンテーションの記録を容易にします。

プレゼンテーション ブロードキャストには、次のような利点があります。

  • 出張旅費の削減
  • プレゼンテーションのオンデマンド再生による生産性の向上
  • 発表者の知識の保存

この機能は、初心者ユーザーでも簡単に使用できます。管理者がサーバー情報を事前設定しておけば、ご覧いただいたように、ユーザーは詳細を記入して、プレゼンテーションを開始するだけです。


Microsoft