Microsoft Business Intelligence 製品戦略の変更について
公開日 :2009 年 2 月 10 日
マイクロソフトは Microsoft Business Intelligence に関するロードマップの変更を発表しました。BI (Business Intelligence) 分野における当社の戦略は、Microsoft Office SharePoint Server や Microsoft Office Excel などの広範に利用されているツール、ならびに拡張性に富んだ Microsoft SQL Server BI プラットフォームを通じて、組織内のあらゆる人に BI 機能をご利用いただくようにすることにあります。当社は今回、お客様から寄せられた声に基づき、Microsoft Office PerformancePoint Server が装備するスコアカード機能、ダッシュボード機能、ならびに分析機能を、新たに “PerformancePoint Services for SharePoint” として Office SharePoint Server Enterprise に統合しいたします。これによりお客様は、これらの機能をより低い TCO で、組織全体でご利用いただけるようになります。
当社は 2009 年の中盤に、現行プランニング機能へのアップデートを含めた PerformancePoint Server 2007 SP3 (サービスパック 3) をリリースする予定ですが、その後は、単独製品としての PerformancePoint Server に対しては新たな投資を行わないものとご理解下さい。ただし、現在このプランニング機能を利用されているお客様へのサポートについては、今後も優先課題として継続していく方針です。今回の変更により、お客様は SharePoint Server、SQL Server ならびに現在市場で最も広範に利用されている分析とプランニングのためのツールである Excel といった製品への既存投資のもとで、完全な BI ソリューションを展開することが可能となります。
今回のお知らせに関する Q&A:
- PerformancePoint Server は今後どうなるのですか?
- 現在から SharePoint の次期バージョンが出るまでの間はどうすれば良いのですか? BI 環境への広範な展開をめざして、現行の PerformancePoint が提供する機能を入手するにはどうすれば良いのですか?
- PerformancePoint Server のプランニング機能を利用しているお客様に対するサポートは、どうなりますか?
- ProClarity はどうなりますか?
- 既存の展開環境を拡大する目的で、PerformancePoint Server のライセンスを今後さらに購入することは可能ですか?
2009年 4月 1日より、PerformancePoint Server 2007 はマイクロソフトの製品価格リストにおける独立項目としては扱われなくなりますが、その後は、ソフトウェア アシュアランス契約のもと SharePoint Server 2007 Enterprise ライセンスをご購入いただくことで、PerformancePoint を入手いただけます。将来的にはモニタリング機能や分析機能が SharePoint Server の次期リリースに含まれ、SharePoint Server Enterprise をご購入のお客様に提供する予定です。PerformancePoint Server SP3 の権利をお持ちのお客様は、2009年の中頃に、SP3 をダウンロード入手いただけます。パフォーマンス マネジメント機能は BI に欠かせぬコンポーネントであることから、マイクロソフトは将来の製品リリースにおいても、この分野のマーケティングや研究開発への投資を継続する方針です。
本発表が行われた後は、ソフトウェア アシュアランス契約のもとで SharePoint Server 2007 Enterprise を契約したお客様だけが、新規に PerformancePoint Server のライセンスを入手することが可能となります。なお、PerformancePoint のプランニング機能を利用するための前提として SQL Server Enterprise Edition が必要であることに変わりはありません。結果として今後は、SQL Server、SharePoint Server ならびに Excel をご利用いただくだけで、組織全体で BI を利用できるようになります。
今回の移行にあたっては、お客様への配慮を第一に考えることが当社の方針です。当社は、2009年の中盤にリリース予定の PerformancePoint Server 2007 SP3 を通じてプランニング機能の改善をはかり、お客様のプランニング プロジェクトで十分に活用できるような機能や機構の提供を進めます。また当社の現行サポート ポリシーに従って、PerformancePoint をご利用のすべてのお客様へのサポートが継続されます。このポリシーの詳細に関しては以下のサイトをご参照下さい。
http://support.microsoft.com/lifecycle/?LN=ja&p1=12922&x=12&y=15
ProClarity Analytics Server は PerformancePoint Server 2007 の一部であり、現行 PerformancePoint Server 2007 として扱われます。ただし、ProClarity Desktop Professional は別の製品であり、ソフトウェア アシュアランス契約の有無にかかわらず PerformancePoint のライセンスとは無関係です。ProClarity の中核機能は、今後のリリースで SharePoint と Excel に移行します。
PerformancePoint Server 2007 CAL を追加する必要がある場合、単独製品として購入することはできませんが、ソフトウェア アシュアランスのもとで SharePoint Server 2007 Enterprise CAL をご購入いただくことにより、PerformancePoint Server 2007 CAL として契約いただけます。
