Adobe Premiere 6.0 Windows Media Export 機能について
Microsoft Corporation
最終更新日 2001年12月3日
目次
はじめに
Windows Media Export 機能の使用方法
まとめ
この文書では、Adobe® Premiere® 6.0 の新機能である 「Windows Media Export」 について説明します。
Adobe® Premiere® 6.0 は、アドビシステムズ社の提供するパワフルなプロフェッショナルデジタルビデオ編集ツールです。 このアプリケーションに新しく追加されたWindows Media Export 機能を使用すれば、Adobe® Premiere® 6.0 で制作・編集したムービーを、簡単な手順でWindows Media 形式のストリーミングメディアに変換することができます。
Adobe® Premiere® 6.0 の詳細については、アドビシステムズ社のWebサイトをご参照ください:
http://www.adobe.co.jp/products/premiere/main.html
Windows Media Export 機能概要
Adobe® Premiere® 6.0 に新しく搭載されたWindows Media Export 機能により、Adobe® Premiere® 6.0 で制作・編集したムービーを、Windows Media Audio/Video CODEC を使用したWindows Media ファイルへ出力することができます。
Adobe® Premiere® 上から、Windows Mediaファイルのタイトルや説明などはもちろん、ビットレートや画面サイズ、品質などの詳細な設定が可能になっています。
またデフォルトでは、「Windows Media Export」 設定画面は英語で表示されていますが、マイクロソフト Web サイトから無償で入手できる 「Windows Media エンコーダ 7.1日本語版」 を別途導入していただければ、プロファイルの表示・設定画面が日本語になります。
最新の「Windows Media エンコーダ 7.1」を導入していただくことにより 最新のWindows Media CODEC 8 も利用可能になり、より圧縮率の高い、高品質なストリーミングメディアを作成することができます。
既にWindows Media エンコーダ7、または7.1を導入済のPCでは、既存のWindows Mediaエンコーダのプロファイル設定を Adobe® Premiere® 6.0 と共有できます。
Windows Media エンコーダ 7.1 サイト:
http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/WM7/encoder.aspx
Windows Media Export 機能使用手順
- Adobe® Premiere® 6.0 を起動し、変換したいプロジェクトを開きます。
- メニューから、[ファイル] - [タイムラインを書き出し] - [Advanced Windows Media] を選択します。

「Advanced Windows Media」選択画面
Advanced Windows Media ウィンドウが表示されます。

「Windows Media Export Plug-in for Adobe Premiere」画面
- 右側の [Properties] 欄で、Title, Author, Copyright, Description, Rating などのファイル情報を入力します。(必須ではありません)
- 右下の [Destination] 欄で、変換先のファイル名を指定します。(必須)
- 左側の [Profiles] 欄で、プロファイルを選択します。プロファイルでは、ストリーミングメディアのビットレート、CODEC、画面サイズ、品質などを指定しています。
あらかじめ一般的な環境に合わせたプロファイルが用意されていますので、下に表示される[Description] 欄、[Details] 欄の情報をもとに、要件に合うものを選択してください。
また要件に合わせて、新しいプロファイルを作成したり、既存のプロファイルをコピーして変更することができます。既存のプロファイルの詳細内容を表示・変更することもできます。
このサンプル画像では日本語で表示されていますが、Windows Media エンコーダ 7.1を導入せずに Adobe® Premiere® 6.0 及び Windows Media Export 機能を使用する場合には英語表記となります。
- 既存のプロファイルの内容を変更するには、そのプロファイル名を選択して [Edit…] ボタンを押してください。プロファイルをコピー・追加・削除するには、左下の [Custom...] ボタンをクリックしてください。
[Edit…] または [Custom…] 画面の詳細については、次の章のWindows Media エンコーダプロファイル管理方法を参照してください。
- 設定が完了したら、[OK] ボタンをクリックします。
Windows Media エンコーダ プロファイル管理方法
- Adobe® Premiere® 6.0 の [Profiles] 欄から開くことができる、Windows Media エンコーダの「プロファイルの管理」ウィンドウで、プロファイルの作成・コピー・削除が可能です。
Windows Media エンコーダ 7 または7.1 を導入していない場合には、英語表記となります。
またこのプロファイルは、Windows Media エンコーダと共用することができます。
Windows Media エンコーダの導入は必須ではありませんが、日本語の最新版を導入することにより、画面表記を日本語にし、最新のWindows Media CODEC や、より最適化された組み込みプロファイルを利用することができます。
Windows Media エンコーダ7.1サイト: http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/WM7/encoder.aspx
目的に合わせて、[新規作成]または[編集]をクリックしてください。編集対象のプロファイルがシステムプロファイルの場合には、変更することはできませんので、[コピー]したものを[編集]してください。

「プロファイルの管理」画面
- プロファイルの新規作成・または編集を選択した場合は、[一般情報]画面に進みます。
「一般情報」画面
プロファイルの名前を入力または変更し、ソースとしてオーディオ、ビデオを選択してください。説明欄には任意の説明文を入力できます。入力が完了したら、[次へ]ボタンをクリックします。
- [配信対象の選択]画面が表示されます。
「配信対象の選択」画面
ストリーミングメディアのビットレートを選択してください。実際のビットレートは、[メディアビットレート]欄、及び[実効ビットレート]欄を参照してください。
この配信対象の名前及びビットレートも、新規に作成したり編集したりすることができます。[新規作成] ボタンをクリックして新規に作成するか、既存の配信対象を選択して [編集] ボタンをクリックして既存の設定を変更してください。
「新しい配信対象」画面
また、いくつかのビットレートでメディアを作成し(マルチビットレート)、配信対象の通信速度に合わせて配信する、「インテリジェントストリーミング」という機能もあります。この機能の詳細については、次のサイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/windowsmedia/deployment/IntStreaming.aspx
- 次に[ストリームの共通設定]画面が表示されます。
「ストリームの共通設定」画面
オーディオ及びビデオのCODECと、オーディオの形式、ビデオの画面サイズを指定してください。
・CODECの概要については、次のサイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/windowsmedia/production/codecs.aspx
・最新のWindows Media Audio/Video 8 CODECについては次のサイトをご参照ください。
http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/WM8/default.aspx
オーディオの形式では、目的のビットレートに合わせてオーディオ用帯域幅を選択してください。全体の帯域幅からオーディオ用帯域幅を引いた数字がビデオ用帯域幅となります。
ビデオサイズでは、ビデオ用帯域幅内で品質、動き、画面サイズのバランスがとれるようなビデオのサイズを設定します。この数値も目的に合わせて細かく編集することができます。
[詳細設定] ボタンをクリックすると、バッファサイズをカスタマイズすることができます。
「ビデオの詳細設定」画面
バッファサイズを大きくすることによってクオリティをあげることができますが、その分再生時に再生を開始するまでの時間が長くなります。
- [各ビデオストリームの設定]画面
「各ビデオストリームの設定」画面
この画面で、フレームレート、キーフレームの間隔、及び品質を設定します。
マルチビットレートの設定にしている場合は、下のタブがビットレートごとに表示されますので、タブごとに個別に設定します。
[フレームレート]、[キーフレームの間隔]は、元のムービーの設定と目的の帯域幅に合わせて最適な数値を入力します。
[画像の品質]では、数値が高いほうがより鮮明な画像になりますが、その分帯域幅を多く消費するため、帯域幅が十分で無い場合にフレームのコマ落ちが発生します。フレーム数、画質。帯域幅のバランスがとれるように設定してください。
- [プロファイル設定の確認]画面で設定内容を確認し、[完了]ボタンをクリックし終了します。
「プロファイル設定の確認」画面
プロファイルの各設定内容については、次のサイトを参照してください。
- http://www.microsoft.com/japan/msdn/windowsmedia/production/enclfc.aspx
Adobe® Premiere® 6.0 のWindows Media Export 機能を使えば、ムービーのキャプチャ・編集からストリーミングメディアの変換までの作業を簡単に行うことができます。
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